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更新日 2020.11.10

インターンシップと職場体験の違いは?職場体験のメリットと注意点とは

今や中学生や高校生も経験する「職業体験」。職業体験とインターンシップとの違いや各々のメリットなどを解説します。早期の職業体験によって、業界や自分の適性を知ることで、キャリア選択や就活などに活かすことも可能です。今回はそんな業務を受けてくれそうな方を募集します。

職場体験とインターンシップの違い

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職業体験とよく比べられることが多いのが、インターンシップという制度です。

インターンシップについて簡単に説明すると、「希望する仕事の業務を短期的、あるいは長期的に行うことで仕事についての理解を深め就活の参考にする」というもので、大学生を中心に企業側から募集がかけられます。

職業体験とインターンシップで違う点として、行う仕事には責任が伴わないものが多いことが挙げられます。

インターンシップの場合、1dayインターン(1日だけインターンを行う制度)ではなく長期インターンであれば、責任が伴う仕事を任せられることがあります。

企業から任される仕事というと、大切な書類を整理することや様々な商談などを執り行うことなどです。

それらは企業の業績にも直結するため責任が伴います。

ですが職業体験というのは、文字通り仕事について軽く体験するのが主な目的です。

業績に影響しないような雑務や簡単な仕事ばかりなので、働くというよりかはちょっとしたイベント感覚で参加する方も少なくありません。

通常インターンというのは、責任が伴う仕事も任される分高校生以上、つまり成人済みの若者を中心に募集がかけられます。

そのため「インターンは中高生では参加することができない」ということが言えます。

ですが、職業体験という名目で募集をかけている場合、企業にも寄りますが中高生などの学生でも参加できる場合がほとんどです。

場合によっては、小さな子供からでも参加を受け付けていることもあるでしょう。

インターンだと業務を体験したいと思っても応募できない可能性があるため、職業体験を通じて中学生や高校生でも職業に触れられます。

インターンシップと違って職業体験にしかない要素も存在しますが、インターシップにしか存在しない要素もあります。

それは、報酬が発生するという点です。

短期インターンシップであれば報酬は発生しませんが、長期インターンシップの場合はアルバイトと同様にお給料が発生します。

つまり、職業を経験しながらお金を稼ぐことが可能です。

ですがただ体験するだけだと、実際に企業の業績に関わるような仕事をすることはないため、お給料や何かしらの報酬が発生することはほとんどありません。

「仕事を経験すること」が主な目的であって、直接的に利益を求めるための企画ではないからです。

そのため業務を経験したことで知識や理解を得られることを報酬と呼ぶこともできますが、お給料をもらうことはできないので学びたいものを決めてから参加を希望する方が良いでしょう。

インターンシップと言えば春夏秋冬それぞれの時季によって様々な企業から募集がかけられ、それに合わせて就活に生かそうと多くの方が応募します。

企業にとって常に新しい人材を迎えることはメリットの大きいことなので、様々な企業がインターンを募集することで参加者に優秀な人材がいるかどうかなどの評価を行います。

短期インターンシップでもそうですが、長期インターンシップであればそのまま就職する場合も少なくありません。

ですが、職業体験の場合だと募集している企業が多くないのです。

理由としては簡単で、そのようなものを企画するためにはコストがかかります。

慈善団体や協力的な企業であれば良いですが、そのようなコストを重く見る企業、もしくは簡単な業務が存在しないような上場企業などから募集がかけられることはありません。

そのため、必然的に募集件数が少なくなってしまいます。

インターンシップというのは、短期インターンであっても聞く姿勢や業務姿勢、リーダーシップや対応力といった様々な要素を評価されるものです。

そのため、優秀な人材だと判断されれば企業からスカウトされることもあります。

つまり、職業を経験するだけといったところから一気に就職まで至る可能性もあるということです。

ですが、職業体験ではそのようなことはありません。

あくまで体験するだけですので、そもそも人材として評価されるということはないでしょう。

どちらであっても、その業界や職業について知ることができる機会という点は変わりません。

資料を調べたりインターネットを利用して情報収集したりするだけでは、どうしても企業の内実や業務を行う感覚までわかることができないこともあります。

より詳しく知るためには実際に経験してみることが一番なので、どちらも積極的に応募するのが良いでしょう。

就職に繋がることはなくても、就活の際にアピールできる点になることもあります。

「言うことがなくて困る」という方も少なくありませんが、職業体験やインターンを通じて得たことを話せば、印象的なアピールを行うこともできるのではなないでしょうか。

POINT

・イベント感覚で参加することができます

・高校生や中学生でも参加することができます

・業界や職業について見をもって知ることができます

職場体験をするメリット

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従来の就活は、応募したい企業を探してひたすらトライを繰り返すというやり方が主でした。

一方、昨今の就活では、職場体験を経た上でトライするという流れがよく見られるようになっています。

職場体験は必須というわけでもありませんので、不要に感じる場合は経験をせずとも問題ないです。

しかし就活生にとって意義のある時間になることもあり、後に繋がる大事な経験になることもあるのです。

その経験があったことで良い就活ができたというケースも少なくありません。

これからの仕事探しの際にも、メリットに着目して経験してみるのが良いかもしれません。

今後の方向性に関するヴィジョンを明確に持っている人がいる一方、まだ将来のことはよく分からないという人もいるはずです。

後者の人からすると、将来に漠然とした不安が生まれますので、自分はこれからどうなるのだろうと気になるものではないでしょうか。

そのような人にこそ職場体験はおすすめと言えます。

実際に現場を経験してみることで、仕事への理解を深めていけるはずです。

将来のことが分からないのは、職業に対する理解が進んでいないからの場合もありますが、その仕事のことを知れば方向性を定めるきっかけになることもあるでしょう。

色々な職場を経験してみることで、自分のやりたいことも発見しやすくなるはずです。

学生は学業と並行しながら就職のことについて考えていかなければいけません。

早い人ですと早期のタイミングから就活に向けての準備を行っています。

しかし一方ではなかなか就活モードに入れないという学生もいるのです。

ズルズルと就活が遅れてしまうとハンデになり得ますので、気持ちを作れるよう刺激を与えてあげる必要もあります。

そこで有効なのが職場体験を利用することです。

実際に職業や仕事に触れることで、働くことへの意識を持ちやすくなるはずです。

働く自分をイメージできるようになれば就活への意欲が高まる上、どんな働き方をしたいのかというヴィジョンも持ちやすくなるでしょう。

職場体験は就活の成功率をアップさせるという意味でも経験する価値があります。

よく新卒の内の3割程度は早々に仕事を辞めてしまうと言われていますが、それは就活が上手くできていなかったのが理由になっていることが多いです。

安定して働ける職業に就けた方が嬉しいものですが、そのためにも職場体験が役立ちます。

就活にあたって行う必要があるのが業界研究です。

希望する業界のことをしっかりとリサーチするのが就活の基本でもあり、また、きちんと調査をやってきたかどうかを、面接の際にもチェックされることがあります。

したがって基本の作業として就活生はしっかりと取り組まなければいけません。

そんな業界研究に対して役立つのも職場体験です。

リアルな職場を経験することで、その仕事への理解を深めていくことができます。

何も経験をしていないと上辺だけでしか業界のことを知ることができませんが、経験をすることでライバルよりも一歩先に行けるはずです。

新卒者が仕事をすぐに辞めてしまうことが多い理由に、イメージとのミスマッチが挙げられます。

働く前のイメージと、実際に働くことの現実とのギャップで苦しんでしまうケースは多いです。

発生し得るギャップを埋めることができればミスマッチが発生しにくくなりますが、その役割を担うのも職場体験です。

自身が抱いているイメージとマッチする職業なのかを実際に肌で感じて確かめてみることができます。

どんな仕事なのか?をしっかりと理解することで、本当に自分に合う仕事も見付けやすくなるでしょう。

つまりミスマッチを防止すると共に、適した職業も発見しやすくなるというメリットがあるのです。

学生にとって社会人の先輩の話は意義のあるものとなる場合が多いです。

学生と社会人の違いや大変だったこと、その仕事を選んで良かったことなど、沢山の話を聞くことが可能です。

リアルなアドバイスも受けられますので、就活に悩める学生にとって現状を打破するきっかけになってくれるかもしれません。

仕事への考え方や探し方に迷っている人にこそ、参加するのがおすすめとも言えるでしょう。

採用試験を受ける際には志望動機や自己PRをしっかりと整理しなければいけません。

ところが、中身が薄く印象に残らない内容になってしまうケースも多いのです。

しかし職場体験を通すことで厚みのある内容を考えやすくなるでしょう。

実際の経験をもとに考えをまとめていくことができるため、伝わる内容を生み出せるようになるはずです。

採用担当者にもしっかりと熱意が伝わるようになりますので、内定に至る確率も高めていけるでしょう。

POINT

・就職において職業体験は必要ではありません

・体験を通じて進路についてのイメージを具体化できます

・自分の適性を知りミスマッチを減らすことができます

職場体験をするときの注意点

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学生の人は将来的に就職する可能性のある職場に体験入社をして、その職業が自分の適性に合っているのか事前に知ることができる事業所が存在しています。

これは企業側からすると事前に仕事の内容を知ってもらえれば、思っていた内容と違うという理由で退職する人が減るのでメリットがあり、あまり関心のなかった人でも新たに興味を持ってもらえるということも期待できます。

しかし職場体験と言っても実際の仕事で行う作業の一部をするのですから、そこには注意するところがいくつもあります。

そこで、受ける側の人にはどのようなところを注意する必要があるのか紹介していきましょう。

職場体験は企業からすれば行いたいのですが、実際問題でそこまでの手間をかけられない場合や、人員的に余裕がないために対応ができないという理由で実施していない企業は多くあります。

どのような企業が職場体験を実施しているのでしょうか。

職場体験を行っている企業というのは規模が大きく、人材育成に熱心でそのような制度が確立しているという条件を満たしている場合が多く、この要件を満たしていないと体験希望者を受け入れるのは難しくなる傾向が強くなっているのは仕方ありません。

小さい事業所でも人材難でどうしても人が欲しい場合には行っていますが、その職業は介護職や教育関係など、限られた職業になっているというのが実状です。

事業規模が小さいところは人材難と費用の問題から実施できず、やはり余力のある企業でないと行うのは難しくなってしまいます。

名だたる大会社で新人教育や受け入れ態勢が盤石でありながら、正規の雇用をしていなければ業務に携わるのを拒む場合があります。

多くは研究職や技術職のような他社にその技術が流出するのを嫌う職業であり、このような職種は正式な手続きで自社の社員にならなければ、単なる教育の一環でも携わるのを拒む傾向が強くなっています。

本来なら自分が専攻している学業が通用するのか試すいい機会なのですが、会社の利益に直結するために実施するのが困難なのは仕方ないでしょう。

企業からすれば多くの人に受けてもらいたいという意向は持っていますが、そこにはどうしても制限というものが存在しています。

何も知らない人に業務を教えるのであまりに多くの人がいると対応ができなくなり、来てくれた人に満足な結果を与えられなくなるでしょう。

そうなると実施している意味がなくなるため、その人数は確実に目が届く範囲の人数に限られてしまいます。

企業というのは利益を上げなければ維持していけないため、職場体験というのは企業側からすると利益が無いかとても低く、行ってくれているのはいい人材が欲しいために企業が自分の利益の中から実施してくれているのです。

そのために受ける人はお客様ではないので、それに見合った対応というのを心掛け必要があります。

どのようなことに注意しないといけないのでしょうか。

職場体験は専用の場所を設けて行っているところは少なく、ほとんどが実際に業務を行っている一角で行われます。

近くではその会社の通常の業務を行っていて、その仕事に興味を持っている人は近くで実際の業務をしていれば近くで見たいという気持ちを持ってしまいますが、そのようなことをすると業務を中断したり邪魔に感じたりするので、善意で行ってくれているのですから本業の妨げになる行為は絶対にしてはいけません。

教えている側からすると質問というのは強い意欲の表れであり好印象を持ちますが、あまりにもその回数が多過ぎると他の人の迷惑になりますし、教える方からしても時間配分を考えて行っているのですから、質問については本当に自分にとって意味のある内容を簡潔に行うようにして下さい。

企業からすると質問している人に発言の回数を減らすようなことは指示しませんが、自分一人しかいなかった場合でも適度にするように心掛けるのが礼儀というものです。

企業側は職場体験を受けている人の希望や願いを出来る限り受けたいという考えは持っていますが、いきなり高度な業務を行わせても対応できるわけがありません。

そのような意欲は大切ですが、企業も素人でもできる内容で考えてくれているので、指示された内容を忠実にこなすというのを主眼にして行うようにして下さい。

人を雇うというのは企業ではとても重要であり、そのために必要があれば職場体験を行ってくれます。

しかしこれは企業からの善意であると認識して行動しなければ、それは迷惑をかけているだけになってしまいます。

仕事というのは甘い考えではできないので、体験といってもそこには十分な認識が必要になるでしょう。

POINT

・本業を妨げることのないように注意しましょう

・質問回数は少なく、完結におこないましょう

・支持範囲外の業務を勝手におこなわないようにしましょう

職場体験に参加する方法と見つけ方

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職場体験は職場での働き方や雰囲気を学ぶ上で非常に重要な機会です。

普段外から企業の情報を集めている学生にとっては企業の中に入って実際の働き方や雰囲気を学ぶ事は将来社会人として有効な情報となるほか、自分の希望する企業の実際の姿を見ることもできる機会となるため、就職活動において自分の適性を確認する機会となるのです。

最近ではインターネットでさまざまな情報を公開する企業が増えています。

そのため企業のサイトを頻繁にチェックし、職場体験の募集をチェックすることが重要です。

企業の中には職場単位で様々な情報発信を行っているところもあり、職場体験についても様々な職業を経験することができる機会を個別に設けていることも少なくありません。

またその期間もそれぞれ異なるため、企業の情報をインターネットで効果的にチェックすることで、効率よくこれらの情報を入手することが可能となります。

企業のサイトはいち早く様々な募集の情報を知ることができる最も効果的なものです。

さらに直接企業担当者が情報を公開しているため必要に応じてメールなどで質問をすることで回答を得られることが少なくありません。

就活サイトなどを利用するのも良い方法ですが、直接企業の担当者と連絡を取り合うことや確実な情報を迅速に入手するためには企業のサイトをチェックするのが最も有効な方法となっています。

就活サイトは様々な職業の職場体験を包括的に取りまとめて公開していることが多いため、比較検討を行う際には非常に有効な情報の入手方法となっています。

情報の迅速さでは企業のサイトに比べ遅れる傾向がありますがサイトの運営社が独自の視点で様々な職業の特性を分析し、職場体験に参加を希望する学生に対して最も有益な情報を選んで掲載していることが多いため、短い時間で効果的に情報を得ることができるメリットがあります。

さらに自分のプロフィールなどを登録することができるサイトも増えており、この場合には希望の職業の種類や職場体験に参加できる期間などを登録しておくことでこれに合った情報を優先的に提供してくれると言うメリットもあるのです。

これらのサイトの機能をよく理解し効果的に利用することも良い情報を迅速に集める上で非常に有効な手段です、

インターネットの利用にあたってはそれぞれの機能の特徴が異なるためその特徴を知り効果的に利用することが重要となります。

サイトによっては特定の職業に注力して情報を公開していることもあり、またこの職業に役に立つ他の業種の様々な職場体験の情報を公開しているところも少なくありません。

この場合には自分の就職活動において有益となる職場体験のプランを立案するための参考の情報を提供するところも多いため、就職活動自体の参考となる情報が得られる場合も多いのです。

良い職場体験を選ぶためには、公開されている情報だけではなく非公開の情報にも目を向けることが重要です。

一般の就職活動においてもあまり公開されていない募集の中には良質のものが多いため、これらの情報を適切に入手することが重要となります。

そのためには就職活動において良い人脈をたくさん作り、これらの人から直接得ることのできる情報を集めて総合的に検討することも非常に重要です。

またその人脈は活動における様々な問題を相談できる貴重な相手となるので、積極的に多くの人との人脈を深めることが非常に有効です。

人脈の中で最も身近な人は大学の先輩です。

先輩の中には自分の希望する企業に就職している人もおり、そのような先輩から希望の企業の職場体験の情報を知ることが可能となります。

また職場体験の中には選抜制となっていることも多いのですが、先輩の推薦があればその審査が優遇されることもあるため、効果的に利用したい人脈の1つです。

大学のリクルートセンターも大学生の立場からは非常に貴重な人脈といえます。

リクルートセンターは毎年多くの学生を社会人として様々な企業に送り出しているため、企業とのパイプを持っていることが多く様々な情報を直接入手することができる機関として非常に有効となっています。

また職場体験を申し込む場合には推薦状などを書いてくれることが多く、一般の募集で応募した場合とはその合格率が異なる可能性も低くありません。

最終的には本人の適性と試験がある場合にはその試験の成績によりますが、企業側が直接指名をして職場体験の人材を募集する場合も多く、このような場合にはその募集を公には公開せず大学のリクルートセンターや先輩などのリクルート活動においてのみ情報を公開するケースも多いのです。

そのため効率的に利用することで職場体験における情報を迅速に入手することが可能となっています。

POINT

・気になる企業のHPをチェックしましょう

・就活サイトを活用しましょう

・希望進路の業界に就職した先輩に聞いてみましょう

まとめ

いかがでしたでしょうか?自分の興味のある業界や企業の職業体験をすることで、実体験に基づいて将来のキャリアを具体的に描けるようになるでしょう。ぜひ、この記事を参考にして職業体験をしてみてはいかがでしょうか?