インターンから内定直結する確率は?採用直結型の大手企業はどこ?
■まとめ
インターンシップに参加することで、20~30%内定を獲得出来ると言われています。
リクルートキャリアが2018年にインターンシップを開催している企業を対象に調査を行った結果、25.6%が「採用目的でインターンを開催している」と回答しています。
また、内定先が決まっている学生にも調査を行った結果、「インターンシップに参加した企業に入社する予定の学生」は22.3%いるという結果が出ています。
これらの結果から、インターンシップに参加することで内定を獲得出来る学生は20~30%だということが推測されます。
短期のインターンシップのプログラムの中で、良い成績を残すことで早期選考を案内して貰える可能性が高まります。
また、長期のインターンシップに参加し、結果を出すことで内定を獲得出来る可能性が高まります。
参考:リクルートキャリア- 向上心が強い
- インターン中は目標を持って業務を行っている
- その業界について詳しい
向上心が強い学生は、自ら提案をしたり、自分の意見をはっきり言ったり、成長したいというのが全面的に伝わってきます。
インターン生を採用する企業は、新しい発想を持っていたり自ら考えることができたりする学生を求めています。
インターンのプログラム中に向上心が強いことをアピール出来れば、内定獲得に有利になるでしょう。
インターンに参加する理由が明確な学生は採用されやすい傾向にあります。
インターンの時点で、目標がある方は、就職後も目標を持って働いてくれると思われています。
目標が明確な方は、モチベーションが高く退職しにくい方が多いです。
会社の雰囲気を良くするためにも、目標が明確な方を採用するようです。
その企業の業界について詳しい方は、とても戦力になります。
業界を知っている方は、その業界の時代背景・問題点などを理解しています。
そのため、他社に負けない戦略を考えてくれると思われています。
- なんとなくインターンに参加している
- 指示待ち人間
- わからないことは全て先輩に確認しようとする
内定を獲得できない学生とは、「周りがインターンをしているから」「就活で有利になりそうだから」などという理由で、なんとなくインターンに参加している人です。
これが企業側に伝わってしまうと、「意欲が感じられない…」とマイナスの評価を受けてしまう可能性があります。
そうなると、内定獲得にはつながりにくいです。
指示待ち人間とは、新しい提案をするどころか指示をしなければ業務をこなしてくれない人のことを言います。
指示することで、きちんと業務をしてくれることは良いことなのですが、大手企業であれば指示をしなくても期待以上の仕事をする人は大勢います。
そのような社員と同様の働きをする学生を求めているため、指示待ち人間には内定は出されないでしょう。
逐一、上司に確認をするということは上司の仕事の時間も奪うことになります。
会社全体の効率も悪くなりますし、すべて聞いていては成長しづらいでしょう。
そして、優秀な学生は「自ら調べて実行する」ことができます。
自ら調べることができる学生は、成長するスピードも速いため内定が出されやすいのです。
- コミュニケーション能力を磨いておく
- 業界の情報を集める
- アウトプットを意識する
社会人になると、社内の人間やクライアントなど、話し合う機会がとても多くなります。
コミュニケーション能力が高ければ、円滑にミーティングを進めていくことができるため、そこを評価されて内定に繋がりやすくなります。
意見を述べる・みんなの意見をまとめることが出来れば、内定獲得に近づくでしょう。
先ほど、「インターンで内定を獲得出来る学生・出来ない学生の違い」で説明したように、業界の知識が多い方が、何も知らない学生より良い評価をもらえます。
業界について詳しければ、実際に提案をする際に仮説を立てて話すことが出来ます。
他の人には考え付かなかった発想をすることが出来るかもしれません。
情報を集めるためにも、毎日ニュースを見たり、ネットで検索したりしましょう。
インターン先の企業で学んだ知識をアウトプットすることで、「うちで学んだ経験をきちんと活かしている」と思われて評価が高くなります。
アウトプットがきちんと出来る人は、仕事のスピードが速い傾向にあります。
他のインターン生に負けないように、成長意欲が強いことをアピールしましょう。
- 投資銀行
- メーカー
- コンサルタント
外資系の企業は、その人の能力で判断する実力主義の傾向にあります。
インターンシップで実際に学生の能力を確かめ、よりレベルの高い人材を引き抜こうとしているのです。
そのため、外資系企業のインターンシップは内定に直結すると言われています。
自分の能力に自信がある方、実力を確かめたいという方は、外資系企業に参加してみても良いかもしれません。
●日系企業
コンサルタント
実際に、その企業で社員と同等に働くことで学生の能力を見極め、「優秀だと思った学生に内定を出す」というものです。
コンサルタント業界のインターンは、本選考直結型を取り入れているところが多いです。
IT、ベンチャー企業
ベンチャー企業とは、新規の事業・サービスを展開していく企業のことを言います。
これから発展していくためにも、戦力になるような、発想力のある学生・向上心の高い学生等を求めています。
そのため、能力の高い学生には内定を出すようです。
- UBS証券
- バンク・オブ・アメリカ
- モルガン・スタンレー
- アクセンチュア
- 日本ロレアル
- A.T.カーニー
- アーサー・ディ・リトル
- ローランド・ベルガー
- ベイン・アンド・カンパニー
- ネスレ日本
- P&G Japan
外資系企業のなかでも、主にコンサルタント、投資銀行、メーカー等がインターンで内定者を探しているようです。
- メルリンチ日本証券
- SMBC日興証券
- 野村証券
- みずほ証券
- 経営共創基盤(IGPI)
- ドリームインキュベータ
- ベイカレント・コンサルティング
- みずほフィナンシャルグループ
- リクルートホールディングス
- LINE
- フリークアウト・ホールディングス
- 富士通
- 東京海上日勤
日系企業も、外資系企業同様、コンサルタント業界ではインターン生を採用しようと考えていることが多いようです。
他にも、証券、金融、ベンチャー企業もあります。
学生にとって、インターンシップはビジネススキルを身に付ける良い機会になるだけでなく、企業によっては内定を勝ち取れるチャンスになります。
企業側のインターン開催の目的も理解しながら上手にインターン制度を活用するようにしましょう。
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