世界のさまざまな国と地域に事業を展開する総合商社として、幅広いビジネスを展開している双日のインターンシップについてまとめました。
「インターンシップの内容が知りたい」「ESや面接の対策がしたい」
そんな方に向けて今回は、インターンシップの内容、ESの設問、参加メリットなど、過去のインターンシップに参加した学生の感想をふまえて解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
■まとめ
双日とは、2004年に日商岩井株式会社と、ニチメン株式会社の合併から発足した日本大手の総合商社です。
双日グループの関連会社は国内125社、海外309社あり、従業員数は19,230人に上ります。
(2019年9月30日時点)
双日グループは、世界約50の国と地域に事業を展開する総合商社として、国内および海外との取引、事業投融資、事業運営等を行っており、機械、エネルギー、金属、化学品、生活産業などの多岐にわたる分野でグローバルに多角的な事業を展開しています。
また、双日グループは新しい価値や機能の創造にチャレンジしており、多様な働き方を受容するダイバーシティを重視。
人種、国籍、性別、年齢などにかかわらず、双日グループ社員の能力を最大限に発揮できる環境づくりに向けて取り組み、働きがいがあって働きやすい会社を目指しています。
社員の方の口コミ情報をもとに、双日の社風をまとめます。
基本的に社員間の仲は良く、社内の雰囲気は良いという評判です。
大企業ではよくある意思決定のスピードの遅さや、意見を通すためには根回しが必要になる場面もあり、必要以上の手間が発生してしまうこともあるようです。
また、良くも悪くもコミュニケーションを大切にしている文化であるため、協調性がなく、個人でとにかく成果をだしていきたいといったタイプの人には合わない環境です。
双日にはすべてのステークホルダーに貢献するための行動指針があります。
【行動指針】
1. 確かな信頼を築く。
2. 将来を見据え、創意工夫する。
3. スピードを追求する。
4. リスクを見極め、挑戦する。
5. 強固な意志でやり遂げる。
双日株式会社
これら行動指針や企業理念から以下のような人材が求められています。
求められる素質はどの総合商社においても似ており、基本的な素質の高さが求められています。
また、総合商社を受ける学生は留学経験等も珍しくないため、留学経験のアピールは特別差別化にもならず、さらに選考時に話すエピソードが似てしまう傾向もあるようです。
そのため、経験のアピールだけでなく、大手総合商社の中でも双日でなければならない理由を徹底的に語れるくらいの企業研究と、高い熱量があると他の学生と差別化を図れるでしょう。
双日のインターン【Sojitz Internship 2020 双日キャリアカレッジ】について解説します。
双日のインターンシップには、「ビギナーコース」「インテンシブコース」の2つコースがあります。
プログラムと日程以外は基本的に同様のインターンシップとなっています。
本インターンシップは1dayのインターンシップとなります。
参加対象者 | 大学生および大学院生 ※学年、学部、学科は問いません。 |
---|---|
募集人数 | 未定 |
開催地域 | 東京 |
実施場所 | 双日(株)東京本社 |
開催地域 | 東京 |
開催予定日程 | ビギナーコース 8月頃予定 インセンティブコース 第1日程:9月16日(水)~18日(金) 第2、3日程:12月・2月に実施予定 |
※第1日程にご応募頂いた方も再度エントリー可能
1. 業界を知る。会社を知る。
2. トレーディング体感ワーク
1. 「働くとは何か」を徹底的に考え抜くワーク
2. 総合商社で働く醍醐味を体感できるワーク
1. 専用ページからエントリー
2. エントリーシート提出
3. グループディスカッション+面接
4. インターンシップ参加決定
過去に出された設問はこちら。
400字以内で自由に記述してください。
内容は問いません。
(200文字以上、400文字以内)
あなたらしさを表す写真を3枚選び、アップロードしてください。
またそれぞれの写真について100字以内で説明を記載してください。
(1枚につき100文字。
計3枚分記載)
他の学生と似たような内容にならないよう個性を意識して書いた学生が多いようです。
双日の求める人材像にもある積極性、主体性、創造性がわかるエピソードを盛り込んで書くようにしましょう。
総合商社を狙う学生が多いため、全体的に参加者のレベルは高めです。
ディスカッション中の発言が評価されるため、まずは積極的に発言することが大切です。
また、発言の少ない学生にも話を振るなどして、周囲を上手く巻き込むと良い評価に繋がるでしょう。
総合商社志望の学生が多いことから、海外留学経験についてのエピソードを話す学生が多い傾向があります。
挙手制であるため、積極性を見せるために出来るだけ早めに発言することを心掛けましょう。
また、回答時間は1人1分と短く、さらに似たような回答では印象が薄くなってしまうため、差別化も意識して準備しておくことが大切です。
インターンシップに参加した学生の意見をふまえて、特徴や参加するメリットをまとめます。
双日の企業理解だけでなく、就職活動を通して活用できる自己分析などを行うため、どの学生においても有意義に過ごせるプログラムになっています。
参加した学生の中にはこのインターンで出会った学生たちと就職活動を通じて励ましあい、情報交換をする関係になれるほど、本インターンには交流する機会もあるようです。
双日のインターンシップは内定に直結しません。
双日のインターンシップは新卒採用選考活動とは一切関係ないと公開されているため、気軽に参加できます。
しかしながら、インターンシップで優秀だった人には本選考で有利になったという口コミもありました。
このように本選考で必ずしも有利になるわけではありませんが、インターンシップでの経験は本選考でアドバンテージになる可能性もあるため、就活で双日の内定を狙っている場合はイターンシップにはできる限り参加するようにしましょう。
最後に双日インターンシップについて大事なポイントをまとめます。
雰囲気が良く、風通しが良い社風
表向きだけでなく、社員の方の口コミでも多いことから信憑性が高い。
求められる人材は「積極性」のある人
選考では積極性をアピールし、総合商社の中で双日を選ぶ理由を明確にする。
双日のインターンシップはワーク中心
自己分析を徹底的に行うため、その後の就職活動にも役立つ。
双日のインターンシップは内定に直結しない
本選考ではインターンシップの参加がアドバンテージになる。
過去にインターンシップに参加した学生の感想では、双日のインターンシップの評判は良い傾向がありました。
現場社員の方のサポートも厚いことからも、インターンシップに慣れていない学生にとっても参加しやすい環境が整っています。
また、双日や総合商社の働き方について理解できるプログラムだけではなく、学生が就職活動する上で大切な自己分析などにも取り組むため、どの学生にとっても有意義な時間を過ごせるようです。
インターンシップの参加を検討している方は、ぜひ参考にしてください。