就活の面接対策!新卒のガクチカや自己PR対策について
就職活動で内定を獲得するために、避けて通れないのが面接です。
学生の多くが不安になりがちな面接で、周りの学生と一歩差をつけ、内定をゲットしましょう。
就活の面接を突破する対策を解説します。
- スーツにしわが無いかどうか
- 髪の毛が明るすぎないかどうか
就活時は、清潔感がある格好で面接を行いましょう。
例えば、「しわしわのシャツを着ており、髪も派手」の就活生Aと、「しわの無いシャツを着ており、清潔感のある見た目をしている」就活生Bが来た場合、面接官は就活生Bの方に、高評価を付けるでしょう。
その後に、自己PRやガクチカなどで面接官が興味を惹くことを言っても、第一印象によってマイナス評価がついてしまう可能性もあります。
面接を受ける際には、必ず身だしなみを整えましょう。
次に、紹介するポイントは、「地頭が良いかどうか」です。
- 答えるスピードが早く、質問の的を得ている
- 自分の考えがはっきりしている
もし、あなたが面接官だった場合、考えてみてください。
極端な例を出しますが「1分ほど沈黙があったうえに、論点がずれている」学生Aと「質問後に素早く回答し、質問の的を得ている」学生Bを比較した場合、誰もが学生Bを選択するでしょう。
特に、コンサル業界は結果が求められる世界です。
そんな業界で、的外れな意見を言っていては仕事になりません。
自分が志望する企業の過去の質問例を参考に、事前に練習しておきましょう。
これは、重要性が高いポイントです。
入社後に、他の社員と仲良くなれるかどうか、仕事を真剣に行ってくれるかどうかなどを見極められます。
社内の雰囲気を確認するには、OB・OG訪問をしましょう。
その人に、同期や先輩にどんな人がいるのかを聞いてみたり、働き方を聞いてみたりするのも良いでしょう。
自分が思っていたより、上下関係が厳しいと思ってしまったり、残業が多かったり、マイナスな印象を持ってしまった場合は、相性が悪いということなので、その企業はあまりお勧めはしません。
企業が自己紹介を求める理由:学生がどんな人間なのか知りたいから
面接の冒頭で自己紹介を求められることがほとんどです。
自己紹介次第では、その後の面接官からの質問の回答に影響を及ぼす可能性があるため、きちんと答えましょう。
例えば、「氏名と大学名を教えてください。」というような質問だった場合、自己PRではなく、「学生時代に何をしてきたのか」を答えるようにしましょう。
論点がずれてしまうと、面接官に理解力がないと思われてしまう可能性があるからです。
また、自分の性格面を中心に答えるのはやめて、学生時代の経験が入社後にどう役立つのかを1分~2分程度で簡潔にまとめるようにしましょう。
インターンラボ大学情報学部4年の面接でき太郎です。
マーケティングのゼミに所属しており、積極的に企業の方へ提案をしています。
最近では、○○会社と協力し、商品PRのための施策を考えていました。
企画立案から力を入れて取り組み、また、実行も全て学生だけで行ったのですが、商品の知名度もあがり大成功に納めることができました。
また、学業以外では、バレーボールのサークルに所属しています。
キャプテンを務めており、チーム員がアルバイトなどで忙しいながらも、時間を見つけては全員で協力してプレーしています。
本日は、面接の機会をいただき、大変うれしく思っております。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
- 最初に挨拶・最後にむすびで全体的にまとまりがある
- 大学生活の経験で、勉強系と課外活動系の両者に触れている
- 適切な長さである
”○○大学情報学部4年の山田太郎です。
趣味はスノーボードで、ボードを三枚持っています。
最近、また新しくボードを買い、週に1回は雪山に行っています。
友人と行くことが多いですが、どうしても滑りたくなったときは、一人でも滑ります。
どうぞよろしくお願いします。”
- 大学で学んだことが伝わってこない
- 趣味のスキルだけをアピールしてしまっている
志望動機も、就職の面接ではよく聞かれる質問です。
志望動機を述べる場合に注意して頂きたいポイントがあります。
1つ目は、「自分が企業が求める人材であること」、「入社後に活躍できる能力を持っていること」をアピールすることです。
入社後に、企業でどう役立つのか、どんな姿を見せることが出来るのかをアピールすることで、好印象を与えることが出来ます。
2つ目は、「なぜその業界・企業が良いのか」を伝えることです。
この企業でないとだめな理由をハッキリと伝えることで、加点対象になります。
- 自分の強みを入社後にどう生かせるのか
- 今までに自分の強みを生かして行った活動
上記のようなことを交えて回答するようにしましょう。
自己PRは、企業が求めている人材に合わせてアピールポイントを変更しましょう。
企業の職種によって、求める能力は変わってきます。
例えば、営業職の場合はコミュニケーション力、コンサルタント業界では、問題解決能力などが求められることが多いです。
就活生が過去にどんなことで活躍出来たのかどうか明確に伝えましょう。
面接官に「この人が欲しい!」と思わせるように対策していきましょう。
面接官が「学生時代に頑張ったこと」を聞く理由は、2つあります。
1つ目は、学生時代の経験から、能力を見抜くためです。
2つ目は、人間性を見抜くためです。
これも、入社後にどのような活躍をしてくれるのかを見られています。
【エピソードA】
私はアルバイト先の飲食店で新メニューを提案し、売上を1.2倍に伸ばしました。
売上の減少を受けて、店長から売上アップのために意見を求められる機会があり、新メニューの開発を提案しました。
開発したメニューは「巷(ちまた)で人気」とテレビで取り上げられていた料理です。
他店でその料理を食べた私は「絶対に売れる」と確信し、店長に提案しました。
メニューを提供するにあたっては、キッチンやホールのスタッフの協力が必要でした。
そのため、彼らと何度もミーティングを重ね、意思疎通を図りました。
結果として、この新メニューは人気メニューとなり、売上向上に貢献することができました。
エピソードAから読み取れる情報
店長に求められて提案した
定性的な分析をした(料理を食べて「絶対に売れる」と確信した)
受動的に耳にした情報(=テレビ番組)をもとにメニューを企画した
【エピソードB】
私はアルバイト先の飲食店で新メニューを提案し、売上を1.2倍に伸ばしました。
バイト先は近年売上が減少しており、私はお世話になっているお店に貢献したいと思いました。
調査したところ原因が客単価の減少にあると突き止めたので、客単価を上げる新メニューを企画することにしました。
企画にあたっては、来店客100人にヒアリングしてニーズを探るとともに、競合の10店舗を調査することで、今のメニューに足りない要素を分析しました。
結果、この新メニューは人気メニューとなり、売上向上に貢献することができました。
エピソードBから読み取れる情報
自ら課題を見つけて行動した
能動的に情報を集めてメニューを企画した
定量的な分析をした
引用元:ワンキャリア
この2つのエピソードを比較した場合、エピソードBの方がより具体的に分かりやすく回答していることが分かります。
エピソードBのように、問題に積極的に解決しようとするチカラ、実際に顧客の意見を取り入れて改善しようとするチカラ、分析するチカラなどを見られていることが多いので、この3つのポイントを踏まえたうえで、志望する企業が求める人材に合うアピールが出来るようにしっかりと対策しておきましょう。
長所と短所について回答する際は、以下のポイントを抑えておきましょう。
- 長所:企業が求めている人材に合わせること
- 短所:マイナスをプラスに変える表現をすること
短所を答える際は、マイナスをプラスに変える表現をしましょう。
「短所は長所の裏返し」ということわざがある通り、短所でも言い方を変えるだけで、長所にもなります。
例えば、短所が「流れやすい」場合、長所は「協調性がある」と言い換えることが出来ます。
このように、短所を回答する際は、これからどのように改善していくのかどうかもセットで回答するようにしましょう。
面接で、逆質問をされた場合は、以下のことに注意ましょう。
- ネットなどで検索すると出てくる内容
- 自分の意見を踏まえてうえで質問する
- なるべく仮説を持った逆質問を準備する
ネットで検索出来る内容を質問してしまった場合、事前準備をしてこなかったと悪い印象を与えてしまう可能性があります。
しっかりと事前に質問内容を考えてから面接に臨むようにしましょう。
面接官に好印象を与えるために、「自分はこう思っていますが…」と、自分の意見を踏まえつつ、企業側がどう思っているのかを質問するのも良いでしょう。
圧迫面接とは、面接官が学生に対して否定的な態度を取ったり、わざと答えにくいような質問をしてきたりする面接です。
圧迫面接は、就活生に対する嫌がらせではなく、就活生の「ストレス耐性」や「臨機応変さ」「本性」を見るために行われます。
入社後に、仕事でクライアントから文句を言われた場合にどう対処するのかを見るためだそうです。
これは、コンサルタント業界でよくある面接形式です。
ケース面接とは、出された課題に対して制限時間内に対策を考え提案するという面接形式です。
題材や情報を基に推測、推定し、その考え方を相手に論理性を持って伝える事が必要となります。
ケース面接にも、フェルミ推定やビジネスケースなど、種類があります。
フェルミ推定は、結果を出すまでの過程を評価される面接です。
ビジネスケースは、結果を重視される面接です。
企業によって、出題する問題が違うため、志望する企業に合わせた練習を行いましょう。
個人面接は、ある程度の選考が進んでから、2次選考や最終選考で行われることが多いです。
また、学生時代に関する質問や、将来のビジョンについて質問される傾向があります。
面接官も深掘りして質問してきますので、嘘などをつかず、正直な自分を見せることが大切です。
「サークルを立ち上げた」などと、一件魅力的に見える嘘をつく学生がいますが、少し面接官が深彫りするだけで、嘘はバレてしまいます。
また、はじめから、面接官につっこまれるという意識を持つことも大切です。
自分が、これは深掘りされても大丈夫だと思える、深い経験を話すようにしましょう。
集団(グループ)面接の特徴として、一次選考などの足切りとして行われることが多いようです。
集団面接は、他の学生と比較されたり、周りの意見に惑わされたり、本来の実力を発揮できないリスクがあります。
また、1人当たりの時間が短いため、そのなかで面接官に印象付けなくてはいけません。
結論から簡潔に話すことで、論理的に話せることをアピールすることが出来ます。
短時間で印象づけるためにも、具体的に説得力のある話し方を心がけましょう。
そのためには、事前に面接練習を行いましょう。
- 要点をまとめて結論から話す
- マイナスな発言をあまりしない
- 話をさえぎらない
- はきはきとした声で話す
結論を話す
↓
具体的なエピソードを話す
↓
まとめを話す
面接では、面接官にどれだけ分かりやすく内容を伝えられるかが重要です。
そのためには、「結論から話す」ということが、鉄則です。
理由や経緯、背景などから話し始めてしまうと、どこが重要なのか分からなくなってしまい、自分も面接官も混乱してしまいます。
結論にたどり着くまでが長いような話し方はNGです。
就活の面接では、あまりマイナスな発言をしないようにしましょう。
否定的な意見ばかり言ってしまうと、協調性がなかったり、すぐに諦めてしまうかも、という印象を持たれてしまうリスクがあります。
面接官などの意見を受け入れて、自分の意見を発言するようにしましょう。
相手を嫌な気持ちにさせないためにも、否定しすぎないことをお勧めします。
面接官が話している時は、遮ってまで自分の意見を言わないようにしましょう。
「最後まで話を聞かない人」だという印象を与えてしまいます。
はきはきとした声で話すことで、明るい印象を与えることが出来ます。
社交性があると見なされるため、採用に繋がりやすくなるでしょう。
就活の面接というのは、緊張する場面でもありますが、その状況でもはきはきとした声で話すことを心がけましょう。
- 下を向いて話す
- ぼそぼそと小さい声で話す
- 話に具体性がない
目が合わないことやそわそわしていることもマイナスに働きます。
どうしても目を合わせると緊張してしまう人は、面接官のネクタイや鼻を見て話すのがおすすめです。
顔が前を向いているだけで、良い印象を与えることができます。
緊張している場合は、小さい声になりがちですが、大きい声で話すことを意識しましょう。
自信がないと思われてしまい、低評価がついてしまうかもしれません。
例えば、「私は、部活の部長をやっていたので責任感があります。
」というような具体性に欠ける回答はやめましょう。
この場合だと、
- 部活でどう活躍したのか
- 苦労したポイントを挙げ、どう改善していったのか
など、具体的にエピソードを交えて話ましょう。
面接のイメージをつけ、ち密に練習する必要があります。
実際に多くの学生が、模擬面接を行ったうえで内定をゲットしています。
就活の面接では、第一印象からとても重要です。
外見を気を付けたり、はきはきとした声で話したり、面接官に好印象を与えましょう。
今回、ご紹介した対策を参考に面接練習を行ってください。
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