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更新日 2020.11.13

内定直結?キーエンスのインターン内容!選考対策を解説

今回は日本の時価総額第3位、電子精密機器メーカー・キーエンス(Keyence)のインターンシップについてまとめました。

インターンシップの内容と選考フローと早期選考や内定情報までキーエンスのインターンシップ選考に役立つ情報盛りだくさんです。

他にもインターン参加者の評判や実際の就活情報なども公開しています。

ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次は以下の通りです。

  • キーエンスってどんな企業?
  • キーエンスのインターン内容と選考フロー
  • キーエンスの早期選考
  • インターンの口コミ

キーエンスってどんな企業?

キーエンスは精密機器、特にFA(ファクトリー・オートメーション)用センサを通して、生産現場の生産性や品質安全の向上に努めている企業です。

自動車、半導体、電子機器、通信、化学、食品など製造業の様々な分野と取引を行っており、今では海外にも46ヶ国220拠点で事業を展開しています。

企画・開発の面から、新商品の約7割が世界初・業界初で顧客のニーズを満たしていることに加え自社工場をもたず、生産は全国の協力工場に委託するファブレス生産体制をとっていることから「付加価値を生み出すビジネスモデル」を重視しています。

  • 積極的に仕事を任せる
  • 育成の基礎となるOJT
  • 研修で総合的な能力開発を促す

この三点を基本方針としており営業においても開発においても若手の成長を先輩社員が積極的に助ける仕組みづくりができています。

 オープンに議論できる職場環境をモットーにしていて「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」を大事にしていることから以下のような特徴を持った人材を求めていると考えられます。

  • 行動力
  • 主体性
  • 傾聴力
  • 論理的思考

上二つは「何を言ったか」を重視している点から必要であり、傾聴力についてはキーエンスがグローバルダイレクトセールスという販売体制をとっており顧客と直接対話して取引を進めるためニーズを正確に聞き出す力が必要だと考えます。

4つ目の論理的思考力ですが、付加価値を付けたり営業で顧客を納得させることはもちろん、就活の面接にもそれが如実に表れていると考えます。

キーエンスは選考が独特なことで有名です。

その中でも下記の三つが非常に特徴的です。

20秒自己PR 人事に20秒の自己PRを流れ作業で行います。
説得面接 お題を出されて意見を変えるように説得する面接です。
ビデオ面接 二人の面接官の間にビデオが置かれ内容は通常の対話面接です。

それぞれをその場で対応させられるため、これらの面接を通過するためには常日頃から論理的思考力を養っておく必要があります。

キーエンスのインターン内容と選考フロー

キーエンスのインターンには3つのコースがあります。

例年は大学生が夏休みの8月9月に東京や大阪で丸一日、二日かけて行われてきましたが、今年のキーエンスインターン2022はコロナの影響でオンライン開催となりました。

そのためそれぞれのコースが9月から11月に複数回に分けて2時間前後のインターンを行うようです。

まずは9月から11月にかけて行われる「社会に出て役立つ価値づくり営業講座」という営業職のインターンシップを紹介します。

インターンシップの内容としましては、「営業の価値とは何か、世の中に必要とされる営業の要素を凝縮してお伝えします。

お客様とのやりとりで求められるコミュニケーションについて、様々な視点から体感していただきたいと思います。

「営業で身につくスキルに興味がある」「営業の面白さ、やりがいを体感したい」 「キーエンスの営業の強さを知りたい」という方にお勧めです。

具体的な内容は

お客様の真の課題を把握し、課題解決のアイデアを考えて提案していただくコンサルティング営業を体感してもらいます。

営業がどのようにして商品の持つ「付加価値」を世の中に拡げているかを実感していただきます。

    コンテンツ
    • 営業の真価を考える
    • コミュニケーション能力
    • 顧客ニーズへの訴求

と記載されています。

キーエンスの社員が実際に行っている営業を体感できるため、実践的な営業の本質を知ることができます。

モノづくりの業界を志望している人だけでなく、営業に関わっていきたい人はどの業界でも生かすことのできるスキルを学ぶことができます。

対象者 学部・学科・専攻は問わず選考はありません
会場 オンライン(zoom)
応募締め切り 2020年11月30日

(マイナビまたはリクナビよりエントリー)→キーエンスマイページより申し込み

※先着順なため満席の可能性あり

※予約は一人一日程のみ

9,10月に行われる「理系学生のためのコンサルティングスキル講座」という技術営業のインターンシップを紹介します。

内容としましては、「技術営業という職種の観点から、社会に出て役立つコツをお伝えします。

明日から使えるコミュニケーションスキルから、実際にあったケーススタディをもとにして、提案の奥深さに触れる技術営業ならではのコンテンツを用意しています。

「研究よりも人と関わる仕事に興味がある」「理系を活かしながら幅広い仕事に就きたい」という方にお勧めです。」とあります。

具体的な内容は

技術営業という職種の観点から、社会に出て役立つコツをお伝えします。

また、実際にあったケーススタディをもとにして、技術営業として求められるアプローチの手法や考え方、また、具体的な顧客への提案において気を付けるべきことまでフィードバックを交えながら幅広く知っていただきます。

    コンテンツ
    • コンサルティングコミュニケーションとは
    • 顧客のニーズをカタチにするために大切な視点
    • 『技術営業』という役割の実態

と記載されています。

対象者

理系の学部・院生限定で学科・専攻は問いません。

会場 オンライン(zoom)
応募締め切り 2020年11月30日

(マイナビまたはリクナビよりエントリー)→キーエンスマイページより申し込み

※先着順なため満席の可能性あり

※予約は一人一日程のみ

夏から秋にかけて行われる「価値のあるエンジニアになるためのプロジェクト講座」というエンジニア職のインターンシップを紹介していきます。

内容としましては、「皆さんが社会人になると、規模の大小はあれど、何らかのプロジェクトに参加することになります。

そのプロジェクトのリアルな実態を、元プロジェクトリーダーが実例、裏話などを織り交ぜながら解説し、皆さんの研究活動にも、すぐ「使える」考え方をお伝えします。」とあります。

具体的な内容は

明らかな解が無い中でプロジェクトを遂行しないといけないようなケースを想定し、その解決策を各自で考えてもらいます。

その策に対して社員からフィードバックを行い、実際の商品開発プロジェクトの難しさ、面白さを理解していただきます。

    コンテンツ
    • 『デキる』プロジェクトメンバーの5ヶ条
    • 大学の研究活動で活かせる思考
    • 商品開発プロジェクトの成功例

と記載されています。

対象者 理系の大学院に所属されている方
会場 オンライン(zoom)
応募締め切り 2020年11月30日

(マイナビまたはリクナビよりエントリー→)キーエンスマイページより申し込み

※予約は一人一日程のみ

キーエンスの早期選考って何?

キーエンスのインターンシップに参加すると、例年は早期選考への参加や本選考で行われる20秒PRの免除があるそうです。

これは2度のインターン参加による特典ですが、今年度はコロナの関係で満足なインターンが開けず、インターンの時間も2時間前後と非常に短いためおそらくあからさまな優遇はないと考えます。

インターン参加者は人事の方から優遇はないと告げられているがここ2,3年では参加した学生の中で追加のセミナーが開かれています。

インターンに参加した学生ではこんな声もあります。

3回の全工程に参加したあとの実業体験に参加できた学生は間違いなく早期内定に繋がっているので、公にはされていないが有利なると思う。

また、参加できなかった学生も企業理解が深まるので有利になると思う。

このインターンシップに参加するだけでは、有利にはならないと思われる。

この企業の複数のインターンシップに参加すると、特別なイベントに参加するチャンスがあるといった案内がつぎのインターンシップ参加した際に案内があった。

引用元:就活会議

なお、この後のセミナーに参加しても面接などが待っているため早期選考が楽な道のりというわけではないでしょう。

キーエンスのインターン口コミ

実際に参加した人たちの声をワンキャリアや就活会議から引用して紹介しようと思います。

最終日に行われた15秒自己PRは実際の選考フローの中でも行われるものであり、それを本選考とは別に体験することで有利に働くのではないかと考える。

キーエンスはコミュニケーション能力を重視する会社であるためエントリーシートなどは設けられておらず、この15秒自己PRが他の会社にもエントリーシートにあたる部分である。

グループワークやその後の解説等で、今後の就職活動で役立つ、企業分析に役立つ、会社を見る目、学生にはとっつきにくい有価証券報告書の見方などを学んだ。

そのようなインターンシップなどを経験したことがなかったので、企業理解などのインターンシップというより企業分析といったものに近かった。

引用元:就活会議

ワークでは社員さんがお客様役を担当しヒアリングを学生達で行う。

その際にどのくらい潜在ニーズを調査できるかが、良い結果を出すために必要であると感じた。

また座談会では人事には聞けないような、プライベートや働き方についても聞くことができるため、積極的に聞くことを意識した。

学生達の関わりは1日のインターンであるし、班の大学も全国バラバラなためなかった。

同じ大学同士では連絡先を交換している人もいた。

社員さんとの関わりもないが、選考では人事の方に覚えてもらえているなど、プラスになることは大きいと感じた。

引用元:ワンキャリア

どの学生も参加したことに大きな価値を感じているようでした。

グループワークロールプレイングなどで実践感覚を経験しながら営業での働き方や会社の見方について学んだようです。

ほかにも自己PRをすることもあり今後の就活にも非常に活きてきそうです。

また実際に早期選考がなくても担当者に印象を残すことができるのでそれも大きなメリットとなります。

まとめ

 キーエンスは時価総額で日本3位の大企業ながらもその仕事内容はB to Bがメインなためあまり知られていませんが、営業職に少しでも興味のある学生はキーエンスのインターンシップに参加することでその仕事に対する向き合い方が変わります。

今年はインターンの選考もないため勇気をもって参加してみましょう。

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