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更新日 2021.2.28

就活時の平均エントリー数は?理系・文系別に紹介!何社から少ないの?

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就職活動を進めていくうえで、非常に気になるのが企業にエントリーする数です。

他の就活生がどれぐらいエントリーしているのかは、やはり気になりますよね。

ここでは就職活動におけるエントリー数について解説していきます

実際のエントリー数の平均や面接を受けた数の平均値なども公開していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

プレエントリーと本エントリーの違い

このエントリーには、「プレエントリー」と「本エントリー」の2つがあります。

プレエントリーとは、企業の採用情報ページに登録したり就活情報サイト経由で資料請求したりすることを言います。

一方で、本エントリーとは、企業の募集に対して履歴書などを送付して実際に応募することを指します。

就活生の平均エントリー数は?

公益社団法人全国求人情報協会が実施する「2020年卒学生の就職活動の実態に関する調査」に就職活動のエントリー数や面接回数の平均が公開されています。

参考元:公益社団法人全国求人情報協会

この情報を基に、解説していきます。

  • プレエントリー:21.2社
  • 企業説明会:14.0社
  • 書類選考:10.3社
  • 面接など対面選考:7.4社

調査結果によると、「大学生のプレエントリー数の平均は21.2社」という調査結果が出ています。

そして、本エントリー数は約17.7社という結果が出ています。

もちろん、これは平均の数値ですので、21社近くエントリーしなければいけないという訳ではありません。

就職活動を進めていくうえで、この平均値を参考に自分の行動量を決めていくのも良いでしょう。

  • 本エントリー:6社
  • プレエントリー:11社

理系の学生の場合は、本エントリー6社、プレエントリー11社という結果が出ています。

理系の場合は、研究職やエンジニア職など、専門的なスキルを持っている方が多いため、選考で評価されやすいと言われています。

そのため、エントリー数が少なくても就職活動で有利になるのです。

  • 本エントリー:12.7社
  • プレエントリー:28社

文系学生の平均エントリー数は、本エントリー約13社で、プレエントリー約28社となっています。

文系出身の学生は、理系と違って分野が決まっていない方が多いため、色々な業界に応募する傾向があります。

また、文系の方は、1つ内定を獲得した後も、8~9月あたりまで就職活動を続けていることが多いようです。

そのため、必然的にエントリー数が増えるようです。

エントリー後の内定率

業種・業界によって変わってきますが、全体の平均的な内定率は約6.8%だと言われています。

リクルートキャリアの調査によると、新卒の内定企業数は2.5社、平均的な本エントリー数は17社、という結果を基に内定率(エントリー数÷内定企業数)を計算すると、6.8%という数字が出ました。

最低でも1社から内定を獲得したい方は、12~14社への本エントリーが必須になります。

しかし、内定を取り消されるリスク、内定後にミスマッチのポイントが見つかり、内定を辞退する、などのリスクを考えると、2~3社は内定を獲得したいものです。

就活時にエントリー数が多いメリット

数多くの企業にエントリーすることで、色々な企業文化や特色、働き方のスタイルを持った企業に触れることができます

そのため、自分の視野が自然に広がっていくというメリットがあります。

2つ目のメリットとして、理想の企業に出会える確率が高まるという利点があります。

単純に数多くエントリーすることで、自分が理想とする企業や働き方に出会う確率が高まります

全く名前も知らなかった会社だったけど、エントリーしてみたら自分の理想の企業に近かった、というようなケースは珍しくありません。

数多くエントリーすることの3つ目のメリットが、面接に慣れることができるという点です。

エントリー数が多ければ、必然的に面接の機会も増えていくからです。

面接というのは、どのような人であっても緊張するものです。

そして、この面接に慣れるためには、場数をこなすことが一番なのです

就活の面接対策に関する記事はこちら

就活時のエントリー数を少なくするメリット

さて、エントリーが多い場合のメリットや注意点について話をしてきましたが、一方でエントリー数が少ない場合はどうなのでしょうか。

そこで、同じようにエントリー数が少ない場合のメリットと注意点について解説していきます。

エントリー数を少なくすることで、一社あたりに割ける時間が増えることになります。

そのため、企業研究に多くの時間を使えるというメリットがあります

就職活動において説得力のある自己PRや志望動機を考えるうえでは、綿密な企業研究が欠かせません。

そのため、余裕を持って企業研究に取り組めるのは大きなメリットなのです。

また、希望する業界に詳しくなれるというメリットもあります。

上記のとおり、企業研究に多くの時間を使うことで、その業界に対して自然と詳しくなっていきます

自分が希望する業界に詳しいことで、就職活動が有利になることは言うまでもないでしょう。

効率的に業界研究を行う方法に関する記事

3つ目メリットとして、就職活動でモチベーションを維持できることが挙げられます。

エントリー数が少なければ、就活の期間は必然的に短くなります。

そのため、モチベーションを維持しやすいのです。

例えば、長期間に渡って就職活動を続けていくと、疲れたりモチベーションが下がったりします。

エントリー数を少なくして短期集中で臨むことで、モチベーションを維持できるのです。

インターンの自己PRの書き方について知りたい方はこちら

まとめ

さて、ここでは就職活動における平均エントリー数について話をしてきました。

2020年におけるエントリー数平均は約17社でした。

この平均値を参考にしながら就職活動を進めていくのも良いでしょう。

また、エントリー数が多い場合と少ない場合のメリットと注意点についても説明してきました。

ここで解説した内容を参考に就職活動に取り組み、ぜひ理想の企業からの内定を勝ち取ってください。

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