【人気企業】楽天のインターンに迫る|気になる仕事内容や面接対策について
楽天は日本のIT業界の中でも知名度が高いです。
「楽天で働きたい」と考えている就活生も例年多い人気企業。
もし楽天で働きたいと考えているのであれば、まずはインターンシップに参加することをおすすめします。
インターンシップは「採用選考とは関係ない」というのが企業側のスタンスですが、やはり優秀な学生であれば目に留まりますし、採用選考で優遇されることもあるそうです。
特に楽天の場合、詳しくは後述しますが、有給(時給が発生する)で実際の業務を体験できます
多くのインターンシップは事実上「詳しい会社説明会」となっているケースが多いですが、楽天は違います。
3か月程度がっつりと業務体験ができるので、面接でアピールするエピソードとしても魅力的です。
もしあなたが「楽天のインターンシップに興味がある」「楽天に就職したい」「充実した内容のインターンシップに参加したい」と考えているのであれば、ぜひ最後までこの記事を読んでくださいね。
楽天は日本のITサービス会社です。
もともとはECサイト「楽天市場」が事業の中心でしたが、その後は金融事業(楽天カードが代表的)や電子書籍事業、通信事業などITを中心とした幅広い事業に取り組んでいます。
積極的なM&A(事業買収)を繰り返し、新しく提供するサービスに「楽天」をつけてブランドの統一化を図っています。
楽天市場や楽天カードなどが有名ですが、最近では第4の通信キャリアとして名乗りを上げ、2019年10月に通信事業を開始予定です。
これは「楽天モバイル」などのMVNOサービスと異なり、自社保有の通信基地を使って通信サービスを提供します。
また、子会社が運営するプロスポーツチームのホームスタジアムにて、2019年からスタジアム内外の全店舗で「完全キャッシュレス化」を実施しています。
他にも電子書籍を販売する「楽天ブックス」、宿泊予約サイトの「楽天トラベル」などの事業を展開しています。
しかし、同社の売り上げの半分近くは金融関連の事業が占めています。
楽天を志望する就活生の間では有名ですが、選考の途中で三木谷社長の書籍を購入して読み、感想文を提出する必要があります。
インターンシップでは感想文の提出は必要ありませんが、面接やテストで質問されないとも限りません。
「就活で楽天も受験する」と決めている人は、今のうちから三木谷社長についてリサーチした方が良いかもしれません。
✔通信事業に力を入れている
✔社長についての知識も入れておくと良いかも
楽天の事業について理解できたところで、次はインターンシップに参加するための選考フローを解説します。
楽天のインターンシップに参加するためには、年度によって試験項目は若干異なりますが、下記の選考を突破する必要があります。
楽天のインターンシップではエントリーシートの提出が必須ですが、まれに会社説明会に参加することによって免除されるケースがあるようです。
エントリーシートの設問は「学生時代に力を入れたこと」「なぜ楽天のインターンシップに参加したいのか」「あなたの長所と短所」といったことが聞かれます。
これらの質問は他社のインターンシップ選考、実際の就活でも必ずといって良いほど聞かれます。
インターンシップ期間中に自己分析や企業分析を済ませておき、就活時に余裕をもって取り組めるとよいですね。
これらの質問への対策としては、「相手との接点を見つける」事を意識することです。
例えば楽天の場合、IT知識の理解はもちろんコミュニケーション能力も重視されます。
「学生時代は小学校から運動部に所属し、チームに貢献してきました。チームメンバーと旅行に行く時に楽天トラベル、電子書籍を読むときは楽天ブックスを利用しており、楽天という会社に興味を持った。運動部で養った継続力・チームワークを活かし、楽天のサービスを使って企業をサポートしていきたい。」
上記の志望動機は一例ですが、「過去に何をしていたか」「なぜその会社に興味を持ったのか」「今までの経験をどう活かして会社で活躍していきたいか」という点はかならず抑えるようにしましょう。
Webテストは言語・非言語・性格診断といった内容です。
過去の受験者の口コミによると「SPIの形式ではないので動揺するかもしれないが、基礎的な問題ばかり。ただし問題量が非常に多いのでテンポよく回答していく必要がある」とのことです。
楽天のWebテストはSPI形式ではないようですが、必ずSPIの対策はしておきましょう。
SPIは就活のWebテストで一般的に採用されている試験です。
また、「SPI形式ではないけど、SPIで勉強した内容が役に立った」というケースも多いです。
なぜSPIがWebテスト対策に有効かというと、過去に勉強した基本的な問題を網羅しているからです。
因数分解や関数など、忘れている人もいるかもしれません。
SPIはそういった基本的な問題を網羅的に対策できるので、Webテスト対策としては非常にコスパが良いです。
繰り返しますが、SPI対策はしっかりしておきましょう。
楽天のグループディスカッションは7人30分といった形式で行われることが多いです。
内容は「楽天カフェ2号店を出店する場合の戦略立案」といったテーマです。
テーマが大きいわりに参加メンバーも多く時間も限られているので、テンポよく仮定を立ててグループの合意形成をしていかないと時間切れになります。
楽天に限らず、グループディスカッションにおいて時間切れは絶対避けましょう。
結論に達せず時間切れとなった場合、グループ全員が不合格になることもありえます。
対策としては、5分から10分前になったら結論をまとめるようにする、タイムキーパー役を決めて時間管理を徹底するなどしましょう。
楽天のインターンシップ選考では必ずといって良いほど面接が実施されます。
個人面接の場合は20~30分程度、グループ面接の場合は30~45分程度の面接時間です。
面接の雰囲気は比較的和やかで、エントリーシートの内容に沿って質問されます。
また、キャリアビジョンについてや、人生で一番大変だったこと、逆質問の時間もあります。
面接対策としては、とにかく本番の面接までに面接慣れしておくことが大切です。
就活セミナーなどで実施される模擬面接、友達同士で協力して面接練習を積極的に行いましょう。
楽天のインターンシップ面接で特徴的なのが、応募者が遠隔地に住んでいる場合はスカイプ面接を実施してもらえる事です。
東京在住者以外の人も、インターンシップ面接に時間とお金をかける必要が無いのは嬉しいですね。
✔学生時代に頑張ったことをまとめておく
✔グループディスカッションで提案力が問われる
✔オンラインでの面接も可能
楽天のインターンシップはかなり本格的で、3か月以上実際の勤務をすることができます。
実際の社員に交じって、社員同等の業務を担当できます。
他の企業だと1~7日程度の「詳細な会社説明会」ぐらいのインターンシップで終わってしまう事も多いですが、楽天の場合はバリバリ正社員に交じって働くことができます。
週2日から勤務日は調整でき、かつ有給(時給が発生する)なので非常にお得なインターンシップと言えます。
仮に楽天に就職しなかったとしても、インターンシップで楽天の実務に触れた経験は就活で大きな武器になります。
なぜ実際の業務を体験できると就活で有利なのでしょうか。
インターンシップで実務を長期間経験した人材は、人事担当者から見れば「実際の職務経歴があり、かつ新卒の状態」という夢のような人材だからです。
新卒の場合は、当たり前ですが実務経験がないのでポテンシャルに期待して採用されます。
新卒は「会社の社風に染めやすいが、教育コストがかかる」という状態です。
一方の中途採用では「即戦力で教育コストはかからないが、前職の社風が残っている」といった状態です。
インターンシップで実務を学んだ就活生は「教育コストが比較的かからず、かつ社風に染めやすい」という新卒と中途採用の良いとこ取りの存在です。
こうした理由から、他の企業でも面接時に強いアピール材料になります。
残念ながら、楽天のインターンシップに参加したからと言って必ず内定が出るというわけではありません。
企業によってはインターンシップで優秀な学生は就活の採用選考を一部免除するなどの特典があるようです。
楽天は選考の免除などはないそうですが、リクルーターがついたり、イベントや早期選考の案内を率先して受け取れるなどの特典はあるようです。
よって、「インターンシップは内定に直結しないが、選考では有利」ということが言えそうです。
✔社員同様に働くことが可能
✔優秀なインターン生は採用選考の一部免除などの特典も
✔長期インターンはアピール材料になる
楽天のインターンシップについて、具体的な選考内容がイメージできましたでしょうか。
年度によっては「エントリーシートと面接だけ」といったケースもあるので、今年はどんな試験項目があるかは必ず会社ホームページで確認してくださいね。
楽天のインターンシップは「遠隔地でもスカイプ面接対応可能」「交通費や時給がでる有給インターンシップ」「3か月以上、社員と同等の業務ができる」と学生側にとってお得な内容となっています。
インターンシップ選考は必ず受かる保証はありません。
もし「どうしても他にインターンシップに参加したい企業がある」のであれば別ですが、特にこだわりがないのであれば楽天にエントリーシートを出してみませんか。
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