TG-WEBは難しい?テストの問題傾向・対策・注意点を解説!
TG-WEBは、大手企業を中心に採用する企業も多くなってきた適性検査ですが、馴染みのある適性検査との違いや、その対策法は知らない方も多いはずです。
今回はTG-WEBの特徴から対策法まで、幅広くお伝え致します。
■まとめ
TG-WEBとは人材マネジメント事業を行う、ヒューマネージ社が提供する適性検査のことです。
能力に関するテストと、性格に関するテストの内容になりますが、能力テストに関しては「新型」「従来型」の2種類の提供がされています。
この後詳しく紹介して参りますが、「新型」と「従来型」とでは特性が大きく違い、対策も必要になりますので、ご自身が志望する企業がどちらの方式を採用しているかは、とても大切なポイントです。
全体の特徴としては、SPIなどの一般的な適性検査に比べ難解なのが特徴です。最近では外資系や大手企業でも導入する企業が増えており、就活や転職の際には、チェックしておくべき内容となっています。
テストを受ける場所や方法には、3種類の形式があります。
「筆記テスト」「WEBテスト」「テストセンター」の3つです。
それぞれ事前に企業が指定し、そのパターンを踏まえて受験します。
最近では、エントリー後に自宅で受けられるWEBテストを採用している企業もありますが、近年では替え玉の受験やテストを代行する業者の存在も知られる様になり、テストセンターでの受験も増えつつある状況です。
WEBテストの案内があった際に、TG-WEBであるかの判断としては、指定のURLに「assessment.c-personal.com」か「assessment.e-gitest.com」の文字が確認できれば、TG-WEBであると言えます。
TG-WEBで出題される項目は全部で4つです。
「言語」「計数」「英語」「性格」です。
他の適性検査も言語、非言語、性格診断ですので、項目としては、それに英語が入ったイメージです。
それぞれの企業によって構成されている項目も変わりますが、通常の適性検査とは違う設問で、より難解な設問も多いので、事前の準備が大切と言えます。
- 新型はスピードが必要
- 従来型は事前準備が必須
- 企業は従来型採用がトレンド
新型は内容は従来型に比べて難しくないですが、設問が多くなっているのが特徴です。
カテゴリー別では、「言語」の34の設問を10分弱の時間内に解答する事が必要で、「計算」のカテゴリーでは、同じく10分弱で38の設問の解答が必要です。
ポイントとしては、多くの設問にテンポよく答え、得点を稼ぐ必要があります。難しい設問は後回しにして、得意な問題から解いていくなど、取り組む流れや、順番も考慮して進めていく事がおススメです。
他のSPI等の設問とは違う視点で、より難解な設問が多いのが従来型の特徴です。
設問自体は「言語」カテゴリーで、1問1分程度、「計算」では1問2分程度の時間が配分されていますので、少ない設問を確実に解く事が必要となります。
しかし、この従来型は志望者を絞り込む為のテストとも言われ、応用問題の多さや、珍しい観点からの設問もある為、事前準備なしでは通過する事が難しいと言われています。しかし、逆に事前準備やパターンを習得していれば、その内容にあてはめる事で比較的スムーズに解くことが出来るのも大きな特徴です。
実際は新型を採用している企業は少なく、大手企業を中心に従来型を使用するケースが多くなっています。
事前学習が必要と言われる従来型を採用する事で、志望の熱意や能力により絞り込みを出来る事が従来型採用企業の考えだと推測できます。
志望する企業がどちらを採用しているかによって、対策方法や事前準備の期間なども変わってきますので、注意が必要です。
- 過去問題や参考書でパターン慣れる
- アプリやWEBテストで慣れる
- 企業の出題傾向を知る
TG-WEBは、他の適性検査等と違うパターンの設問や視点の異なった問いが特徴です。
また、従来型の場合は特にその傾向が強い上、難易度も高い設問が多く出題される傾向にありますので、とにかく問題に触れて、傾向やパターンを知る事が一番おススメです。
過去問題や参考書を解くに当たってお勧めなのが、解答や解説を見ながら、まずはパターンを知る方法です。全ての設問を解説から読む事で、解答へのアプローチや必要となる考え方を知ることが出来ます。
他の適性検査等でも有効な勉強法ですが、アプリやWEBを利用しての勉強もおススメです。
無料のアプリやWEBの過去問題集等を活用すれば、費用もさほど掛らないのもメリットです。
一番のメリットは移動時間や隙間時間を活用し、対策できる事ではないでしょうか。
他の企業へ面接へ行く際の移動時間なども、冷静に見てみるとかなりの時間を費やしています。
そういった隙間時間を少しでも活用する事で、得点も上げる事ができるでしょう。
TG-WEBはその企業毎に、出題項目の内容や得点の比重が違います。
単純に数字に関わる業務の場合は「計数」の項目が多くなっている場合もあります。
ですので、志望する企業の出題傾向やどこに比重を置いているかを事前に知る事は、突破の近道と言えるでしょう。まずはこの傾向と、自分の強み・弱みを見比べて対策をしていく事が、効率的に対策していくおススメの方法です。
- SPIの応用など難解な設問ばかり出題される
- 設問が多く制限時間がある
- テストセンターで受ける場合は電卓は利用不可
前出の通りですが、特に「従来型」の場合は設問が難解である為、事前の学習が必要です。
また、「新型」に関しても一般的なSPIなどの応用問題も多く、パターンを知る為にも、事前学習しておく方が安心です。
出題傾向が独特なものが多い為、パターンや考え方をしっかり習得する事で、難解とは言え突破する事ができるでしょう。
こちらは特に「新型」に見られる特徴ですが、設問の数に対して、設けられている時間が少ないので解答のスピードも必要になります。
ですので、過去問題等で出題傾向やパターンを習得した後は、自身で時間設定し、本番同様の環境で取り組むことも練習になるでしょう。
スピードに囚われて誤って解答したり、思考できなくなる場合もありますので、こちらも事前学習が必須と言えるでしょう。
TG-WEBは、自宅で受ける場合も企業の指定でありますが、企業やセンター内での受験を指定される場合もあります。
その際は自宅受験と違い電卓が使用できません。
折角準備してきていても、計算でつまづいてしまう場合もありますので、事前にその企業の受験方法を確認しておくか、前もって計算の練習をしておくと安心です。
難解な上、事前準備もした方が良いとなると、少し意欲が下がる方もいるのではないでしょうか?実はそれこそがTG-WEB導入企業の狙いでもあると考えます。
事前の準備をしっかり出来る程の入社の熱意があれば、企業としても是非受入れたいと感じるはずです。
入社の為に乗り越える事が必要となるハードルですが、TG-WEBを受験するにあたって身につけた思考力は、入社後もしっかり使えるものにもなるはずです。
一歩でも志望の企業に近づくよう、今回の内容も参考に、努力してみて下さいね。
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