「食品メーカーのビジネスって気になるけど、どんな課題があるんだろう?」
「誰もが知ってる味の素のインターン内容ってどんな事をするんだろう?」
日本を代表する老舗企業の味の素では、どのようなインターンを行っているんでしょうか?
また、選考内容、本選考への影響など気になる点は多々あるかと思います。
この記事では、就活中の学生さんの疑問に応えるべく味の素のインターン内容をまとめてみました。
食品メーカーへの志望度が高い学生さんはぜひ御覧ください。
味の素はうま味の發見を創業の礎として発展してきた食品調味料の会社です。
創業は1909年5月20日で従業員数は単体3,401名 連結32,509名(2020年3月31日現在)、創業から100年以上たつ日本でも屈指の老舗企業です。
現在では食品調味料の他にアミノサイエンス事業にも力を入れており、主な商品としてアミノバイタルがあります。
アミノサイエンス事業は味の素の事業の3割を占めており今後、より伸びるであろうと期待されています。
味の素が注力してく分野です。
国内には各グループ企業と、支社、営業所を各地に構えており、海外拠点はヨーロッパ・アフリカ、北米・中南米、アジア各国と世界に事業を展開しているグローバル企業です。
味の素が創業以来掲げてきたものは食と健康を通じた社会貢献です。
ASV(Ajinomoto Group Shared Value)というミッションがありこのビジョンを達成するために、our philosophyというピラミッド型の体系図を作成しています。
そして、社風の礎となるものは、味の素グループwayです。
味の素グループでは味の素グループwayを最も重視しており、大事な行動指針となっています。
味の素グループwayにもありますが、開拓者精神が最も大事なマインドとして求められます。
味の素は創業100年以上の老舗にも関わらず、現在でも海外展開や新しい分野の開拓など積極的に活動する会社です。
味の素の社員として活躍するには、開拓者精神とチャレンジ精神は求められる欠かせない資質となります。
ASVを根本に社会貢献を大事なミシッションとしている味の素では、社会に対する謙虚さや貢献の気持ちも大事な要素です。
社会貢献の精神は、日々の自分の生活と社会との接点を日頃から心がけることで磨かれている資質です。
味の素グループ高輪研修センターまたは味の素 大阪支社
学部3年生以上、修士1年生以上の方
※既卒の方も、就業経験(正社員雇用)がない場合は応募可能。
遠方の方には宿泊費の負担あり・交通費支給。
昼食の用意あり。
MYPAGEよりWEBにてエントリーシート提出後、書類審査を通過した順に連絡。
会社概要の説明と、グループワーク、プレゼン、フィードバック、先輩社員との交流というカテゴリーに分かれています。
3日のうちの初日の午前中をつかい、会社概要と味の素グループwayの説明を行います。
特に味の素グループwayの説明は入念に行われます。
午後からはグループワークがスタートします。
売上拡大を考えるグループワークなどが用意されており、夕方に中間発表があり、18時に初日は終了します。
2日目は午前からgループワークのプレゼンがあり、終了後、人事からの手厚いフィードバックがあります。
3日間のインターンシップは深く考えることが多く大変な内容となっています。
面接は一次面接のみです。
1対1の面接で時間は15分程度で、ESの設問の深堀り、確認にとどまります。
内容は軽めという声が多く見られます。
学生時代に最も熱意をもって行った取り組みについて
設問の中で見られているのは、自己解決能力やリーダーシップです。
少ない文字数の中でより具体的に、納得のいくエピソードを織り交ぜることがポイントです。
味の素では、味の素グループwayの項目が行動指針となっており、とても重要視されています。
まずは、味の素グループwayの項目をしっかりと理解し、項目に基づいたESを作成してみましょう。
課題の解決前と解決後の違いをしっかりと明示することも忘れないようにしましょう。
味の素は応募者が多く倍率が高い企業なので、基本的にESはさらっとしか見られません。
見やすく具体性のある内容であることは最低条件です。
数字など、具体性を表せるものがあれば積極的に活用しましょう。
動画選考は、近年様々な企業で取り入れられています。
動画選考には、書類だけではわからない印象を見ることができ、雰囲気が希望職種に合っているか動画で確認することができます。
応募が多い企業では、効率的に志望者を絞り込む動画選考によりことができるので選考に採用する企業が増えています。
初めに何のことについて話をするのか、見ると何がわかるのか、ということをはっきりと伝える必要があります。
これがないとその先を見てもらえないかもしれません。
を考えましょう。
まず結論ありきの構成
つい陥ってしまいがちですが、自己満足な動画にならないようにしましょう。
まず、何を伝えたいのか、伝えるべきことはしっかり伝わっているか、ここが最も大事な点です。
見る側がどう受け取るのか、わかりにくい点はないかなど、しっかり見直すことが大事です。
自分の無力さを感じましたが、その時感じた悔しい思いが起爆剤となりその後の成長を得ることができました!
インターンシップに参加することで働くイメージを持つことができ、モチベーション向上につながりました。
内容の質の高さと参加しているメンバーの志の高さに圧倒されました。
そのおかげで成長を実感でき、GBWに参加して本当によかったです! 引用元:味の素|インターンシップ公式サイト
取り組む課題は実践に即した内容となっており、グループワークで取り組む内容はかなりの難題であるといえそうです。
参加した学生の感想でも、苦戦を強いられたというものが多くみられます。
その分、大きな達成感を得られたりたくさんの刺激を受けたという声も多くみられました。
取り組む課題は難しいが、しっかりした確かなものを得ることができるようです。
インターン参加前は、体育会系の雰囲気が強いイメージを持っていたが、思ったほどそうではなく、参加学生も接しやすく理性と感性のバランスが取れた人が多かった
とても充実した3日間で、ビジネス視点が学べ、また参加者との仲も深まった点が良かった。
午後グループワーク→翌朝発表 という流れが2回繰り返されたが、夕方にある中間発表でかなり鋭い指摘を受けるため、時間的制約が厳しく大変だった。
引用元:就活会議
グループワークの内容の厳しさについての感想が多く見られましたが、参加している学生のレベルの高さや、味の素の社員の方に対する感想も多く見られました。
自分よりもレベルの高い学生が多く刺激になった、鋭いフィードバックをもらうことができ、気付かされることが多く、モチベーションの向上にもつながったなど、肯定的な感想がほとんどを占めていました。
参加者の感想をまとめると、グループワークの内容は難題が多く、取り組み、答えを出すのがとても大変だけど、参加しているメンバーや味の素の社員の方が優秀でとても刺激になったという内容が多くを占めています。
インターンシップは本選考としての位置づけはありませんが、選考を担当する人事社員の方が3日間帯同してくれるので、本選考への影響は全くないとは言い切れないと思われます。
グループワークで高い評価を得た場合は、本選考での優遇があると考えてもよさそうです。
味の素への志望度が高い学生は、インターンシップのグループワークで高評価を狙っていくのが望ましいです。
味の素のインターンの内容は、実際にあった課題を元にグループワークを行います。
そのため、取り組む内容はかなりの難題となっており、一つの答えを出すのにかなりの労力を使います。
参加している学生や、味の素の先輩社員は優秀な人が多く、とても刺激になったとの声も多く聞かれました。
選考はESの通過率はとても低く、応募者が多いのでしっかり内容を見てもらえないようです。
ESはひと目で分かるような内容を心がけておきましょう。
また、動画選考でもさらに候補者が絞られます。
伝えたいことをしっかりと考えて、わかりやすい内容を心がけて動画撮影に臨みましょう。
味の素のインターンは選考の敷居が高く、グループワークの課題も難題となっており全体的にみてレベルが高いものとなっています。
志望される方は、この点を十分考慮して検討されることをオススメします。