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更新日 2020.10.8

アクセンチュアのインターンは内定直結?インターンの内容や選考対策を解説

今回は大手外資系コンサルティング会社・アクセンチュアのインターンシップについてまとめました。

インターン参加者のES内容やグループディスカッションの課題などアクセンチュアのインターンシップ選考に役立つ情報が盛りだくさんです。

他にもインターンシップから内定までのプロセスや実際のインターン実施内容なども公開しています。

ぜひチェックしてみてください。

アクセンチュアはどんな企業?

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アクセンチュアの特徴
  • 求めている人材像が明確
  • 完全実力主義
  • 早い段階での高収入にも期待できる

アクセンチュアは大手外資系コンサル会社です。

「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する業務で、多くの企業のパートナーとして活躍しています。

アクセンチュアの採用案内では、「アクセンチュアによって自らを進化させ、アクセンチュアに進化をもたらす人材」を「求める人材像」として掲げており、具体的に必要な要素を10個の項目に分けて記載しています。

そこからは、「チャレンジ」「成長」「変化」などをキーワードに上昇志向の強い人材が求められていることが分かります。

アクセンチュア(ビジネス・デジタルコンサルタント)の年収は5年次で約800~1,000万円、10年次で約1,300~1,500万円と言われています。

日本人の平均年収は420万円と言われているため、アクセンチュアは高収入であると言えるでしょう。

また、外資系コンサル会社は完全実力主義と言われています。

成果次第ではさらに早い段階で高い収入を得られる可能性も十分にあります。

アクセンチュアのインターンの内容と選考の流れ

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アクセンチュアのインターンシップには3つのコースがあります。

毎年、夏に戦略コンサルタントとエンジニアのインターンシップ、秋に経営コンサルタントのインターンシップが行われています。

まずは夏に行われる「戦略コンサルタント育成プログラム」というインターンシップを紹介します。

インターンシップホームページにはインターンシップ内容について、

「当プログラムは、アクセンチュア・ストラテジーの力の源泉となる考え方・アプローチを実践的に体感してもらい、参加する皆さまのキャリアをかけるに値するかを判断いただくための真剣勝負の場として行います。」とあります。

「高い志、冷徹な洞察力、そしてコンサルティングを通じて世の中に貢献したいと思うような熱いハートを持つ皆様の参画を期待しています。」と記載されています。

具体的なワークの内容について、まず業界や会社について座学が行われた後、数名のグループに分かれてグループワークを実施します。

1グループに1つ課題が与えられそれをグループで話し合い、最終的に資料を作成し発表することになります。

グループにはメンター社員がつきワークの様子を観察しており、ワーク後にフィードバックがもらえたり、座談会で具体的な会社の雰囲気などを教えてくれたりします。

1回3日間のインターンシップが3度行われます。

1人1回までの参加です。

2020年「戦略コンサルタント育成プログラム」の日程は以下の通りです。

第1ターム 8/5(水)~8/9(金)
第2ターム 8/19(水)~8/21(金)
第3ターム 8/26(水)~8/28(金)

各ターム参加者は、それぞれ30人程度です。

対象者 大学・大学院に在籍し、日本国内での選考および上記いずれかのインターンシップのタームの全日程に参加いただける方
定員 各コース30名程度
会場 オンラインで開催
応募締め切り 2020年6月11日
選考の流れ
  • 1.専用ページからエントリー
  • 2.エントリーシート提出
  • 3.面接
  • 4.参加決定

選考は上記の流れで行われます。

最後の面接に合格すれば、アクセンチュアのインターンシップに参加する資格が得られます。

アクセンチュアが開催する3つのインターンシップの中で、戦略コンサルのインターンシップが最も参加困難と言われています。

参加できる人数も3ターム合わせて90人と少ないです。

参加者も大学院生や東京大学、一橋大学など高学歴者が多く、インターンシップではレベルの高いワークが行われるそうです。

次に「和魂偉才塾 コンサルタント塾(ビジネス・テクノロジー コンサルタント育成プログラム)」というアクセンチュアのインターンシップを紹介します。

このインターンシップ内容について、アクセンチュアは「実際のプロジェクトにおける業務プロセス『整理→施策立案→クライアント・マネジメント→提案』の流れに沿って、実践的に経験していただけます。」とし、グループワークを行うようです。

戦略コンサルのインターンシップと流れは似ていて、グループワークの後に、社員からのフィードバックをもらうことができるという内容です。

具体的には、例えば呉服屋Aの売上が年々落ちてきていて、市場規模自体も落ちてきてる中で、呉服屋Aの売り上げをどうやって上げていくかといったテーマが出され、解決策を考えていくというワークが行われたようです。

このインターンシップも戦略コンサル同様1回3日間の日程を3ターム行います。

2020年の日程は以下の通りです。

第1ターム 10/14(水)~10/16(金)
第2ターム 10/21(水)~10/23(金)
第3ターム 11/4(火)~11/6(金)

このインターンシップは、1タームに約60人参加できるため、3ターム合わせて180人程度参加可能です。

対象者 大学・大学院に在籍し、日本国内での選考および上記いずれかのインターンシップのタームの全日程に参加いただける方
定員 各コース60名程度
会場 オンラインで開催
応募締め切り 2020年8月19日(水)午前10:00
選考の流れ
  • 1.専用ページからエントリー
  • 2.エントリーシート提出
  • 3.面接
  • 4.参加決定

次に「和魂偉才塾 エンジニア塾 」というコースを紹介します。

エンジニアインターンシップは他の2つのインターンシップと内容や形式が大きく異なります。

アクセンチュアホームページのインターンプログラム内容によると、まず「ビジネス課題の分析&解決策検討」を行い、次に「システム要件の分析&設計」、さらに「アプリ開発」を行い最後に「社員からのフィードバック」をもらうという流れになります。

具体的には、日程の前半は与えられたデータを分析し戦略を練るという作業が中心で、中間発表を行い、後半はその結果を参考にしながらアルゴリズムに反映させる作業を行います。

POINT
  • それぞれに社員がメンターとしてつく
  • のちにフィードバックをもらえる
  • 東大や一橋など、高学歴が多い

このエンジニアインターンシップは他の2つのコースと異なり、1回4日間のコースです。

2020年の日程は以下の通りです。

第1ターム 10/13(火)~10/16(金)
第2ターム 10/27(火)~10/30(金)
第3ターム 11/4(水)~11/7(土)
対象者 大学・大学院に在籍し、日本国内での選考および上記いずれかのインターンシップのタームの全日程に参加いただける方
定員 各ターム30名程度
会場 オンラインで開催
応募締め切り 2020年8月19日(水)午前10:00
選考の流れ
  • 1.専用ページからエントリー
  • 2.エントリーシート提出
  • 3.面接
  • 4.プログラミング試験(任意)
  • 5.参加決定

プログラミング試験は、面接時に参考情報として使用されます。

公式サイトには、任意と記してありますが、プログラミング試験も受けておいた方が有利になる可能性があります。

アクセンチュアのインターンシップの採用選考対策!

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2019年アクセンチュアインターンシップのES課題の内容をご紹介します。

戦略コンサルタントの過去のES設問
  • 戦略コンサルタントという仕事・キャリアに興味を持った理由を、あなた自身の考え方や過去の経験がわかるように説明してください。

    (400文字以上500文字以下)

  • あなたがこれまでに、未知の分野に積極的に挑戦したエピソードを教えてください。

    (400文字以上500文字以下)

経営コンサルタントの過去のES設問
  • 和魂偉才塾【経営コンサルタント塾】を通じて、あなたが達成したいことを具体的に記述してください。

    (200文字以上300文字以下)

  • あなたとTechnologyの関わりを教えてください。また、今後どのようにTechnologyを活用していきたいですか。

    (400文字以上500文字以下)

エンジニアの過去のES設問
  • エンジニア塾を通じて得たいことは何ですか?理由も交えてご記載ください。

    (300文字以上400文字以下)

  • エンジニアという仕事に興味を持った理由はなんですか。

    ※現時点でソリューション・エンジニアに必ずしも強い志望がなくても構いません。

    (100文字以上300文字以下)

アクセンチュアのインターンシップで課されるWeb適性検査の問題形式は日系企業が多く採用している玉手箱の言語・計数です。

特別難易度が高いものではないため、しっかり対策していれば困難ではないでしょう。

エントリーシートとWebテストの締め切り日が同日であることから、ESとWebテストとを合わせて評価されると考えるべきです。

どちらもきちんと対策しておきましょう。

グループディスカッションのテーマはグループによって様々で、その場で出されたお題に対して臨機応変に対応し、積極的に議論に参加することが大切です。

  • 救急車は有料にすべきか
  • 日本でキャッシュレス決済を普及させるには
  • さびれた温泉街を立て直すには
  • 老舗旅館の売上向上
  • コーヒーチェーン店でお代わりを無料にすべきか
  • 中華料理屋の売上向上
  • スマホに加えるべき新機能
  • 日本でカジノ事業を展開するには
  • 新しいカメラの販売戦略
  • 大型ショッピングモールに対する、商店街の生き残り戦略
  • 社員の休暇プラン
  • オリンピック終了後のスタジアムの活用法について
  • 通勤ラッシュを緩和するには
  • 文房具業界の売上UP戦略
  • オリンピックで日本の獲得金メダル数を2倍にするには

アクセンチュアインターンシップの個人面接は、約50分です。

まずケース面接が行われます。

ケース面接とは、与えられた問いに対して制限時間内に打ち手を提案する面接形式です。

ワンキャリアなどに掲載されている実際の面接内容を参考にしましょう。

ケース面接の次に質問される内容は、学生時代頑張ったことや志望理由、ES内容の深堀りがメインだそうです。

POINT
  • ケース面接の練習をしておく
  • 学生時代に頑張ったことを固めておく

内定直結も!アクセンチュアのインターンシップに参加するメリット

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POINT
  • インターンは内定の直結している
  • コンサル業界について知ることができる

アクセンチュアのインターンシップに参加すると、そのまま内定をもらえるということはあるのでしょうか?

結論から言うと、アクセンチュアのインターンシップは内定に直結しています

ただ、インターン参加者全員が内定をもらえるというわけではありません。

インターンシップ参加者の中から、優秀だと判断された数人が最終面談に呼ばれその中から内定者が出るという形です。

インターンに参加したが最終面接に呼ばれなかった、という人でも本選考には参加できるため安心してください。

アクセンチュアのインターンシップは実際の業務に即した内容が多く、直接社員さんとも話すことができるため、社風や業務内容について詳しく知ることができます。

そのため、アクセンチュアのインターンシップに参加することで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

また、アクセンチュアのインターンシップに参加することで、コンサル業界全体について知ることもできます。

【番外編】アクセンチュアのインターン参加者のESを紹介!

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ビジネスコンサルタント職を志望する理由は2つあります。

1つ目は、多種多様な人材と協力し、彼らを巻き込みながら仕事をしたいからです。

これは私自身の人生の目標叶える上で必要な要素であるとともにこれまでの人生で培った私の強みを生かせる要素だと考えております。

2つ目は、戦略を考えるだけでなく実行のフェーズにも携わりたいからです。

ビジョンを描くだけでなく、実行をサポートするところにやりがいがあると考えます。

私がデジタルコンサルタント職を志望する理由は2つあります。

1つ目の理由は、幅広い業界への知見が求められる環境であり、仕事を通じて業界横断的な視野を身につけることで自分自身成長できるからという理由です。

2つ目の理由は、消去的な理由ではありますが、エンジニア職よりも文系の私でも努力次第では理系の方と肩を並べることができる職種であると考えるからです。

私は大学院で生物系の研究をしています。

研究生活では、理想的な結果が得られないことが多々ありますが、そういった結果から考えられる可能性を模索することが大切だと考えています。

また、課題の解決へ前進するべく別の実験方法を用いてアプローチすることも必要です。

これまでの研究生活で論理的思考だけでなく、多方向からアプローチするという戦略的思考も身につけたと考えています。

私は、正解が一つだけではない課題に取り組むという点で、コンサルタントと研究は共通していると考えています。

私は貴社のインターンシップを通じて、これまでの研究生活で培ってきた知識ではない、経験の部分がどれほど通用するのかを知りたいです。

まとめ

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いかがでしたか?

この記事を参考にぜひアクセンチュアのインターンシップ選考を突破してください!

アクセンチュアのインターンシップは内定に直結します。

ぜひ参加してあなたの就活を成功させましょう。

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