面接で良く聞かれる質問に「働く意味はなにか?」というものがあります。
この記事では、そもそも働く意味をどの様に考えていけばよいのかの参考になる考え方を解説します。
また最後に、この質問の模範解答例も記載していますので、参考にしてください。
■まとめ
生きていく上で必要な食品を買ったり、家賃・光熱費などの生活費を支払ったりするには、お金が必要です。
働くことにより、両親からお小遣いを貰うこともなくなります。
自分で働き、お金を稼ぐことで、自立していると言えます。
社会に貢献したいと考える人は、自分が仕事をすることで「誰かに感謝されたい」「誰かの役に立ちたい」と思っている方が多く、それをやりがいとしているのです。
他人に限らず、両親に恩返しをしたい、友人の手助けをしたい、と思っている方も大勢います。
誰かに貢献したいという思いを持っているのであれば、熱心に仕事に打ち込めるでしょう。
財布やバッグなど、欲しいものを購入するために働く方も多いです。
自分で働いて稼いだ給料を、自分へのご褒美に使うのです。
バッグを購入出来るから頑張れる、旅行のために頑張るという方は、給料が高い仕事を中心的に選択します。
会社で働くことで、必要なビジネススキルを身に付けることが出来たり、対人関係スキルを身に付けることが出来たり、成長する機会はたくさんあります。
また、入社したばかりの頃は失敗ばかりしていた作業も、回数をこなすことで失敗しないことが当たり前になり、より1ランク上の作業が出来るようになるかもしれません。
高い地位を獲得したいという方は、「単純にモテたい」「友人から羨ましがられたい」という承認欲求を満たしたいと思っています。
高い地位や権力を得るには、大手の場合、長年同じ職場で働かなければいけません。
起業して社長になりたいと考えている方も、並々ならぬ努力が必要です。
これらの理由で、仕事が頑張れるのであれば、仕事をする意味として使えます。
例えば、「タワーマンションに住みたい」「一軒家に住みたい」「毎日外食してもお金に困らない」「ペットと一緒に住みたい」というように夢を見ている方は、それを実現するために仕事をする必要があります。
高い目標を持っている方は、たくさん稼がなければいけないので、人より優れた能力が必要かもしれません。
同じ部署の中でも、エクセルやパワーポイントを使用して資料・提案書を作成したり、テレアポをしたり、色々なことを経験することが出来ます。
業種や企業によって、少しずつ内容が異なってくるため、良い刺激を受けながら生活していくことが出来ます。
色々なことを経験したいからという理由も働く意味と言えます。
働くことに対して、企業側と価値観が合わなければ、一緒に働くことが難しいと判断されてしまうかもしれません。
例えば、企業側は、やりがいを感じさせるために、社員に色々な仕事を任せたとします。
しかし、その本人は、お金のために働いているため、同じ額の給料ならば、難しい仕事よりも資料作成などの単純な作業系の仕事ばかりやりたいと思っていたとします。
そうすると、価値観に差が生まれてしまい、仕事をすることが嫌になってしまうかもしれません。
このように本人のやる気を削がないためにも、価値観を確認するのです。
そして、採用担当者は学生の思考力を見ています。
例えば、上司に指示された仕事だけをしていく新入社員と、自分で考えて、どんどん提案してくれる新入社員では、後者の方が会社的にも嬉しいですよね。
そのため、自分で考えて動くチカラを持っている人を採用される傾向にあります。
思考力があるかどうか確認している方法は、「話が倫理的かどうか」です。
「恩返しのため」「自分の成長のため」などと理由を付けて回答する際は、それらを目的にした理由も併せて回答すると良いでしょう。
私は、収入を得て何不自由なく生活出来る環境にすることが仕事をする意味だと考えております。
私は、裕福な家庭で育てられました。
そのため、幼い頃からピアノや英会話の習い事に通ったり、受験生になると塾に通ったり、将来に必要なスキルを身に付けることが出来ました。
このように、私が親になった際には、子供にも何不自由なく習い事を行って欲しいと思っております。
幼少期から英会話に通っていたため、ビジネス英語も話すことが出来ます。
海外の会社と商談があった際は私も御社に貢献出来るかと思います。
人より優れた能力を身に付けるためにも、給料は必要と私は考えました。
私にとって、働くということは「人の役に立つ」ということです。
私の住んでいる地域は、ボランティアに積極的な方が多くいました。
幼い頃から地域の方々に助けて頂いていたので、恩返しとして地域のために働きたいと考えております。
御社が行っているサービスを地域の方々に広めていくことで、少しでも恩返しが出来るのではないかと思います。
これらの理由により、人の役に立つ仕事をすることが私が仕事をする意味です。
私は、働くことで色々なことを経験し、能力を付けるために働きたいと思っております。
その理由は、色々な業種・業界で活躍出来る人間になりたいからです。
私は学生の頃からアパレル業界でバイトをしておりました。
そのバイト先でも、レジをしたり、フロアリーダーになり全体を統括したり、在庫管理をしたり、色々な仕事を率先して行っておりました。
これらの経験は、御社で働く上でも必要なことだと思っております。
どの環境に行っても対応出来る人間になるためにも、たくさん経験を積むことを目的として働きたいです。
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この記事では、「働く意味とは?」というテーマで、働く意味の考え方、そして就活の面接で聞かれた時の模範解答例を解説しました。
このテーマはこれから40年間働く上で、最もと言って過言ではないほど重要なテーマです。
すぐに答えは出ないかもしれませんが、良く考えておくことをおすすめします。