【人気企業】楽天の就活事情は?就職するための極意を伝授!
楽天は日本国内のITサービス企業として有名な会社です。
ITに疎い人でも、楽天の名前を知らない人は少ないでしょう。
知名度は抜群ですし、高い成長を続けてる会社なので、就活生からの人気も高いです。
この記事は「就活で楽天に応募しようか迷っているけど、企業分析や面接対策はまだしていない」という人に、特に読んで欲しいです。
楽天は今までどのような事業を行って成長を続けてきたのか、具体的にどんな選考フローが待ち構えているか、各選考試験をどのように対策すべきか、といった点を本記事では解説しています。
楽天は1997年に創業された、Eコマース(通信販売)企業です。
当時は「楽天市場」を中心に、フリーマーケット事業やブログ事業を中心に成長していきました。
2000年にジャスダック証券取引所に上場、その後はM&A(事業買収)を繰り返し「楽天トラベル」「楽天カード」など新規事業を展開。
2004年にはプロ野球への参入が話題になりました。
その後は、ネットバンキング「楽天銀行」や「楽天証券」などの金融関連事業を中心に成長をつづけ、2013年には東証一部上場を果たすことができました。
創業当時はネット黎明期で「インターネットで商品を売るノウハウ」を保有している企業は多くありませんでした。
そこで、楽天は「楽天市場に出店すればインターネットでセールスするノウハウをアドバイスします」と企業に営業をかけ、多くの企業からの出店を獲得することができました。
当時、国内でEコマース(インターネットでの通販・セールス)に精通した企業は少なかったです。
勇逸のライバルであるAmazonとは、差別化するため「商店街でショッピングを楽しむようなワクワク感」を楽天市場では演出しています。
また頻繁にポイントセールを開催し、ユーザーの購買意欲を高める取り組みも実施しています。
急成長を遂げている楽天ですが、過去にはさまざまなトラブルも経験しています。
まず、Amazonと比較して商品購入ページに情報量が多すぎて「使いにくい」と感じているユーザーもいます。
また過去には出店する企業側の手数料を上げた結果、楽天市場から撤退した会社もあります。
社会にインターネットが浸透した結果、Web集客のノウハウを蓄えたユーザーが自社ECサイトに切り替えはじめたことも影響しています。
さらには、就活で応募する条件が「三木谷社長の書籍を一冊でも読んだことがある」であったり、選考途中で三木谷社長の著書を購入させて感想文を提出させる選考内容がネットで話題になったこともあります。
ネットではさまざまな噂が飛び交っていますが、確実に言えることは「楽天は今現在も成長を続けている」ということです。
創業勝機はEコマース事業が収益の柱でしたが、今では売り上げの半分近くは金融関連事業が占めています。
また、子会社が運営するプロスポーツチームのホームスタジアムで内外店舗の「完全キャッシュレス化」を試みるなどおもしろい取り組みをしています。
2019年10月には携帯電話の電波基地局を自社で保有し、通信サービスを「第4のキャリア」として開始すると宣言しています。
これは従来のMVNO「楽天モバイル」と異なり自前の基地局を持つことになるので、通信の品質は格段に良くなります。
ITは移り変わりが激しいので、常に新しいことにチャレンジする姿勢が楽天の成長の原動力と言えます。
✔キャッシュレス化など新たな取り組みをしている
✔新しいことへのチャレンジが楽天の原動力
次は楽天の選考フローを確認しましょう。
年度によって内容にばらつきはありますが、例年ほぼ似たような内容なので参考にしてください。
他社の選考と比較して特異な点はありませんが、最終面接前の三木谷社長の書籍に対する感想文の提出は異質な感じがしますね。
それでは、楽天から内定を獲得するにはどのような対策をすれば良いかアドバイスしていきます。
楽天に限らず、他社の選考対策にも繋がります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
楽天のエントリーシートでは「大学時代に力を入れたこと」「部活・サークル経験」「アルバイト経歴やその他職歴があるか」といった点が問われます。
楽天は向上心の強い人を好む傾向があるので、「大学時代に実績を残しているか」「どのようなアルバイト経験があり、スキルがあるのか」といった点を重視してきます。
対策としては、実績を残すことを意識した大学生活はもちろんですが、必ずサークルやバイトで何らかの成果を残したり、スキルがついたことを照明するエピソードを準備する必要があります。
口コミによると、エントリーシート段階で落ちることは少ないようです。
しかし、面接ではエントリーシートに記載した内容に沿って質問されます。
面接で聞かれても具体的に説明できるよう、エントリーシート記入の段階から考えておくことが大切です。
エントリーシートは紙幅が限られているので、行動のキッカケ・直面した困難・改善策を実行した結果の3点を意識して「相手に伝わるエントリーシート」を簡潔に作りましょう。
就活生の噂によると、Webテストも通過率は比較的高いようです。
テスト内容は楽天オリジナル問題ですが「計数」「言語」「空間把握」が45分、「性格診断」が15分のテストです。
問題形式はオリジナルですが、SPIの対策を行えば決して突破が難しい内容ではありません。
慣れない問題形式に戸惑わず、落ち着いて対応できるかがWebテスト攻略の鍵になりそうです。
リラックスして臨みましょう。
一次面接では面接官1人に対して就活生が3人程度の集団面接が実施されます。
この時点で面接官が就活生を個別に見極めることは不可能です。
となると、一次面接は「基準に満たない人を落とす」ための面接と予想できます。
対策としては、「第一印象に気をつけること」「論理的に主張がブレているなど、ミスをしないこと」です。
ドアを開けて「失礼します」という時にあなたの第一印象はほぼ決まってしまいます。
身だしなみを整えたり、発声練習もしておいた方が良さそうです。
面接内容は「学生時代に力を入れたこと」など、エントリーシートに記載したオーソドックスな内容について質問されます。
エントリーシートに記載した内容と面接での主張が食い違ったするのはNGです。
あくまでエントリーシートの内容について詳しく説明するつもりで受け答えをしましょう。
一次面接では一人当たりの面接時間も短いので「他の人と差別化しなくては」と思いがちです。
しかし、突拍子もないことや奇抜なことをするのはリスクが高いです。
あくまで地道に、「減点されないように」することを心がけましょう。
楽天の二次面接は社員1人に対して就活生1人の個人面接が、なんと1時間程度実施されます。
他社の最終面接でも時間は30分程度のところが多い中、面接時間を1時間もとっているのはかなり特徴的と言えます。
質問される内容としては「学生時代に頑張ったこと」「困難を乗り越えた経験」の2点を深掘りされます。
対策方法としては、とにかくエピソードを具体的に説明できるようにしましょう。
1時間も面接があるとウソ・誇張した回答は見破られるリスクが高まります。
逆に、自分の体験したことに自信をもってアピールできる人にとっては絶好のアピールチャンスと言えます。
自己分析や今までの人生で経験したエピソードを振り返り、面接官に具体的にイメージしてもらえるようにアピールすることが大切です。
二次面接を突破した人は、三木谷社長の著作「成功のコンセプト」を読んで感想文を提出する必要があります。
共感したコンセプトを選び、その理由を600字程度で書くことが求められます。
提出は最終面接前に提出するケースが多いですが、課題文自体に合否はありません。
最終面接の結果と合わせて、総合的に判断されるそうです。
読書感想文と思うかもしれませんが、エントリーシートや面接でアピールした内容と矛盾しないように気をつけましょう。
もちろん、誤字脱字にも気をつけましょう。
最終面接は楽天役員の方との個人面接です。
所要時間は1時間程度、エントリーシートの内容の深掘りと三木谷社長の書籍を読んで共感・感動したポイントについて質問されるそうです。
感想文の内容と自己PR内容との整合性には気をつけましょう。
最終面接も1時間とかなりの長丁場になります。
エピソードのたな卸しや企業研究のブラッシュアップなどは怠りなく準備しておきましょう。
楽天に限らず、最終面接で最も重要なのは「絶対にこの会社に入りたい」という熱意です。
熱意は「入社後にこんなことをしたい」という点を明確に語れるかどうかにかかっています。
企業分析から入社後にやりたい内容を明確にし、自己PRの内容と整合性が取れるように気をつけましょう。
✔大学時代の実績が重視
✔学生時代に頑張ったことが深掘りされる
✔会社に入りたいという熱意が必要
楽天から内定獲得するイメージを持てたでしょうか。
楽天は選考内容こそオーソドックスですが、二次面接以降の面接時間が長いです。
ウソや誇張は極力控えて、論理的に整合性が取れるように気をつけましょう。
また、楽天の場合は企業理念を理解し共感できるかを特に重視している傾向があります。
社長の書籍を読む必要があったり、面接時間を長く設定しているのも「入社後に楽天で何をしたいのか」「本当に入社したいという熱意を持っているのか」を見極めようとしているからです。
会社説明会やホームページで情報収集することも大切です。
しかし本当に楽天に入社したいのであれば、事前にインターンシップに参加しておくことをおすすめします。
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