インターンの面接選考で落ちる理由は?受かる人との違いや対処法を紹介!
インターンシップは本選考よりも高倍率になることが多いほど、応募数が多いものです。そのためきちんと対策をしないと選考に落ちてしまいます。
なかなかインターン選考に受からない…という方は、落ちてしまう理由を分析して改善していきましょう!
■まとめ
インターンシップ選考に落ちる理由は何でしょうか?選考に落ちる人の特徴を考え、自分に当てはまるポイントはないか考えてみてください。
それぞれ改善点も紹介しているのでチェックしていきましょう。
- 働きたいという意欲が感じられないから
- その企業のインターンに参加する目的が明確でないから
- そもそも印象に残らないから
- 印象が良くないから
- 募集要項に沿っていないから
インターンシップを実施する企業の中には、早くから優秀な人材を確保したいと考えているところも少なくありません。
「※インターンシップは本選考には一切関係ありません」と記載されている企業でも、インターンシップ参加者から内定者が決まるということは珍しい話ではありません。
そのため、インターン参加者の最低限の条件として「働きたい!」と考えている必要があります。
まずは「働きたい!」という意欲を企業側に伝えましょう。志望動機を聞かれた際に、その意欲が伝わるような伝え方を考えておくべきです。
将来やりたいことが決まっている人は、その内容を軸に志望動機を考えると良いです。将来やりたいことが決まっていない人でも「やりたいことを探すためにインターンシップに参加する」という意思を示すことができれば大丈夫です。
とにかくインターンシップに参加することで、自分がどう成長したいのか、何を学びたいのかを明確にしておきましょう。
ただ「働きたい!」という意欲があるだけでは選考は通りません。きちんとその企業で働きたいという明確な理由を示す必要があります。
どの企業でもいいからとにかくインターンシップに参加してみたい!という学生は必ずと言っていいほど選考落ちします。
インターンは実際に企業に入って働くものであるため、試しに働いてみたいと考える人は多いものですが、応募する際にはその企業でなければ自分が求める経験ができないということを明確に示すことが重要となります。
- その企業の商品・サービスが好きだから
- その企業でどのようなスキルを身につけたいから
- 自分の将来やりたいことと業務内容がマッチしているから
- 自分のスキルがその企業の役に立つと考えるから
- この業界について学びたいから
- 企業理念に賛同したから
このような具体的な志望動機をつくるためには、その企業について徹底的に調べる必要があります。余裕があればその企業だけでなく、同じ業界の他の企業なども調べておくと良いでしょう。
インターンシップ選考の倍率は、企業によっては本選考よりも高いという場合もあります。それほどインターンシップは人気であり、多くの学生が応募しているのです。
その中で選考に合格するためには、まずは企業側の印象に残る必要があります。
他の学生と同じような志望動機、エピソードでは印象に残ることはできません。自分なりのオリジナル性をアピールすることも大切です。
志望動機や学生時代に頑張ったことなどは選考でよく聞かれる内容ですが、ネットの例文をコピペしたようなありきたりな内容では書類選考の時点で落とされてしまう場合がほとんどです。
私が貴社のインターンシップに応募した理由は、社会人として職場経験を積みたいと思ったからです。貴社の商品は私自身何度か利用したことがあり、とても感動しました。私もこのように人を感動させる仕事をしたいと思い、貴社のインターンシップに応募いたしました。
例えば上のような志望理由は漠然とし過ぎているうえ、「社会人として経験を積みたい」「貴社の商品に感動した」というありきたりな内容になっており印象に残りません。
例えばその企業に興味を持った理由については、
私は大学で~について学んでおりますが、その中で○○や××などの事業に取り組まれている貴社に興味を持ちました。
のように自分との関わりも具体的に盛り込みましょう。
印象に残ることができても、悪い印象を残してしまっては逆効果です。面接内容で印象を残すことはもちろん、人柄や第一印象で好印象を残すことも重要です。
インターンはその企業の社員と一緒になって働くことができる機会です。そのため、その企業の人に「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらうことも大切になってきます。
例えば、ネガティブなことばかり言う暗い印象の学生と、いつもニコニコしている明るい印象の学生だったらどちらと一緒に働きたいでしょうか?
2人が同じスペックを持っていたとしても、後者の学生が選ばれる場合がほとんどでしょう。
このように、「一緒に働きたい!」と思ってもらえるような印象付けも選考合格には大切な要素になってきます。
礼儀・マナーや姿勢、声のトーンや笑顔、身だしなみ、清潔感など細かな所まで気を付けましょう。
これは当たり前のことですが、企業側が示した条件にきちんと応じることが大切です。
例えば応募条件に「週4日以上出勤できる人」と記載されているにもかかわらず、面接で「週3日しか働けません」などと言ってしまうと当然ですが選考に落ちます。
応募する際にきちんと条件を確認しておきましょう。
インターンシップの募集をしている企業が最低限求める人材は以下の通りです。この条件を満たしている人の中から、合格者が選ばれると考えて良いでしょう。
企業が面接で不合格を決めた理由を挙げていきます。当てはまる点がある方は改善しましょう。
- ネガティブな印象があった
- 遅刻してきた
- 目を見て話さない
- やる気・熱意が感じられない
- 質問に対する回答が返ってこない
- 自信過剰
- 話が長い
- 待遇面の質問ばかりする
- 暗い
- 全く笑わない
インターン選考に限らず、選考で選ばれる人には共通点があります。
- 目的が明確で前向き
- 主体的に行動できる
- 素直に取り組む実直さを持つ
企業から投げ掛けられる質問に対し、ハッキリと前向きな答えができる人は、企業の求める分かりやすい人に当てはまります。
言い換えるなら熱意といった言葉がポイントで、働きたい意欲を感じさせる情熱を持った言動が好まれます。
熱過ぎるのも考えものですが、表情が暗くて声も小さいよりは、はるかに受かる期待が持てます。
自ら考え行動してインターン選考にやってきた、その行動力は主体的に動ける人という評価に繋がります。
誰かに言われたから会社を選んだ、あるいは消極的に選択したよりも、目的を持ち自ら進んで道を決めたことが企業にとって重要です。
選考会以外においても、学生時代に主体的な行動をした経験があれば、企業は自主的に動ける人材として評価してくれます。
言われた内容を素直に取り組むことも大切ですが、社会では時に自ら考え、判断して行動する必要性が高まります。
間違いが指摘されて行動を正せる人には、採用後も成長して行ける希望や可能性があります。
企業はこれを素直な人材という見方を行い、伸びしろがある人として評価を下します。
素直に行動できる実直さは、沢山の人が勤めて仕事に取り組む会社にとって、理想的といえる人物像です。
ただ、言われた通りにやる主体性のない人とは違うので、その点は履き違えないように気を付けましょう。
自分の良さを他人にアピールするためには、まず自分自身が自分の良さを客観的に認識している必要があります。まずは、自分はどのような人間なのか、自分の強みは何か、などとことん自己分析を行いましょう。
また、自己分析にはその根拠となる経験やエピソードが必要となるため、同時に考えることをおすすめします。
自己分析には様々な方法がありますので、複数の方法を試してみるのが効果的です。
【自己分析方法の例】
インターン面接で企業側が見ているポイントをあらかじめおさえておくことで、その点を意識しながら面接に臨むことができます。
- 第一印象
- 受け答えの仕方
- 身だしなみ・マナー
- 誠実さ・素直さ
このように書類だけでは分からないポイントを見ていることが多いようです。きちんとした内容を応えられることは当たり前で、その上でどのような印象を与えることができるかが、選考の合否を大きく左右するのです。
インターンへの参加を検討する学生が気になるのが、本選考への影響度ではないでしょうか。
インターン選考に落ちたからといって本選考も落ちるわけではありません。
インターン参加が本選考に有利になることもあります。
もちろんインターンに参加した学生の中にも本選考で落ちる人も当然存在します。
しかし一方ではインターン参加者が本選考で有利になることも多くあります。インターンに参加した学生の方が企業側もよりその人のことを知っているからです。
仕事のできる人間と判断してもらえれば、その企業を志望した際にも目を付けてもらいやすいです。
採用が有利になることがある理由として、志望動機や自己PRに厚みを持たせられるのもひとつに挙げられます。
インターンに参加することで、企業や業界への理解が深まります。表に出ている情報を基に志望動機などを考える人と比較をすると、厚みの差は歴然なこともあるはずです。
また、企業側としても実体験をベースに志望してくれる人の方が安心感を持てます。
特に企業はミスマッチが起こることで早々に辞められてしまうことを恐れていますので、きちんと仕事や業界のことを理解してくれている人に魅力を感じるのも自然です。
インターンへの参加が有利になることが多いのなら、参加をしなかったことで大きな不利になるのか心配になるところです。
この点に関しては、同じ企業を志望する学生の中にインターン参加者がいると、比較されてしまう部分もありますので不利になりやすいと言えます。
だからといって不合格になる可能性が高いというわけでもありません。
基本は面接で判断することですので、参加しなかった人でもチャンスは十分にあります。
それに、もしインターンに参加した学生が、あまり仕事ができない、あるいは適性がないとジャッジされている場合、参加した学生が不利になることも考えられるのです。
有利になる可能性がある以上、インターンを視野に入れた就活をすることは大切と言えます。
多くの企業がインターンを実施し、そして沢山の学生が参加する実情がありますので、利用しないと出遅れになってしまう懸念もあるでしょう。
特に理由がなければ利用した方が良いという流れも強いため、積極的に検討することも必要です。
インターン参加自体をゴールと捉えてしまっては意味がありません。
インターンはその企業や業界のことをちゃんと理解するいう目的もありますので、インターン参加後のフィードバックが大切です。
きちんと目的意識をもってインターンシップに参加しましょう。
- その企業のインターンに参加したい理由を明確にするべき!
- 印象に残らない人は選考で落ちる
- 目的が明確でポジティブな人が受かりやすい!
- 面接では書類で分からない部分を見ていることが多い
- インターン参加は本選考に有利な場合もある
インターンは、しっかりと目的を持って参加すれば、就活を進める上で有利になることは間違いないです。
インターン選考になかなか受からない人は、受からない理由を明確にし改善することで「受かる人」になることができます。
きちんと対策をして有意義なインターンシップに参加しましょう。
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