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更新日 2019.10.30

留年って就活に響くの?留年した場合のアピール方法などについて解説します

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「単位が足りずに留年が決定…」そんな時に気になるのが「就活への影響」ですよね。

単純に自分の甘さが原因で留年してしまうケースもあれば、海外留学などを理由とした留年もあります。

実際のところ、留年したことは就活にどう響くのでしょうか?

留年は原則不利になるが、理由次第では強みになる

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今回は、留年が就活に与える影響や留年のメリット・デメリット、さらに留年経験について聞かれた時の対策などについて解説していきます。

留年をしてしまった場合、それが不真面目な理由によるものであれば当然面接官に与える印象は悪くなります。

不真面目な理由とは、例えば「授業に出席せずに遊んでいた」「与えられた課題を全くやっていなかった」などの理由です。

このように、普段の生活態度の悪さが面接官に伝わってしまうと就活では非常に不利になってしまいます。

内定を出して入社してもらった後に、「毎日遅刻を繰り返す」「やるべき仕事を全然やっていない」といった姿を面接官がイメージしてしまうからです。

不真面目な理由による留年がマイナスになることはあってもプラスに働くことは決してありません

就活以前に、日々の大学生活から気をつけるようにしてください。

留年は原則不利に働きますが、理由次第では強みとしてアピールできる経験にもなり得ます。

それは「自分自身の成長や学びを深めるため」に留年を選択した場合です。

例えば「海外留学」などがこれにあたります。

海外留学のために1年間留年していた、といった理由であれば、就活において留年したことが不利に働くことはほとんどないでしょう。

これは自分自身の知見を深めるための積極的な行動であり、不真面目な理由による留年ではないからです。

ただし、海外留学を留年理由として話した場合、その留学中のエピソードについても深く突っ込まれるので注意が必要です。

「なんとなく行きたい国に行って遊んでいた」というような内容では、いくら海外留学とはいえプラスに働くことはありません。

このことは、海外留学以外の理由を話す場合も同じです。

✔︎留年した期間を使って、どういった勉強に励んでいたのか

✔︎どんな目標を掲げて頑張っていたのか

✔︎その結果、何を成し遂げることができたのか

このような質問に対して適切な内容を自信を持って答えることができれば、留年は不利になるどころか強みとしてアピールすることができるでしょう。

POINT

✔留年は原則として不利になります

✔不真面目な理由での留年は大きくマイナス

✔成長や学びを深めるための留年は強み

就活浪人のメリット・デメリット

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就活をやり直すためにあえて留年を選択する「就職浪人」ですが、これを行うメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

✔︎就活をやり直す場合でも「新卒」として応募ができる

✔︎一度落ちた会社をもう一度受験することができる

やはり最大のメリットとしては「新卒」として就活をやり直すことができるという点です。

日本の会社は新卒を重視する傾向があり、既卒・転職者を受け入れる枠と比べて新卒の受け入れ枠の方を圧倒的に多く用意している会社も少なくありません。

このため、就活に失敗した後に既卒ではなく新卒として応募できるという点はメリットと言えるでしょう。

また、就活は基本的には一度落ちてしまった会社を再度受けることはできませんが、留年することでこれが可能となります。

「どうしても入りたい」という企業の選考に残念ながら落ちてしまった場合、留年を選択することで来年にもう一度チャンスをもらえるというメリットもあります。

一方、就職浪人のデメリットとしては次の通りです。

✔︎金銭面の負担が大きい

✔︎企業側はあまり良い印象を持たないケースが多い

就職浪人することで一年多く大学に在籍することになるので、その分の学費などが余計に必要になってしまいます。

また、一人暮らしをしている人であれば一年分の生活費も考えなくてはならず、就職浪人を選択することによる金銭的な負担は大きいと言えるでしょう。

この点に加えて、そもそも企業側は就職浪人に対して良い印象を持っていないケースがほとんどです。

「就職活動を1年間頑張ったけど一つも内定が出なかった」という学生が就職浪人をした場合、「どこにも内定を貰えなかったのは本人に決定的な要因があるのではないか?」とリスクを感じてしまう採用担当者が多いです。

このように、就職浪人をしてもマイナスイメージを持たれてしまう場合も多くハンデとなってしまう可能性が高いです。

「就活をもう一度やり直したい!」という気持ちはあるかもしれませんが、安易に就職浪人を決めてしまわないようにしてください。

POINT

✔就職浪人によって新卒として就活をやり直せます

✔金銭的な負担が大きいなどのデメリットも

✔企業側は就職浪人に対して良い印象はもちません

留年をした際の就活対策

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留年したことが不利に働きやすい業界としては「金融業界」が挙げられます。

この理由としては、金融業界の「真面目な性格の人が欲しい」「年功序列の組織である」という2つの点が大きく関わっています。

例えば銀行で働く場合、顧客の大切な資産を預かったり、1円の誤差も許されない緻密な計算を行うことが業務上求められます。

そのような仕事内容を考えると、「遊んでばかりで単位を落として留年した」というような不真面目な学生には到底務まらない仕事だと判断されてしまうのです。

また、金融業界では年功序列の色が強い点も、留年が不利に働いてしまう理由の一つです。

留年したということは、同年代と比べて学年が1年や2年遅れているということになり、このような学生も年功序列がハッキリとした組織においては嫌われる場合があります。

以上の理由から、基本的には「金融業界は留年が不利になる」と考えておいた方がいいでしょう。

金融業界では不利に働きやすい留年ですが、逆に有利に働きやすい業界もあります。

とくに「商社」「ベンチャー企業」では留年経験がプラスになりやすいです。

これらの業界では「時代に合わせて変化していける人材」を求めているという点が理由として挙げられます。

とくにベンチャー企業においてその傾向は強く、既存のビジネスモデルをなぞったような事業を行なっていては、大手企業に潰されてしまう未来が安易に予想できる厳しい世界に身を置いています。

このように、他業種以上にスピード感を持って取り組まなければいけないような仕事の場合、採用側は「留年しているかどうか」という部分は選考においてあまり重視していません。

それよりも、「学生時代に人とは違うどんな経験を積んできたのか?」「積極的に物事にチャレンジするような人材か?」といった部分を選考では見られています。

また、商社など海外取引も多い業界においては、単純に高い英語力が求められるケースも多くあります。

そのため留年で1年遅れてしまうデメリットよりも、留年したことで高い英語力を身につけられればメリットの方が大きく働き評価もされやすいのです。

以上のことから、商社やベンチャーなどの業界を目指している場合は、留年で遅れてしまうデメリットを恐れずに自分を成長させる機会にどんどんチャレンジしていくべきと言えるでしょう。

留年をしている場合、履歴書を見ればそのことはすぐに分かりますので、面接では必ず聞かれると考えておきましょう。

その時に大切なことは「嘘をつかない」ということです。

面接官は何十人、何百人と就活生を見てきたいわば「人を見抜くプロ」です。

留年がマイナスになるからといって経験してもいないようなエピソードを話せば、それが嘘だとバレてしまう可能性は高いです。

また、その時は隠し通せても、入社後もずっとその嘘を貫き通す必要が出てしまいます。

そのため、嘘をつかないことも重要ですが、嘘をつかなくても済むように「自信を持って話せる経験をつくっておく」ことも大切です。

留年した際には次に挙げるような内容を経験しておくといいでしょう。

POINT

✔金融業界は留年が不利になる傾向

✔商社やベンチャー企業では有利に働きやすい

✔留年中の経験を聞かれた時に嘘をつくのはNG

留年した際に経験しておきたいこと

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留年中に経験しておきたいことの一つとして「長期インターンシップ」が挙げられます。

近年では1日〜3日程度のインターンシップが主流になっていますが、このような短期のものはインターンシップというよりは説明会に近く、参加しても実用的な力が身につくということは少ないのが実情です。

一方、数ヶ月単位の長期のインターンシップであれば話は別です。

とくにITベンチャーなどで長期のインターンシップは見つけやすく、かなり実践的な力を身につけることが可能です。

中には、長期のインターンシップからそのまま採用に繋がるケースもあるので、志望度の高い企業の場合は長期インターンシップの受け入れがあるか確認してみるのもいいでしょう。

長期インターンについて詳しく知りたい方はこちら

本文中で述べた通り、「海外留学」も留学中の経験としては定番です。

語学力を身につける以外にも、海外での生活は予想外のハプニングが起きたり日本では起こり得ない経験を積むことができるため、柔軟な対応力を身につけることもできるでしょう。

ただし、海外留学は今や定番化しているため、留学中のエピソードがしっかりとしたものでなければ大きくプラスに働くことはありません

そのため、英語圏以外のマイナーな国に留学をするのも一つです。

他の留学経験者と簡単に差別化を図れるため、面接官も興味を抱きやく面接でもアピールがしやすくなります。

TOEIC受験等の「資格試験」も留年中の経験として語ることができます。

上述の「海外留学」をした場合も、TOEIC受験までセットでやっておくとさらに効果的です。

ただし注意点として、あまり簡単な資格では留年中の経験としては不十分です。

ちょっと勉強すればだれでも取れるような資格を取ったとしても、そのような資格は留年していない学生でも簡単に取ることができるためプラスに働きません

TOEICであれば900点以上を目指しましょう。

非常に高いハードルのように感じるかもしれませんが、時間をかけて計画的に勉強を積み重ねていけば、留学経験がなくても十分達成可能な目標です。

このように、留年中の経験で資格の話しをする場合は、それなりの難易度をクリアした経験を伝えるようにしてください。

POINT

✔留年中に長期インターンシップに参加しましょう

✔留年中に海外留学に行きましょう

✔留年中にTOEIC等の資格試験に挑戦

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

「就活を控えているのに留年してしまった…」と心配になる人も多いと思いますが、大切なのは「留年した理由」です。

そこがポジティブな内容で話せるのであれば、必要以上に留年したことを気にする必要はありません。

逆に言えばその部分は必ず聞かれることになりますので、答えられる経験をしっかりと準備しておきましょう。