大学生の海外のインターンシップの費用はいくら?短期・長期のメリットとは
■まとめ
海外インターンシップとは、大学生や社会人が”海外の企業で働く”ということを体験出来る制度のことです。
海外のインターンシップに参加し、色々な考えを持った世界の人たちと会うことで、良い刺激にもなるでしょう。
また、海外のインターンシップに参加している人たちは、向上心が高い傾向にあります。
将来、企業を目指していたり、外資系の企業で働きたいと思っている方は、お互いに刺激し合える仲間がいる海外のインターンシップに参加することをおすすめします。
海外のインターンシップの期間は、基本的に1か月以上の期間を設けている企業がほとんどです。
最短で2週間の短期インターンから1年半の長期インターンシップまであります。
短期のインターンシップであれば、学生でも夏休みの期間を使って参加することが出来ます。
社会人の方も、2週間程度であれば、有給を使って参加できるのではないでしょうか。
一方で、学生が長期のインターンシップに参加する場合は、休学し十分な時間を確保しなければなりません。
社会人も、2か月以上の長期休暇を取ることは難しい方もいるかと思います。
長期の海外インターンシップの方が、より業界の知識やスキルを得ることが出来たり、人脈作りが出来たり、メリットがたくさんあります。
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- フィリピン
- ベトナム
- カンボジア
アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドは、仕事の種類がとても豊富です。
例えば、観光業界・貿易・教育・農場など、様々な分野で発展しています。
フィリピン・ベトナム・カンボジアなど、東南アジアの国は、他の国と比べるととても物価が安いことが特徴です。
インターンシップのために、半年以上滞在することを考えると、家賃、食費など生活費は、安く抑えたいですよね。
費用を節約したいと思っている方にはアジアの企業に参加することをおすすめします。
海外のインターンシップでは、世界共通の言語である「英語」を活用します。
そのため、英語のリスニング・スピーキングスキルはとても必要になってきます。
英語力があった方が、現地の社員の方との意思疎通もスムーズに行うことが出来るため、仕事も任せてもらいやすくなります。
海外でのインターンシップを考えている方は、最低でもTOEIC700点の英語力を身に着けておきましょう。
英語力がなくても、参加出来る海外のインターンシップもありますが、将来、外資系の企業で働きたいと思っているのであれば、英語のスキルを身に着けておきましょう。
海外のインターンシップに参加することで、海外企業でのビジネススキルが身につくだけでなく、同時の英語力を鍛えることが出来ます。
海外での留学前はTOEIC600点程度だった方が、海外でのインターンシップを終えた頃には850点まで上がったという例もあります。
海外のインターンシップでは、世界共通の言語の英語で会話をすることがほとんどです。
会話をすることで、英語力がアップすることが期待出来ます。
海外のインターンシップは、色々な国から参加者が集まります。
それぞれ生きてきた環境が違うため、当然価値観も異なります。
自分の考えとは全く違う新しい発想を持つ人たちと出会うことで、視野が広がること間違いなしです。
海外のインターンシップを経験した過去があるのであれば、就活・転職する際にアピールポイントとして使えること間違いなしです。
ただ参加しただけで、何も身に付いていない場合は評価にはならないかもしれないので、海外のインターンシップに参加するのであれば、しっかりと学んできましょう。
これからの社会で生きていきそうな斬新な発想力を持っていたり、英語力が身に付いたりした場合は、外資系の企業で内定が獲得出来るかもしれません。
グローバルな社会環境を体験することで、ミーティングの方法やコミュニケーションの取り方、ビジネスに必要な考え方など、日本とは少し違うポイントを発見することが出来ます。
海外で知った良い点と日本特有の良い点を組み合わせて、仕事の仕方を改善していくことも可能になります。
海外のインターンシップに参加する際は、エージェントに登録する方がほとんどだと思います。
海外のインターンシップのプログラムを紹介しているエージェントは、紹介費用が発生するところがほとんどです。
その紹介費用の相場は、このようになっています。
短期インターン | 5万~10万円 |
---|---|
長期インターン | 10万~20万円 |
エージェントは、海外の企業を紹介してくれるだけでなく、英語のレベルをチェックしてくれたり、履歴書を添削してくれたりします。
そのため、インターン先が決まった際は、費用が発生するようです。
●保険金
海外のインターンシップに参加する際は、海外旅行傷害保険へ加入しましょう。
海外旅行傷害保険の相場は、1ヶ月13,000円~です。
仮に、滞在先で病気やケガをした場合、保険に入っていないと50万円以上の膨大な費用がかかってしまう可能性があります。
また、ビザの申請時に保険への加入を求められるケースもあります。
高額な治療費を支払うリスクを無くすためにも、加入しておきましょう。
●航空券
航空券は、夏休みや年末年始などの繁忙期は高くなります。
セブ島 | 4万5千円~ |
---|---|
ニューヨーク | 7万円~ |
イギリス | 6万円~ |
ベトナム | 7万円~ |
オーストラリア | 5万円~ |
短期のインターンシップは、夏休みに開催されることが多いので、比較的に費用が高いかもしれません。
少しでも費用を安くするコツとして、フライト日の1か月前から航空券を予約しておきましょう。
また、安い航空会社を利用するのも良いかもしれません。
高い航空会社と比較した場合、最大3万円も費用が異なることがあります。
しかし、安い航空会社はあまり快適でない可能性が高いので、快適さを選ぶか安さを選ぶか考えておきましょう。
●ビザ申請
アメリカJ-1ビザ | 40万円~60万円 |
---|---|
カナダ | 4万円 |
イギリス | 6万円~ |
オーストラリア 学生ガーディアンビザ |
44,000円 |
フィリピン (17~20週間) |
約29,200円 |
ベトナム 6カ月マルチビザ |
24,000円(5日間で取得) |
海外に長期滞在する場合は、ビザの申請が必要です。
短期だと観光ビザになったり、インターンシップ専用のビザであったり、国によって申請費用が違います。
上記の表で紹介した通り、高い国だと40万円超えのところがあったり、安いところだと約2万円程度で取得出来たり様々です。
●家賃
海外のインターンシップで一番お金がかかるのは、家賃だと言われています。
そして、滞在する場合、いくつか種類があります。
例えば、現地の家族に家にホームステイしたり、一人暮らし専用のアパートを借りたり、シェアアパートに入居したりたくさんあります。
ホームステイした方が、語学力も身に付くのでおすすめです。
1か月ホームステイした場合の費用はこの通りです。
アメリカ | 約16~25万円 |
---|---|
オーストラリア | 約12~15万円 |
ベトナム | 約10~20万円 |
1か月の家賃はこの通りです。
アメリカ(ルームシェア) | 3万~5万円 |
---|---|
オーストラリア(ルームシェア) | 3万~6万円 |
ベトナム(1R) | 約3万円 |
●食費
アメリカ(自炊) | 3万~5万円 |
---|---|
オーストラリア(自炊) | 5万円~ |
ベトナム(自炊・外食込) | 1万円 |
アメリカやオーストラリアは基本的に物価が高いので、自炊するにも費用がかかってしまうようです。
一方で、ベトナムは外食しても1食75~150円と、とても安いです。
ベトナムのローカルフードのみで生活できる方は、約1万円程度に抑えることが出来ます。
●交通費
1か月にかかる交通費は、以下の通りです。
アメリカ | 10,000円 |
---|---|
オーストラリア | 13,500円 | ベトナム | 5,000円 |
アメリカ・オーストラリア・シンガポールなどは、バスや電車など交通機関が充実しています。
移動する際は、必ず公共交通機関を使用するため費用がかかってしまいます。
シンガポールやベトナムなど、物価が安い国は交通費も安いです。
世界有数のホスピタリティビジネスが活発な点がインドの特徴で、日本国内からの情報検索ではホテル事業を展開する企業の情報アクセスが有効です。
インターンの開催期間は3か月から半年以上の物が多く、技能はビジネス英語の他にもホテルサービスに関連した技術と知識が必要です。
その上で有名ホテルでは専門の役職を用意した上で参加募集をしているので、検索段階から一定以上の英語スキルも必要になります。
金属工業の発展が目覚ましく、同時に海運や陸運等の運送業にも需要が出ているため、複数の業種がインターンを開催しています。
日本からはオペレーター募集の情報を検索する方法がお勧めで、近隣諸国の影響もあり双方の国内で支社か本社を構える会社も多く存在します。
尚一部の食品事業には創業から50年近く海外との関係を持つ企業もあるので、インターン開催情報も古くから存在し比較的集めやすい特徴があります。
海外でスペシャリストインターンとして募集しているのがイタリアの特徴で、トスカーナ州等レストランが多く存在する場所では特にその傾向があります。
この募集内容は経験者のみ参加できる内容なので、調理師関連の学科が存在する学校でのみ情報が集められます。
本場のイタリア料理の技術が習得できる事もあって、期間と費用が高くなる傾向もあり長い物だと2年近くで100万円以上の費用が掛かります。
よって情報を集める時には高額必要費用に該当する物の検索をお勧めします。
勤務状態に特に制約が無く自由にインターン参加ができるのがデンマークです。
勤務時間も10時から5時までと非常に短い点も特徴的で、生活水準もこの営業に合わせた形になるため業務以外の海外生活を体験するためには最適な場所です。
情報の集め方は物流関連の企業情報から探していく方法がお勧めな上に、数百人規模で参加募集している企業もあるため、情報が集めやすいです。
いかがでしたか?
なんとなく将来は海外で働きたいと考えている学生も多いのではないでしょうか。
しかし、将来とは言わず、インターンを通じて今すぐに海外で働くことも出来るのです。
この記事を参考に、海外のインターンシップ参加を検討してみてはいかがでしょう。
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