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更新日 2020.11.4

就活にコネは必用?コネ採用は存在するのか|コネの作り方

みなさん気になる「コネ採用」。実際にあるのか?と思っている方もいるかと思いますが。やはりコネ入社は根強く存在するのが現実。ただ、そこでめげずに、いかにしてコネを作っていくかを考えていくのが重要です。この記事では、コネのない学生が、コネを作るための方法について解説します。

明確な「コネ採用」は無いが、繋がりは重要

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テレビ局や新聞社などのマスコミを中心に、政治家の子供や有名人のご子息が就職するケースは多いです。

アナウンサーなどは父親が有名人だったり、兄弟がタレントだったりするケースがあり、コネ採用は存在するものだと思っている学生も少なくありません。

ただ、あなたは政治家の子供だから採用しますと説明しているわけではなく、結局のところは忖度によるものが優先されます。

何を言われるかわからないから採用しようとか、今後お仕事をしてもらえるように恩を売っておこうなど様々な要因がそこにはあります。

とはいえ、コネ採用は全く存在しないかといえばそんなこともありません。

全く選考をしないで会社に入れさせることはないまでも、誰を採用しようか悩んでいる時にこの人にしようとコネクションを持つ学生を採用することはあり得ます。

それはコネクションがボーダーライン上における参考資料、強調材料のような意味合いを持つからです。

細かなプラス要素で決断を後押しすることになり、その中の1つになり得るのでコネクションは当然ながら必要になります。

なので、全く繋がりのない就活生との戦いになればコネクションを持つ側は若干強いです。

コネ採用などはないものの、少なくとも多少は優遇する可能性はあります。

コネクションがあるからあいつはダメだとなる可能性はまずなく、その論理でいえばインターンで参加した学生などは選考の対象外にしてしまうようなものです。

インターンなどが就職に有利に働くのはコネクションができるからであり、そのために忙しい学業の合間を縫ってインターンに参加しています。

就活をしていくにあたって、いかにコネクションを作っていくかが重要視されます。

その作り方は様々なやり方があり、自分に合ったものが求められます。

就活生の立場からコネ採用を考えると、不安な要素ばかりが見えていきますが、企業側からコネ採用を考えると実にはっきりした考えが浮かびます。

それは安心の度合いが違う点です。

同じような能力だった場合にコネ採用であれば、誰のコネクションで入社したかが分かれば責任の所在が何となくコネクションを持つ人へ向けられます。

人事担当者が本来は悪いですが、そう言いにくい雰囲気があります。

その点、コネ採用の就活生の場合は多少決め手になっている部分もあり、あの人のコネだからと安心できる部分と製造者責任としての意味合いもあるため、不安は少ないです。

なぜコネクションが大事かですが、もちろん血縁関係にある、取引先の関係性があるといったことはあるものの、結局コネ採用になる人はどこかで愛されていると言えます。

こいつは頼むよと頼まれれば、それだけ面倒を見なければならない存在であることは明らかであり、どこか間抜けだけど根は素直な部分があります。

親が会社をやっていて将来的に引き継がないといけないケースでは、武者修行として別の企業に入れさせてもらって親の会社に入ることもあります。

コネクションが生きてくる展開はそれだけ愛されて、面倒を見てあげたいと思われる要素がその人にあるためです。

コネ採用に繋げていくには、最初の出会いで印象を良くしておくことです。

ベンチャー企業でありがちなのは、飲み会に参加してその時楽しそうに夢を語っていた、その分野の知識が豊富にあったなどのことが分かって、声をかけてみたというケースです。

コネクションとまでは言わないものの、繋がりがあることは明らかです。

この人なら自分たちに足りないものを補ってくれるかもしれないという思いから打診をします。

これはコネ採用を狙う就活生にも言える話です。

結局愛想を良くしておかないと反発をされる恐れがあるので、印象は良くすることが大事です。

繋がりの重要性を見ていく上で参考になるのが二世タレントです。

二世タレントは両親が有名人で、その子供はあの人の子供という認識になります。

その両親と仕事はしていないにしても、あまり無下にはできないという気持ちが働きます。

その一方で親の七光りとバカにされやすく、図に乗った態度は反感を買い、仕事は増えません。

仕事が増えるのは謙虚な姿勢と親の存在感を出さない部分です。

もしコネ採用を狙うにしても、謙虚な姿勢であることと親のことをひけらかさないことを守れば、最大限に活用することは可能です。

志望先に知り合いがいるというのは大きなプラスであり、就活はしやすいです。

ところが、その繋がりにあぐらをかけば、今までの苦労は水の泡になります。

繋がりはわずかなアドバンテージでしかありません。

だからこそ、そのアドバンテージを利用し他の就活生と同じようなパフォーマンスをすることが求められます。

POINT

✔テレビ局や新聞社などのマスコミなどはコネ入社も存在する!

✔コネクションはあって損はしないので作るべき!

✔コネクションは愛されている証拠。愛されてコネを作ろう!

コネを作る・持っていることも才能の1つ

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人と人とのつながりが薄くなってきている現代では、隣に暮らしている人が誰なのかわからなければ、顔も見た事がないという状態が生まれてきています。

一昔前のように、近所が家族のように暮らしていたり、知らない人にも新設にしていた時代は変わり、他人とは関わり合いを持たない風潮になってきているでしょう。

しかし就活の面に関しては、コネがものを言う部分も大きいですので、コネがある人の方が就活に有利だと考えてもいい部分があります。

有利に就活を進められるのであれば、希望の業種に入りやすくなり、就活で失敗をする可能性もへってくるのです。

コネというのは、親戚にお偉いさんがいるとか、家族が大企業に勤めているというのもコネの一つになりますが、一個人の人でもコネは築いていく事が出来るものです。

コネが築けるかどうかは、才能の一つともいえますので、その人の立派な長所になると言えます。

コネが築けるという事は、仕事を始めてからもさらに広げていく事が出来るという事になりますので、働きだしてからも大きな力を発揮していく事が出来ます。

コネづくりが得意な人物は、仕事をしていく上でもその才能を発揮していく事が出来ますので、取引先を広げていったり、企業間の交渉をうまく行っていく事が出来ます。

そういった働き方が出来るという事は、会社への貢献度が高くなっていきますので、企業にとっては欲しい人材になり、是非働いてもらいたいと思ってもらえるはずです。

コネを築くのが得意というのは、それだけで本人にとっての大きな武器になりますので、就活時に有利になっていくという事になります。

コネづくりが上手な人は、コミュニケーション能力が他の人よりも高いという事になります。

自分から話しかけていくのが得意だったり、話題をひろげていく事が得意な人は、コミュニケーション能力が高いといえるでしょう。

コネを築く方法はいくらでもありますので、就活前にどんどん広げておくのがおすすめになります。

人と会った時に挨拶もしないような人はたくさんいますが、自分から積極的に挨拶をしていくようにすれば、自然と会話も生まれてくるようになります。

おはようございますといった後に、それだけで終わってしまうのではもったいなくなります。

挨拶をする時に、ただおはようございますというだけではなく笑顔も合わせて行うようにすれば、話しかけやすそうな相手だと思ってもらう事が出来ます。

笑顔で挨拶をするだけではなく、ちょっとした話題を添えるようにすれば、会話が広がっていくようになります。

共通の話題がない場合には、天気の話を入れて見るのもいいでしょう。

暑くなってきましたね、といった事や、過ごしやすい季節になってきましたね、と添えるようにすれば会話のキャッチボールが出来るようになるでしょう。

いきなり本格的な会話をしていくのは難しかったとしても、少しずつでも会話をしていくようにすればどんどん話せる相手になっていきます。

相手とコミュニケーションを取る時には、距離感を間違えないようにしなくてはなりません。

仲良くなりたいからと言って最初からぐいぐい責め過ぎてしまうのは、相手を警戒させてしまうことになりますので、距離感が近すぎると言えます。

親しみやすさと馴れ馴れしさをはき違えてしまえば、コネを築いていくことは出来ませんのではき違えないようにしなくてはなりません。

距離感は一気に詰めるのではなく、徐々に詰めていくようにすれば、相手に警戒心を持たれる事もなく距離を縮めていく事が出来るでしょう。

親しみやすい人物かどうかは、コネ作りの時にはとても重要なことになります。

コネ作りは自分から行っていく事も大事ですが、相手からも仲良くなりたいと思ってもらう事が出来れば、相手から近づいてきてくれるようになるからです。

その為には、いつも笑顔で明るく接するようにしていく事が大事ですので、明るい雰囲気を出していかなくてはなりません。

いつも下を向いて暗い雰囲気であれば、話しかけたいとも思ってもらう事が出来ず、コネは築けないでしょう。

コネ作りの為には、いつでもアンテナを張っておくようにしなくてはなりません。

どこで誰と仲良くなれるかはわかりませんので、どんな時でもアンテナを張るようにしておけば、どんどんチャンスは広がっていくはずです。

油断をしていると、せっかくコネ作りのチャンスだったとしても逃してしまうことになりますので、どんな時でも油断をしないようにすることです。

コネというのは、どこからどう広がっていくかはわかりませんので、大事にしていきましょう。

POINT

✔コネが築けるかどうかは、才能の一つ。コネを大事にしよう

✔挨拶を丁寧にして、好感を持垂れるように努力しよう

✔コネ作りの為には、いつでもアンテナを張っておくようにしよう

「OB訪問」で繋がりを作る

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自分が興味をもった業界や企業に、実際に勤めている人の話を聞きに行くのがOB訪問です。

就活の一環として本格的に選考が始まる前に、多くの就活生が社会人のもとを訪れています。

しかしOB訪問の重要性や意義を理解することなく、ただ周りが訪問しているからという理由で社会人を訪問している人も少なくないでしょう。

せっかく時間を割いて話を聞いてもらえるため、マナーや注意点に気をつけて進める必要があります。

OB訪問を行うにあたり、まずは社会人と約束を取り付けなければなりません。

約束を取り付ける方法はメールと電話の二つから選ぶことにナルでしょう。

メールでお願いする場合には多くの場合テンプレートが用意されているので、それを参考にしつつ、ポイントを押さえていくと良いでしょう。

OB訪問の約束をしたいと考えている社会人のほとんどは、1日に何十通ものメールのやり取りを行っています。

そのような中ではメールを見落とされてしまう可能性もあるでしょう。

それを防ぐためにも件名を見ただけで用件がはっきりとわかるように工夫する必要があります。

自分の名前と所属大学を記載し、OB訪問の依頼であることを明記することにより、見逃されてしまう可能性を減らすことができます。

メールを受け取る社会人のほとんどが、突然知らない学生からメールが来た場合には、どこでアドレスを知ったのだとびっくりすることでしょう。

そのためとこでアドレスを知ったのかは必ず明記するようにしましょう。

訪問の日程については学生側から行います。

自分から日程の提案をするのは失礼なのではないかと感じるかもしれませんが、もしも社会人に日時を提案してもらった時に、どの日時もあいていないようであれば失礼にあたります。

そしてOB訪問をしたい理由についても、しっかりと明記しましょう。

ただ何となく会いたいという理由では、依頼を受けた社会人もよい気分にはなりません。

どのような経緯で企業に興味を持ったのか、どのような点に興味を持ったのかなどに加え、会って話をしたいという熱意が伝わるよう文面を工夫しましょう。

OB訪問の依頼方法はメールだけではなく電話で行うこともできます。

OB訪問の依頼の電話を会社にかける場合には、話をしたい社会人とは別の人が出る可能性が高いでしょう。

その場合には自分が所属している大学と名前を伝え、話をしたい社会人の所属課と名前を伝えて取り次いでほしいことをお願いします。

取り次いでもらえたら、OB訪問の依頼を受けてほしいという旨を伝えましょう。

この時もメールと同じようにどうやって連絡先を知ったのか、また会いたい理由について具体的に伝えます。

承諾を得られたら当日の連絡先を聞き、日程調整と場所決めを行います。

その際にも学生側から日時の提案を行いましょう。

大切なことはマナーと敬意を忘れずに連絡を取るということです。

OB訪問の承諾を得て日時が決まったところで、ようやくスタートラインに立ったことになります。

当日を最大限に有意義なものにするためにも様々な準備をしたり、注意点について頭に入れておかなければなりません。

質問しておきたい項目として、まず第一に自分に合った会社かどうかを確かめる質問です。

会社選びの際には社風が自分とあっているかどうかが重要になってきます。

社風については会社説明会でも分かりにくくなっているため、OB訪問の際には積極的な質問が大切です。

配属制度の仕組みや会社に向いている人の特徴、反対に会社を辞めてしまう人の理由や会社で成し遂げたい目標などを質問することによって、自分と合う会社かどうかを確かめることにもつながります。

就活の選考で役に立つ質問をしておくのもよいでしょう。

もしもまだ若い年齢であるならば選考体験について聞くことができ、具体的なアドバイスがもらえる可能性もあります。

OB訪問で知ることができた会社の魅力は、エントリーシートや面接の際の志望動機にも必ず役立つものであるため、就活に役立てるためにも特に注意しておきたいところです。

就活に役立つ質問の例としては、この会社に入ろうと思った理由や最も魅力に感じているところなどがおすす

めです。

女性がOB訪問を行う場合には、女性の働きやすさに関する質問をするのもよいでしょう。

特に出産後の復職のしやすさについては非常に重要なポイントとなります。

具体例としては産休や育休を取る人はいるかどうか、女性の管理職の割合、総合職の場合には転勤などについても質問しておきたいところです。

これらの質問を積極的に行うことで、よりよい時間となることでしょう。

POINT

✔メールでOB訪問の依頼をしてみよう

✔OB訪問の依頼の電話を会社にかけるのも一手

✔OB訪問時に聞く質問は事前に準備しておこう

「インターンシップ」で繋がりを作る

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業務内容のクオリティに関係してくるのは個々の能力だけでなく、企業内のチームの統率力も関係してきます。

よってインターンシップで事前に就職先の人間関係を構築する事は、就活の成功率にも大きな影響がでます。

このメリットは双方に利益をもたらしますが、中でも就活をする側の人間の視点だと職場環境を把握できるので、現在行っている就活の最終確認という意味合いが強くなります。

ミスのない仕事内容を実現する事は難しく、気を付けていてもヒューマンエラーの確率を0にするには多くの修練が必要になります。

これは新入社員に限らず、現場でマネージメントを統括している人材にも同じ事が言えます。

なのでインターンシップに参加しておき、自身が仕事に参加した時にどのようなエラーがでるかを採用者側に把握させておく事が必要です。

このマッチング作業が上手くいくと、就職後の業務にミスが発生する確率も低くなるため、間接的に業務クオリティアップに貢献する事になります。

就活で聞かれる質問の多く志望動機がありますが、企業側の視点だといくら気持ちがあってもそれを口だけで伝える事は難しいです。

そこでアピールの現場としてインターンシップに参加し、志望動機に説得力を持たせる事が重要です。

その上近年では業種内の複数社によるインターンシップが開催されているため、とにかく一つの職種で特化した形で就活をしている方には絶好のアピール機会になります。

インターンシップでは就職希望先の具体的な業務を体験する事になりますが、より強い繋がりを持つためにはある程度のスキルが必要になります。

汎用的な物の中では周囲の状況把握能力が有名で、業務内容に分からない事があればすぐに質問して状況の把握が必要になります。

同時に質問する行為自体はコミュニケーション能力の把握もできるので、繋がりを作るためには必要以上に人間関係を意識した立ち回りが必要です。

業務内容の中で最も人間関係の構築が重要になる営業体験は、内部だけでなくこれから業務で関わる外部の人間にもアピールできる場所になります。

特に外部の人間へのアピールは、就職希望業種全体にとって有益な人材であると担当者に認識させる事もできるため、自身が行う就活全体の信用にも関わってきます。

なので営業職のインターンシップ参加時には、できるだけ相手の話を聞いておき徐々に自身の意見が言えるようにしておく環境を整えましょう。

就活後より長く勤務するためには職場の安全性を追求する事が重要で、機材を使用する技術専門職はこの影響が顕著になります。

中でも流れ作業で一つの仕事が成り立っている職場は、次に作業を行う人の事も考えた業務クオリティも要求されます。

そのためにも周囲の方の話をよく聞いておき、所属したら気軽に打ち合わせができる人材という印象を与える事が重要です。

尚近年では事務職もパソコンを使った複雑な物が多く、中には専門技術職に近い業務内容もあります。

なのでできるだけ現場の機材に触り動作傾向を把握しておき、即戦力に近い形に仕上げておくとインターンシップの関係構築にも深い意味が出てくるのでお勧めです。

人生経験次第では習得途中の技術も就活で役立つ事が多く、これを試したい方は短期インターンシップの参加をお勧めします。

最大のメリットは業務時間がアルバイトと相違ない程短く、習得途中の技術を業務経験によってさらに充実させる事が可能です。

この間にも学業参加が可能なので、情報収集や人間関係の構築にも時間を割ける魅力があります。

就活先の業種が独自の技術等を確立している場合は、長期インターンシップで繋がりの構築がお勧めです。

有名な業種の中ではデザイナーやエンジニアがこれに該当し、最近では小さい頃からこれらの技術を習得している方もいます。

よって学務機関をインターンシップ参加の窓口を捉え、能力次第ではそのまま就職する事も可能なので、就活に有利な直接的な繋がりの構築に注力しましょう。

タイやオーストラリアの海外では日本人のインターンシップ参加者を歓迎している企業が多くあります。

このインターンシップでは現地との関係構築の他に外来語習得のメリットが大きく、海外部署のある他の職種への就活アプローチも可能になります。

より安全性を高くする場合は海外部署のある企業への参加がお勧めで、この場合は現場適正を担当者が見極めてくれるため就職後の仕事成功率向上にも繋がります。

企業全体では短期と長期のインターンシップに分かれている傾向もあるので、自身の外来語習得状況やコミュニケーション能力を分析した上での参加も考慮してください。

POINT

✔インターンシップで事前に就職先の人間関係を構築をしておこう

✔インターンシップに参加し、志望動機に説得力を持たせる事が重要

✔タイ・オーストラリアなど、海外のインターンシップも一手

まとめ

ここでは、みなさんが気になる「コネ」について解説しました。コネ入社は暗黙の了解ですが、OB訪問やインターンを通じてコネを作ることができます。ぜひ、積極的にコネを作るようにしてみましょう。

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