テストセンターとは、SPI試験を受けるための会場のことです。

リクルート社が作成しているSPIという適性検査を、ネット環境が整った会場で受けれるというものです。

テストセンター会場は、全国の主要会場7都市（東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡）に常設されています。

新卒採用が行われる時期（3月～6月あたり）は、主要会場以外にも全国47都道府県に臨時会場が設けられるそうです。

テストセンターで受検する以外のSPI受検方法をご紹介します。

ペーパーテストは、マークシートに回答していく方式です。

この方式の場合、受検者が企業に行って受検することがほとんどです。

試験開始時間の前になると問題冊子が配布されますが、テストセンターと違い受検者は全員同じ問題冊子が配布されます。

周囲の解答速度が早ければ、焦るかもしれません。

そうならないためにも、問題集を何度も解いたり、ネットに上がっている模擬テストを受けてみましょう。

WEBテスティングとは、自宅のPCから受検する方式です。

指定期間内であれば、いつでも受検することが可能です。

また、周囲にライバルもいないため、自分のペースで受けることが出来るでしょう。

1つ前の問題の解答の正誤で、次の問題の難易度が変わる仕組みとなっています。

テストセンターならではの特徴となっており、ペーパーテストとは異なります。

周りの受検者と同じ問題を解いているわけではないため、周囲の問題を解くスピードを気にしないようにしましょう。

テストセンターのメリットの1つに、時間が表示されるというポイントが挙げられます。

1問1問、問題を解く時間配分をしっかりと行うことが出来ます。

テストセンターで受検した結果は、他の企業にも使い回しすることが出来ます。

使い回すことが出来る期間は、1年間です。

結果を使い回すことで、受験者がまた会場に訪れる必要が無くなります。

しかし、得点は受験者に通知されません。

企業によって合格ラインとなる点数が違うため、結果の使い回すのかどうかは慎重に見極める必要が出てきます。

テストセンターで受検出来る人は、企業から指定された受検者のみです。

インターンや就活の際に、企業のマイページにログインすると、受検期間と受検方法が掲載されています。

その案内に従い、SPIテストセンターの申し込みページにアクセスしましょう。

そして、自分の都合が合う日時と場所を選択します。

予約が完了すると、IDを取得することができます。

このIDは、テストセンターで受検する際に必要となります。

性格検査は、ご自身のスマートフォンまたは自宅のPCで受けることが出来ます。

テストセンターで適性検査を受検する前に、あらかじめ受けておきましょう。

性格検査は、30分程度必要です。

当日に必要な持ち物は、以下の通りです。

受検票を印刷出来ない方は、

「テストセンターID」、「カナ氏名」、「検査名」、「会場名」、「日程」、「ターム」をA4サイズの紙（※）にメモしてお持ちください。

また、受験料や筆記用具などは必要ありません。

服装は自由となっています。

この記事では、テストセンターについて解説しました。

テストセンターの方式・特徴についてご理解頂けたかと思います。

テストセンターで受検する際は、しっかりと対策を取っておく必要があります。

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