就職に有利な資格5つを紹介!MOSやTOEIC、日商簿記は就活に有利?
就活を控える学生で「資格」を取ろうと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、就活に有利になる資格について解説します。さらに2020年以降、需要が増えるであろう資格についても解説しました。
ネット上では、資格は「意味がない」「役立たない」という意見も存在します。
確かに、就活時点で、資格を重視しない企業も一定数存在はするでしょう。
しかし、就活の際に資格を持っている学生を評価する企業が存在することも確かです。
では、資格を取った学生は、どのような点で評価されているのでしょうか?
本来、大学は必須の単位さえとっていれば卒業はできますが、そのような環境の中で資格を取ったということは、自ら積極的に学習をする意欲があるということを証明します。
社会人になると、人から言われた事をこなすだけでは無く、自ら課題を設定し自主的に学習に取り組む姿勢が求められるので、資格取得に対する学習姿勢を評価する人事担当者は少なくありません。
実は資格を取ろうとする学生は非常に多いのです。
ところが大半の学生は周りに流されて遊んでしまい結局、資格勉強を続けることができず頓挫してしいます。
その一方で、資格を取得した学生は、周りに流されることなく、勉強計画を立てて実行し、受験申込などの手配をした上で、試験本番に成果を出し切っているということが証明されるのです。
そのような、「意志をもってやり抜く力」はどのような企業においても評価が高いポイントになります。
業界によっては、特定の資格を持っている事によって、報奨金を支給したり、昇給を約束したりする企業も存在します。
報奨金を用意するhodo、資格が業務において重視される企業もあるということです。業界においては、資格を持っていることでお客様の信用を得ることができたり、知識を活かして業務の成果に繋がることがあります。
そのため、就職後、即戦力としてすぐに活躍したいという学生は、学生のうちに取得をしておくと効率が良いでしょう。
✔《学習への姿勢》を評価される
✔《業務遂行能力》が評価される
✔《就職後の即戦力》として期待される
【全業界・共通】就活で評価が高い資格3選!
さて、それでは、ここから具体的に「どの資格」が就活に有利か?を解説します。
どの業界でも汎用的に活かすことができる3つの資格を紹介します。ここで紹介する3つの資格については、いずれか取得しておいて損はないでしょう。
まずはじめにご紹介するのは、学生の皆様ならご存知のTOEICです。
TOEICの点数は、就活の際に多くの企業でチェックされます。
就活で有利になる点数は600点以上からでしょう。
逆にいうと600点未満では、履歴書に書いても逆効果になります。
さらに業界によっては、平均値が高く、大手総合商社などでは800点以上が内定平均となります。
そして最も内定基準が高い外資系投資銀行などでは900点を超えてやっと内定基準を満たすような業界も存在します。
これらの企業を受けるのであれば、TOEICの点数が内定基準を満たすことが大前提となります。
日系企業を含め、TOEICを重視する企業は増加傾向にありますので、就活前に慌てることのないように、余裕を持って対策をするようにしておきましょう。
次に企業から評価されるのが「日商簿記」です。
3級は経理処理などの商業簿記が中心になりますので、経理や総務などの部署を目指す方には有利になるでしょう。
そして、2級以上になると、「財務諸表」を扱うようになります。
財務諸表とは、企業の財務状況を表すもので、企業の業績が現れる「通知表」のようなものです。
企業においては、2級以上の財務諸表を扱える社員は重宝されます。
財務担当のみならず、営業職やマーケティング職などでも、財務的な観点で企業の分析ができる人材は希少だからです。
また、財務諸表を通じて企業分析ができるということは、就活時の「企業選定」においても役立ちます。
財務諸表が読めると、企業の過去から現在における業績の変化が手に取るように理解できます。
資格選びで迷ったら、「日商簿記」が間違いないでしょう。
3位は、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。
Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの計5科目からなる資格です。
特に「Word」、「Excel」、「PowerPoint」の3つの操作能力は、どの企業に入社しても必ず使うでしょう。
ですから学生のうちからMOSを取得しているということは就活時に少なからず有利になります。
通常は社会人1~2年の期間に、このツールをいかに早く正確に操作できるかを鍛えます。
しかし、これらのツール操作に時間をとられていると、肝心な内容や構成の企画や、分析などと言った「思考」に時間を割くことができないため、成果を出すのが出遅れてしまいます。
逆に言うと、ツールの操作を習熟している社員は、思考に割く時間が増えるためアウトプットの質が向上します。そのような若手社員は、上司からも一目を置かれ、周囲よりも高次限な業務を任せてもらえるはずです。
ですから、学生時代にこれらのツール操作をマスターしておくことは、入社後の活躍にも大きなアドバンテージになるでしょう。
✔1位:TOEIC →600点以上を狙おう
✔2位:日商簿記 →2級以上を狙おう
✔3位:MOS →即戦力として役立つ
さて、就活に役立つ資格をご紹介しましたが、正直資格をとっている時間も余裕もない!とにかく内定が欲しい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方には、内定獲得に必須の業界研究とビジネススキルを身に着けながら、内定に直結する「インターンシップ」を紹介してくれるJobSpringを活用しましょう!
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ここまで、どの業界の就活でも汎用的に役に立つ資格について解説してきました。
以下では、今後需要が増えるであろう資格について解説していきます。
せっかく取得したのに役に立たない資格だったら悲しいですよね。
2020年以降も需要が増え、就活の際にも役に立つであろう資格を3つ選びました。
Web関連業界ではITの活用がされているものの、ITが介入できていない領域はまだまだあり、IT業界は今後も市場拡大が見込まれています。
そんな中、「ITパスポート」は、ITに関する幅広い知識を正しく理解していることを証明するもので、アナログ業務をITで代替し、経営機能やマーケティングを効率化することを目的とした資格です。
ITを通じて、企業のコストを削減し、さらに売上を伸ばしていくことに貢献できるということは、非常にやりがいがありますよね。
今後も成長が見込まれるIT業界で武器にできる資格として、学生のうちに取得しておくのは得策だと言えるでしょう。
Harvard Business Reviewの2012年10月号で「21世紀で最もセクシーな職業」であると評された「データサイエンティスト」
身の回りの様々なモノがインターネットに繋がり、デジタルに取得できるデータの量は加速度的に増加しています。そこでデータサイエンティストの需要が高まっているのです。
データサイエンティストに必要な素養としては、「データ分析に必要な統計学」「消費者心理学や行動経済学」「マーケティング全般の知識」など幅広い知識が必要とされるのですが、その基礎となるのはやはり「統計学」です。
データサイエンティストの「統計学」の基礎力を養成し、その力を測定する検定が「統計検定」となります。
他にも、関連する資格はあるのですが、データサイエンティストを目指す学生が、入門として取得する資格として「統計検定」がおすすめです。
参考:一般財団法人 統計質保証推進協会「統計検定」今後需要が高まる資格の3つ目は、ファイナンシャルプランナーです。お金に関する知識を元に、お客様の人生設計を「お金」を軸にプランニングすることができる資格ですよね。ファイナンシャルプランナーの需要が高まるというのは、意外でしたか?
実は、このファイナンシャルプランナーの需要は今後急激に増えていくと予測されています。
それは、現代社会において、情報の量が膨大に増えていくなかで、どの様にライフプランを設計すればいいか分からない人が増えているからです。インターネット上の情報は日々増え続けていて、総務省で公表されている情報でも、2015年から2020年にかけて、インターネットの情報が、年平均成長率 22%で増加し続けることが予想されています。
情報が反乱する時代だからこそ、人生において、何を選べば良いのか分からなくなってしまいますよね。だからこそ、「お金」という軸で、人生の道標を指し示してくれるファイナンシャルプランナーの需要は今後高まると言われているのでしょう。
尚、ファイナンシャルプランナーとして一目置かれるのは2級以上となります。
2級以上であれば、銀行、証券、保険などの業界を問わず資産運用に関してプロフェッショナルとして認めてもらうことができます。
就職後に即戦力として活躍できるファイナンシャルプランナーを目指すなら、ぜひ2級以上を目指してみてはいかがでしょう。
✔「ITパスポート」→ITを武器にして業界を無双する
✔「統計検定」→データサイエンティストの入門資格
✔「ファイナンシャルプランナー」→今後の需要増で市場価値UP
いかがでしたでしょうか?この記事では、汎用的に就活に役に立つ資格として「TOEIC」「日商簿記」「MOS」を上げました。
一般的な総合職を目指す就活生はこれらの資格をもっていることで有利になります。
さらに、今後のトレンドとして、2020年以降も需要が伸びるであろう資格として「ファイナンシャルプランナー」「ITパスポート」「統計基礎」を上げました。
これらを参考にしてご自身で関心のある資格について勉強してみてはいかがでしょう。
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