今回は、クレジットカード業を中心に、事業を展開しているJCBのインターンシップについてまとめました。
本記事を読むことで「JCBインターンシップや会社概要」「JCBインターンシップの選考フローと対策方法」「JCBインターンシップの口コミ・評判」などを知ることができ、インターンシップを有利に進めることができます。
特に、インターンシップの選考対策については、前年度の問題をもとにまとめていますので、就活生必見です。
JCBを検討している学生も、まだ業種を絞っていない学生も、是非チェックしてみてください。
株式会社ジェーシービーはクレジットカードに関するサービスを提供しており、「金融業」に分類されます。
JCBのその他の事業については、「クレジットカード業務に関する各種受託業務」「融資業務」「集金代行業務」「前払式支払手段の発行ならびに販売業およびその代行業」と金融関係を幅広く取り扱っているようです。
社員数は時給制契約社員も含め、4,315名(2020年3月末現在)で、国内外に支点もあり、世界で実績を残している企業と言えるでしょう。
JCBは社内の風通しもよく、若手でも重要ポストに挑戦できるなど、会社の方針にしても働くにしてもチャレンジングな会社と言えます。
働き方に関しては、金融業ということもあるからか、法令遵守をきっちりと行っているため、会社の意識も高く非常に働きやすいです。
残業などもしっかり管理され、水曜日はノー残業デーも設けられています。社員の男女比は女性の方が多く、産休なども比較的取り易いので女性も男性も働きやすい環境は、整っているのではないでしょうか。
まず、JCBが求めている人材を簡単に紹介していきます。
JCBは社風にもあったように、チャレンジ精神旺盛な人材を第一に求めています。
自分で考え、アクションが起こすことができ、かつ失敗を恐れず、成功に奢らない人材です。
そして「個」の力が尊重される会社ではあるのですが、その力を組織のために最大限に駆使できなくては人材としては不十分です。
「個」の力を最大限にし、その結果。
組織全体の力も最大化することができる人材を求めていると言えます。
就活でよく言われる「コミュニケーション能力」「責任感」「真摯さ」を持っていることが前提ですね。
その上でチャレンジを通して成長したい、という思いが大切なのではないでしょうか。
JCBのインターンシップ期間に長期のものはないのですが、短期でのインターンシップが用意されています。
まずは、夏に開催される、1Dayインターンシップの内容や選考の流れについて解説していきます。
1Dayインターンシップには、人数制限は特別設けられておらず、大学生・大学院生であれば誰でも参加することができます。
参加する際には事前予約が必要で、例年は東京または大阪での開催でしたが、2020年に限りWEBでの開催になっています。
サマーインターンシップの開催時期は7~8月に数回ずつ開催されます。
インターンシップの内容を簡潔に言うならば、会社説明会のような感じです。
まず金融業界、特にカード業界について詳しく学ぶことができます。
さらにグループワークを通して、ゲームをしつつ学びを深める時間も取られているとのことです。
それだけではなく、今後の就活の進め方や会社の選び方など、他業種を最終的に志望することになっても学びになるようなワークが用意されています。
1Dayインターンシップは基本的に選考がありません。
事前に予約をするだけで参加できます。
ただし、募集上限に達すると参加できない可能性もあるので、早めに予約する方が良さそうです。
次に、夏の3日間にかけて開催される3Daysのインターンシップについて解説していきます。
3Daysのインターンシップは7~8月のサマー1Dayインターンシップに参加することが前提条件となります。
さらにその後の選考を通過した人のみ、参加することができます。
例年9月に東京で2回、大阪で1回開催され、定員についての詳細は不明でした。
3Daysのインターンシップでは、課題が与えられ、グループを作ってその課題についての解決案をプレゼンするといった内容のようです。
もちろん、課題は毎年変わるようですが、2019年の課題は「自チームで決めた国に対して、カード会社のソリューションを用いてその国の課題を解決する案を考えよ。」というものでした。
1Dayインターンシップの参加者のみ、選考を受ける権利が与えられます。
選考内容としては、webテストとグループディスカッションで行われるようです。
先にwebテストが行われ、4~5日で結果通知、その後合格者のみGDの参加権が与えられるようです。
JCBのインターンシップは、過去の参加者の情報を見る限り「自由」のようです。
自由とはいえ、派手な格好やラフな格好は避け、オフィスカジュアルを意識するようにしましょう。
スーツでの参加者もいたようですので、迷うならスーツで行ってもいいと思います。ここでは、JCBインターンシップの選考対策の方法や過去問について紹介していきます。
適性検査についてはSPIのような問題で、内容としては以下の通りになります。
一般的なWEBテストと形式が同じなため、特別何か対策をする必要はなさそうです。
不安な方はSPI対策の本などを買い、勉強するといいでしょう。
受験はWEB上とのことで、自宅などで1時間程度、パソコンを用いて受験をする感じのようです。
合否は1ヶ月以内にメールで通知され、選考通過者のみ、グループディスカッション選考に参加することができます。
適性検査に合格することができれば、グループディスカッション選考に進むことができます。
グループディスカッションでは指定された日時・場所にて選考が行われます。
面接官が3~4人に対し、1グループ5~7人で話し合いを進めていき、テーマは自由で予め各々が準備してきたものから、話し合いで選ぶようです。
当日までにディスカッション案を考えておきましょう。選考時間としては合計1時間程度で、最後に2~3分程度審査員に発表する時間が設けられるとのことです。
発表が終わるとフィードバックをもらい、選考終了です。
ディスカッション案としては、金融業界に関係のある内容で考えると良いでしょう。
また、「ユニークさ」「積極性」などを特に見られており、発表内容はもちろん、話し合い段階からもちろん選考対象です。
グループの雰囲気を見つつ、自らの役割を判断する必要があり、グループディスカッションについての知識や経験があると有利かもしれません。
選考後は2週間程度で、メールにて合否が通知されます。
雰囲気は和やかということで、緊張することなくリラックスして挑みましょう。
就活塾は、就活に困っている学生を支援する塾です。
エントリーシートや面接、グループディスカッションの対策を一緒に行ってくれます。
JCBのインターンは、倍率が高いためきちんと対策をしなければ、選考突破できない可能性が高いです。
就活塾は、企業に合わせた志望理由を作成することが可能なため、JCBのインターン選考にも対応できます。
他にも、面接やグループディスカッションの必勝法を伝授してくれます。
絶対に選考突破したい方は、就活塾に入塾することをおすすめします。
まずは2019年のインターンシップ参加者のレポートをもとに、口コミや評判などを紹介していきます。
かなり大変だった。
論理的に進めていかないと人事からのフィードバックで詰められて白紙にされるグループもあった。
ほとんどの班がファミレスで残って課題に取り組んでいた。
しかし人事のフィードバックは的確で、大きく成長できた。
常に社員がそばにいるため、分からないことがあればすぐに質問できる。
また、1日に3回ほどフィードバックがある。
そこで的確な指摘をもらえるためかなり成長できる。
インターンシップ後には個人フィードバックがあり、評価されるとそこで面談に呼ばれる。
引用元:ワンキャリア
全体的にかなり大変のようです。
インターンシップの時間以外にも、グループの人と別の場所で集まり、課題を進めているところが多かったようで、この辺りからも大変さがわかります。
ですが質問が気軽にできる環境が整っており、的確にフィードバックをもらえることからも、キャリアとしての成長にもつながるのではないでしょうか。
かなりキツかった。
2日目の夜は徹夜だった。
社員の方は新歓にフィードバックしてくれるため、何度も成果物に手直しを加えなければならないため、かなりの時間を要する。
チームでシナジーを生み出す難しさを学べた。
2グループにつき1人の社員がついてくれるため、社員との関わりは多いと感じた。
また、どんな質問にも真剣に答えてくれる。
参加者は基本的には同じチームの人としか関わりがない。
懇親会で少しだけ他班の人とも話したりした。
引用元:ワンキャリア
この方も「キツかった」と表現されており、2日目の夜は徹夜もとのことでした。
フィードバックを貰い、修正する過程もあるため、3日で成果物を作り上げる難易度は高そうです。
ただ社員の方との関わりが多く、どんな質問にも答えてくれるという部分から、インターン中の雰囲気の良さが伺えます。
他班との交流が少なめなので、多くの人と交流がしたい方には積極性が求められそうです。
このインターンシップは他社に比べてわりと重めの内容で、時間ギリギリで夜まで残ってやることが多い中で、身をもって時間制約がある中での時間の有効活用の重要性と、仲間とのうまい分業の重要性を学ぶことができた。
また、この会社での働く上での先輩社員との関係性や、働き方の片片を垣間見ることができたようにも感じ、よかった。
人事社員からのフィードバックを受ける機会が何度かあるが、何を聞きたいのかなどまで明確にしなくてはならず、結構厳しいので目的意識を常に持ち、有効に活用するのが大変であった。
しかし、初日は社員のフィードバックが怖いが、日を追うごとに優しくなっていくため、辛さは和らいでいく。
引用元:ワンキャリア
内容としては他社に比べても重めのようです。
この方も夜まで残って課題を進めることが多かったけど、その中から学べることも多かったと書かれています。
限られた時間で、どのように目的意識を持って効率的に進めていくかなど、実際の仕事に近いのかもしれません。
質問する際にも抽象的な質問ではなく、具体的に質問をする能力が求められており、この辺りも実践的ですね。
日を追うごとに社員にフィードバックが優しくなる、という部分からもインターンシップの数日間で成長している過程が目に見えてわかり、面白い体験かもしれません。
内容的にも重く、実践的な内容が多い印象のインターンシップでしたが、その後の本選考で内定に有利になることはあるのでしょうか。
JCBでは、3Daysのインターンシップに参加すると、その後イベントが2回ほど開催され、本選考の「Webテスト」「1次面接」が免除になり、他の学生より少し有利に選考を進めることができます。
しかしそれ以降の面接では、初めて会う社員の方を相手にすることになるので、最後まで有利になることはあまりないようです。
いかがだったでしょうか。
JCBのインターンシップの種類や内容などについて詳しく紹介してきました。
JCBなどの金融業会を志望している人はもちろん、社会人になる上でも必要な知識などを学ぶことができるので、現段階でJCBを志望していない場合でもおすすめです。
就活は、早めの行動が大切になるのでインターンシップに積極的に参加し、企業研究という意味でも自分の視野を広げることが大切になってきます。
是非、この記事や企業サイトを参考にJCBの採用試験を突破、就職活動を有利に進めていってください。
「JCB インターン」に関してよくある質問を集めました。
「自分で考え、少しでも踏み出すことができる人」「失敗しても臆せず、成功は次の成功につなげることができる人」「個の力を組織の最大化のために駆使できる人」
エントリー→WEBテスト→グループディスカッションの流れとなっています。
「ユニークさ」「積極性」が見られているようです。