理系に人気のおすすめインターン|長期/短期,探し方と注意点
■まとめ
近年の急速なIT化などに伴い、企業でもIT人材の需要が高まってきています。
理系学生はITなどテクノロジー分野に強い傾向にあり、理系人材を欲しがる企業は増加傾向にあります。
しかし理系学生は文系に比べ大学院への進学率が高いなどの要因で、企業側はなかなか優秀な理系学生を採用できていないというのが現状です。
そのため理系学生で就職を考えている人は、文系学生にはない理系ならではの強みをアピールすることが、就活成功のポイントとなるでしょう。
理系学生はどのような企業に就職するのでしょうか?理系学生に人気の就職先をご紹介します。
1位 トヨタ自動車
2位 ソニー
3位 日立製作所
4位 デンソー
5位 三菱電機 (2019年キャリタス調べ)
大手メーカーが理系学生に人気のようです。「ものづくり」に関わる仕事への憧れも見てとれます。
また職種別に見てると、
1位 開発
2位 研究
3位 営業
4位 技術職
5位 企画 (2019年ネオキャリア調べ)
開発、研究職に人気が集まっているようです。
ここからは理系学生のインターンシップの実態を見ていきましょう。
理系学生は文系に比べ、研究や学業でなかなか時間がとれないという理由から長期インターンシップには参加していないという学生が多く見られるのが特徴です。
しかし中には理系学生が参加しやすい長期インターンシップもあるので、時間を理由にインターン参加を諦めないでください!
例えば出勤日数が少ないものや、出勤せずにリモートで参加できるインターンシップもあります。
インターンシップ参加は、貴重な就業経験であり、就活の際も「学生時代頑張ったこと」として話せるのでぜひ前向きに検討してみてくださいね。
理系学生は夏休みなどの長期休暇を利用して短期インターンシップに多く参加する傾向にあります。
例えば日本アイ・ビー・エム株式会社の短期インターンは「参加学生の大学:院生8割、基本的に早慶以上の学生が集まっていた。理系が8割程度。」(出典:就活会議)このように理系学生が多く参加するインターンシップもあります。
他にも株式会社テルモの短期インターンは、「参加学生の特徴:医療機器を研究背景に持っている理系学生が多かった。中には医学部や薬学部の学生もいた。」(出典:就活会議)
といったように、理系学生の中でも専門的な分野に特化したインターンシップもあります。
理系学生を募集しているインターンシップの多くは、IT関連、Web関連、エンジニアやプログラマーなどの職種です。
理系学生は大学ですでに技術を身につけている人が多いようですが、インターンシップという実践的な場でその技術を使った、という人は少ないでしょう。
他の理系学生との差別化を図るためにも、インターンシップでさらに実践的な技術や知識を身につけ自分の強みとしましょう。
また、理系学生が見落としがちな「ビジネスマナー」もインターンシップでは身につきます。就活面接でも確実に役に立つ知識を早いうちから習得しておきましょう。
✔時間がなくて長期インターンは参加しないという人が多い
✔理系学生向けのインターンもある!
✔実践的な技術を磨く場としてインターンを活用!
✔ビジネスマナーも身につく
理系インターンへの参加には以下のようなメリットがあります。
✔将来のビジョンを持てるように
✔理系学生としての強みを伸ばすことができる
✔内定や優遇措置をもらえることも
理系学生の就活の特徴として「就活に割く時間がない」「とりあえず大手を受ける人が多い」というものがあります。
企業研究をする時間がないために、とりあえず信頼できる大手企業を受ける、という傾向があるのです。
しかし就職先は大手だけではありません。もしかしたらあなたの技術や能力を活かせる場所は中小企業やベンチャー企業にあるかもしれないのです。
インターンシップに参加するメリットは、あなたの将来の働き方ややりたいことを明確にできるということです。
理系インターンに参加して自分の技術や知識を高めながら、将来のビジョンをきちんと考えることをおすすめします。
理系学生の強みは以下のようなものが考えられます。
✔研究などで培った集中力がある
✔数字感覚が強い
✔論理的に物事を考えられる
✔パソコンスキルに優れている
✔専門知識・スキルを持っている場合も
このような強みを伸ばす場としてインターンシップは大変有効です。
また「自分はすでに十分な強みを持っている!」という人でも、その強みを裏付ける経験としてインターンシップでの実践的な仕事は重要になってきます。
理系インターンへの参加がそのまま内定に繋がることも珍しくはありません。
理系学生のみを募集するインターンの場合は特に、インターンシップで個人の能力や技術をチェックしている場合が多く、優秀な人材にはそのまま内定を出すというケースもあります。
直接内定まではいかなくても、最終面接までの選考免除などの優遇措置をもらえる可能性は大いにあります。
インターンに積極的に参加してこのチャンスを逃さないようにしましょう!
SE(システムエンジニア)は近年需要が高まっており、理系学生にも人気の職種です。
プログラマーと混同しやすいですが、SEはシステムを設計・開発・試行などシステム構築の全体を考える仕事で、プログラマーはシステム作成に特化した仕事です。
プログラミングは大学で習ったという理系学生は多いですが、SEに必要な「開発」能力やマネジメント能力などはインターンシップのような実用的な機会に身につけることをおすすめします。
コマースデザインプロダクトは、大型商業施設のWeb集客・販促支援に使うシステムを開発・提供しているシステム開発会社で、フロントエンドエンジニアインターンの募集を行っています。
富士インフォックス・ネット株式会社は最新かつ広範なネットワーク技術とITソリューションによるビジネスを展開する会社で、SE職のインターン生を募集しています。
コンサルティング業界も文理問わず学生に大変人気があります。
理系学生の強みである数値のセンスや論理的思考力が要求される職種でもあるため、インターンシップでその強みにさらに磨きをかけ、他の就活生に差をつけましょう。
コンサルティング業界にも、戦略系・シンクタンク系・人事系など様々ありますが、特定の志望企業がある場合はそこの短期インターンシップを狙いましょう。
長期的にコンサルティング業務を学びたいという人は、コンサルティングの長期インターンシップは多く募集があるのでチェックしましょう。
コンサル業界の人気就職先のアビームですが、毎年短期インターンシップを開催しています。選考は厳しいようですが、参加学生の評価の高いインターンです。
内定直結ということはなさそうですが、業界研究や企業研究におすすめです。
その他の理系インターンでおすすめの職種には以下のようなものがあります。
✔ディレクター
✔プログラマー
✔デザイナー
✔MR
✔マーケティング
理系のインターン先の探し方にはいろいろあります。
まず、手軽なのが大学のキャリアセンターに紹介してもらうということです。
大学の紹介する企業や団体でインターンを体験することができ、どこを選んだらいいのか迷った時にも気軽に紹介してもらえます。
大学側に推薦をもらうこともできます。
就活サイトを利用するのもオススメです。
就活サイトではインターン先も紹介してもらうことができるようになっており、多くの企業の中から自分の興味のある企業や業界を探すことができます。
とにかくたくさんのインターン先を紹介しているのでたくさんの可能性を考えることが可能です。
サービスによっては学生を色々な面でフォローしてくれて、そこから申し込みができるなどのメリットがあります。
先輩や友人に紹介してもらうという方法もあります。
すでにインターンに参加している人から、得られるスキルや能力、インターン先の雰囲気などを聞くことができたり、自分に合っているかいないかを教えてもらえます。
業界や職種で選ぶという方法もありますが、なるべく自宅や学校に近いところで選ぶと良いでしょう。
理系学生は特に大学での研究に時間をとられがちなので、出来れば学校に近いインターン先の方がコミットしやすいです。
特に長期インターンシップに参加して、スキルや能力を身につけたいという学生はできるだけ多くコミットした方がより早く成長を実感できると思いますよ。
自分の持つスキルを存分に活かしたいという場合には、そのスキルにあった探し方をすることがオススメです。
理系の場合は、学んできた専門知識やスキルが求められます。
自分の学んできた知識や身につけたスキルを実践の場で検証することも、インターンでは可能となっています。
それ以外にも、英語が堪能であるな英語を使ったインターンに参加することによって将来外資系企業に勤めたい、海外でキャリアを築きたい人には大きな経験となります。
✔時間配分を考えて選ぶ
✔自分に合ったインターンを選ぶ
✔自分なりの目標を決める
理系学生は卒業間際になっても研究や論文などで時間を割かれてしまうことが多いものです。
そのためインターンシップの参加においてはこれらの作業とのバランスを考えながら選ばなければなりません。
研究や論文をしっかりと完成させないと卒業ができないことになるばかりでなく、企業に対する印象も悪くなってしまうので学校生活を優先させなければならないのです。
理系の学生は毎日の学生生活が非常に忙しい傾向があるため、こちらの作業優先し企業での活動をおろそかにしてしまうことも少なくありません。
また、しっかりと自分の時間や適性に合った企業を選ばないと無駄な時間を過ごしてしまうことになります。
自分に合った企業での活動を選ぶことが効率的な就職活動を行うことにつながります。
インターンシップにおいては自分なりの目標を定めて臨むことが非常に重要です。
インターンとはいっても、その企業の戦力であるという自覚を忘れずにいましょう。
与えられた仕事には責任が生じるため、その責任を全う出来るように自分なりの目標を考え、これを達成するために様々な努力を行うことが必要となります。
企業は学生を仕事の達成度やその過程をチェックして評価していることもあるためしっかりと仕事をこなすことは重要です。
また目標管理を行う癖をつけることで、大学生活と就職活動の両立を効率的に行うことができるようになり、有意義な活動を行うことができます。
✔理系学生の需要は高まっている!
✔インターン参加で理系の強みを伸ばす!
✔理系学生のみを募集しているインターンも
✔学業とインターンの両立をしっかり!
まずはどのようなインターンシップの応募があるのか、そのインターンでどのような経験ができるのか、詳しく調べてみましょう!
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