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更新日 2020.11.5

ケース面接とは|コンサル企業別の出題傾向など対策を解説!

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google等の外資系や、コンサルティングファームでの採用試験に導入されているケース面接。

苦手意識のある方も多いはずです。

しかし、手順やポイントを知れば今後の仕事にも活用できる内容です。

今回は、その面接対策を詳しくご紹介致します。

ケース面接とは!3種類を解説

ケース面接とは、出された課題に対して制限時間内に対策を考え提案するという面接形式です。

題材や情報を基に推測、推定し、その考え方を相手に論理性を持って伝える事が必要となります。

今回は、ケース面接のなかでも、主に3つに分かれているので、それぞれを簡単に解説していきます。

ビジネスケースについて解説します。

  • 企業の売上を上げるためにはどうしたら良いのか
  • テーマパークの入場者数を増やすにはどうしたら良いのか

ビジネスケース面接は、いかに論理的に結果を導き出せるかどうかが評価される面接です。

コンサルタント業界では、このような課題が実際に出されます。

そのため、より実践的に使えそうな考えを持っている方が面接を突破しやすいと言えるでしょう。

  • 今地球上では何人の人が寝ているでしょうか?
  • 日本にある電信柱の数はどれくらいでしょうか?
  • 地球上に生きている猫は何匹いるでしょうか?

実際には明らかになっていない、また調査の難しい内容を、情報を手掛かりに推論し概算する方法です。

ケース面接で必要となる、課題に対する打ち手を考える為の、基礎となる状況を整理する為に必要となる考え方です。

具体的には、「地球上に生きている猫は何匹いるでしょうか?」の様な問いに対して、概算で何匹かを割り出す為の方法です。

ケース面接の基となる情報を割り出していく作業になりますので、難しい知識は必要ないですが、概算に必要な世界や日本の人口、世帯数など、必要な情報は事前に覚えておくと便利です

フェルミ推定について詳しく知りたい方はこちら

  • 東京のオフィス需要はどうなると思う?
  • アンパンマンはなぜ子供たちに人気なのか

上記のように、抽象的な課題を出されることもあります。

これは、発想力や想像力を求められる問題です。

結果の解答を重視されるのではなく、結果を導くまでの過程を見られることが多いです。

過去問を解き、柔軟な考え方を身につけましょう。

各コンサルファームのケース面接の出題傾向を紹介

  • マッキンゼー
  • BCG
  • ベイン
  • ATカーニー
  • Strategy &
  • ローランド・ベルガー
  • ADL
  • IGPI
  • ビジネスケース

問:ある大手ゼネコンのクライアントから費用削減について意見を求められています。

・かかる費用はどのようなものがあるか

・グラフを見て、どのようなことを感じたか

・グラフの数字を用いた計算問題

マッキンゼーのケース面接では、どんどん深掘りされ、より詳細に述べることを求められる傾向があります。

マッキンゼーの採用選考に参加する方は、自分の限界まで発想を広げてみてください。

また、利益率や減少率などを求める計算問題も出題されることもあるため、きちんと対策をしておきましょう。

  • フェルミ推定
  • ビジネスケース

問:高層ビルの総工費は?(フェルミ推定)

問:イギリスからの訪日旅行者の数を増やすには?

ボストンコンサルティンググループは、売上推定や売上向上のための戦略の課題が出されることが多いです。

ビジネスに関する知識を頭に入れておくと、より考えやすいのではないでしょうか。

  • フェルミ推定
  • ビジネスケース
  • 抽象系

問:中堅お菓子メーカーの売上向上施策を述べよ。

問:バドミントンラケットの市場規模を算出してください。

問:・5年間でその売上を増加させるためにはどんな施策が考えられますか。

ベイン・アンド・カンパニーでは、売上を上げるための施策を考えるビジネスケース面接が行われます。

近年では、抽象系の面接も行われるそうなので、幅広い分野のケース面接を練習しておきましょう。

  • 抽象系
  • フェルミ推定

問:ロングセラーとは何か?

問:ケーキ屋の売上向上施策を考えよ。(売上ははすでに因数分解されており、それぞれを向上するための案を考え優先順位をつける)

ATカーニーは、一次面接ではフェルミ推定、二次面接では抽象系の課題が出されます。

どちらとも、しっかりと対策をしておく必要があります。

また、ATカーニーの一次面接では、売上はすでに因数分解されている問題が出されるため、それらを効率的に行うための施策を考え、順位を付けます。

また、そうした理由もきちんと説明しなければならないため、面接官に何を質問されていいように練習しておきましょう。

  • フェルミ推定
  • ビジネスケース

問:コンビニのコーヒーサーバーの売上の推定と向上施策を教えてください。

問:スーパーコンピューターの「京」への投資は賛成か反対か、その理由も述べよ。

Strategy &では、ビジネス売上向上問題とセットでフェルミ推定も出されるそうです。

フェルミ推定は、「なぜその考えになったのか」という過程を重視される問題のため、対策をしましょう。

そして、この企業では、二者択一タイプの問題も出される可能性があります。

その選択肢を選んだ理由も詳細に答えなければならないため、自分が回答しやすい方を選択することをおすすめします。

  • ビジネスケース

問:都内のある映画館の売上向上施策を教えてください。

問:会議室にある「コップのコースター」のコストを下げるために必要な施策を全部教えてください。

ローランド・ベルガーのケース面接では、面接官から議題が出されることもありますが、学生側の自己紹介やガクチカに関連した課題も出されることが多いようです。

  • フェルミ推定
  • ビジネスケース

問:小学生の肥満をなくすにはどうすれば良いか教えてください。

問:某ビジネスの市場規模予測の後、20年後までに市場規模を2倍にしたいが、それは可能ですか?

アーサー・D・リトルのケース面接では、過去に「非ビジネス系の組織の戦略提案」が出題されたようです。

ADLのケース面接は、インターンの後に実施されることが多く、通過者が少ないことからネット上で紹介されている体験談も少ないため、傾向を読みにくいのです。

そのため、どんな問題が出題されても良いようにまんべんなく練習しましょう。

  • フェルミ推定

問:日本にある絵画(美術)の数を求めよ。

問:コーヒーショップの売上を向上させる施策を考えよ。

経営共創基盤のケース面接は、フェルミ推定系の問題が出題されます。

5分という短い時間制限があり、仮に最終的な結果が出されなかったとしても、過程が評価されるため、あまり減点対象にはならないようです。

参考:外資就活

ケース面接で評価される能力とは

  • 一貫性のある論理力はあるか
  • 多角的なアイデアはあるか
  • 現実的な思考であるか
  • 他者と協調できるか
  • コミュニケーション能力はあるか

約40分から1時間程度、グループで考え、最後に結論を発表する形式が一般的ですが、最終の結論を導き出す経緯に破綻がないかと言う事をチェックされています。

仮で入れた数値が自分都合のもの出ないか、結論を導き出す為に事実をかえてしまってはいないか、様々な角度から客観的に検証しながら進める事が大切です。

実際の現場でクライアントに提案した場合を想定していますので、課題解決の方法がクライアントを納得出来るものでなくてはいけません。

その為に、たった1つのアイデアであれば、クライアントの意に沿わない場合、却下となります。

その為、課題に対しては多角的な視点からの課題解決のアイデアを、出来れば複数個用意できると安心です。

面接の方式によっては、発表するアイデアは1案の場合もありますが、今後のビジネスを想定して、複数考える癖をつけるとよいでしょう。

どれだけ素晴らしいアイデアでも、クライアント自身が実行できるアイデアでなければ意味がありません。

ケース面接でもその実現性も、間違いなくチェックしています。

正確な答えを求められている訳ではありませんが、かといって空想では全く意味のないもになります。

より確からしい情報を基に、現実可能なアイデアを導く事が必要とされています。

人間ですので毎回いいアイデアが思いつくわけではありませんので、他者との協調も重要です。

多くの場合グループディスカッションを含むケース面接では、他者の意見を汲み取る力や、意見を組み合わせて発展させる力、意見をまとめる力なども、場合によってはチェックされています。

他力を活用できる人材は、ビジネスシーンでも力を発揮しやすい面もありますので、協調を意識する事で別の面からアピールする事が可能です。

論理的に説明する力や、面接官、メンバーとのコミュニケーケーションなどの会話力も大切な要素です。

ビジネスには欠かせない会話力をアピールする為には、自己中心的に意見を捻じ曲げたり、問われた内容と違う事を答えてしまったりしない様、他者も尊重しながら、コミュニケーションをかわす事が大切です。

そもそもこの課題は面接の中で行われますので、一番基礎的な内容として心に留めておくと良いでしょう。

内定獲得のためのケース面接の解き方!

  • 前提確認:情報を正確に捉える
  • 情報を分解し分析する
  • 課題解決の方法を考える

すぐ解き始めるのではなく、まず情報の根幹になる部分や、ゴール設定などの確認を行います。

課題解決を必要としている人物の特定、曖昧な情報の確認、ゴールとなる目標の設定が主な目的です。

「正確な情報を基に、クライアントに合った課題解決を実施、ゴールとなる目標に至る」これがケース面接の大まかな流れです。

この手順を飛ばして進めると、的外れな課題可決方法や、提案自体に説得力が無くなってしますので、注意が必要です。

ケース面接の中で、最も大切な手順ですが、割り出したい数値をいくつかの要素に分け、より確からしい数値が割り出せる状態にしていきます

例えば「日本全国で一ヶ月に使用される歯磨き粉の量は?」という問いであれば、「日本全国で一ヶ月に使用される歯磨き粉の量」=「日本の総世帯数」×「1世帯当たりの1ヶ月の歯磨き粉使用量」このように分解できます。

これを更に分解を進め、既定の数値やより実値に近い数値が、当てはめられる状態にし概算をします。

例えば売上を上げる方法等の問いの場合は、さらに売上向上のアイデアや方法を考えます。

この際に注意するべきことは、課題を抱えているクライアントが実現不可能なアイデアであったり、概算であてはめた数値などが、自分の都合の良いものになっていないかと言う事です

こういった内容は、論理の飛躍に繋がり、課題を解決できないどころか、評価を大きく落とす一因になります。

まとめ

設問が難しかったり、独特の物も多いので、どうしても正確に解くのを優先してしまいがちですが、ほとんどの場合、正解は1つではなく正確な回答はありません。

冷静な気持ちで与えられた条件から推論し、納得感ある提案する事を意識において、楽しみながら進めるのもこのケース面接のコツです。

仕事を想定したケース面接ですので、好奇心をもって思考し、他者と協調できる人物であれば面接官だって、是非あなたと一緒に働きたいと感じるはずです。

正解に囚われることなく、是非自由な発想で思考し、あなたらしいアピールをしてみて下さい。