三井住友銀行のインターンは1日で行われるものと複数日で行われるものがあります。
希望するインターンの情報はしっかり確認しておきましょう。
しかし、インターンへ参加するためには、情報収集やエントリーシートの記載など、しっかりした採用活動を行う必要があります。
この記事では、三井住友銀行のインターンについて説明します。
また、インターンへ参加する際に必要なことなど、様々な情報を解説します。
これからインターンへ参加したいと考えている人は、この記事を読んで参考にしてみましょう。
■まとめ
三井住友銀行は日本を代表するメガバンクです。
全国に支店が設けられている他、近年はインターネットでの活動も積極的に行っています。
様々な場で活躍できる背景には、それだけ多くの社員を採用しているという要素があります。
ここからは、三井住友銀行の基本的な情報や求める人材について説明します。
三井住友銀行は名前の通り銀行系の業種です。
ただ、銀行の業種と言っても仕事は様々で、場合によっては営業以外の仕事を担当する場合もあります。
社員数は約28,000人と銀行としてはかなり多くなっています。
これは支店で仕事をしている人なども含めての数字であり、様々な場で三井住友銀行の社員として仕事を行っています。
国内には本店と支店を含めて447店舗が存在します。
また、海外でも19店舗を展開しており、近年は世界でも利用できる銀行となりつつあります。
日本国内では都市部を中心に支店が設けられており、その中で銀行の業務を担当する形となります。
また、ローン関連の営業等を行う社員もいます。
三井住友銀行は豊富な資金力などを生かして、数多くのローンを展開する銀行でもあります。
三井住友銀行が求めている人材は以下の通りです。
銀行ということもあり、コミュニケーション能力はとても重要視されます。
また、個性的な考えを持っている社員を多く採用する傾向があります。
個を生かした会社を作り上げているのが、三井住友銀行と言えるでしょう。
三井住友銀行では、インターンシップを毎年開催しています。
このインターンシップは、年ごとに開催される内容が一部変更されますが、似たような方法での開催が多くなります。
どのような形でインターンが開催されているのか、そしてインターンで得られることは何かを詳しく説明します。
大企業の営業として活動し、与えられた課題をクリアするというものです。
唯一2日以上にまたがって開催されることになっており、2020年は4日間で行われます。
銀行ビジネスを実際に体験していく体感ワーク、経営課題を提案するグループワークが用意されています。
最終日には実際に三井住友銀行に対してプレゼンテーションを行うこととなり、その内容によって最終的な評価が下されます。
参加するためには、エントリーシートとWEBテストを受けなければなりません。
また、これらを完了させてもインターンシップへの登録が完了したに過ぎず、その後書類選考とグループディスカッションを含めた面接へ参加することとなります。
これらの結果を踏まえて、最終的にインターンへの参加が決まります。
参加するまでの難易度は非常に高いと言えますが、参加する価値は十分にあるインターンです。
社会の課題の中から、三井住友銀行でも課題として挙げられているものがインターンで課題として出されます。
こうした課題に取り組み、銀行業務の基本と人の繋がりを理解していくインターンシップとなります。
こちらは大企業営業編と違い、1日のインターンとして開催されます。
複数の日程にまたがらないため、参加しづらいと考えている人にも比較的行きやすいインターンとなるでしょう。
また、学部なども問わず、誰でも参加できるようにしています。
選考する際のルールは大企業営業編と全く同じで、エントリーシートとWEBテストを受験し、その後面接を経て最終的に参加できるか判断されます。
エントリーシートとWEBテストで落とされる場合もあるので注意が必要です。
また、1日限定となるため、開催される日程があまり多くありません。
どの日程で開催されるか、事前にインターンのページを見るなどの確認が必要です。
大企業営業編と違い、個人的な営業を舞台にしてインターンを行う方法となります。
主な内容としては、リテールビジネス体感型のグループワークや企業についての説明、社員との会話やフィードバックを得られるような形となります。
こちらも応募などのルールはすべて同じです。
参加するまでに様々な難関をクリアすることとなりますが、難関をクリアした先にこれまでにないインターンシップができるというのは大きなメリットとなるでしょう。
個人営業編と社会課題解決編は、大阪でも開催されています。
大阪周辺で生活している人、西日本で生活している人で三井住友銀行のインターンシップへ参加したい場合は、大阪の日程を確認しておきましょう。
三井住友銀行のインターンへ参加するためには、様々な選考をクリアすることとなります。
特に他の会社では採用されていない選考がありますので、しっかりと選考対策を取っておきましょう。
三井住友銀行では、エントリー用の動画を提出するように求められています。
このエントリー用の動画ですが、基本的に顔がわかりやすいように撮影しなければなりません。
顔がわからないように撮影していると、そもそもエントリー用の動画なのかと思われてしまいます。
後は、音声が聞きやすいようにするなどの対応を取りましょう。
音声が聞き取りづらいものは対応する社員に思いが伝わらなくなります。
大きな声で話すなどの対応を取りましょう。
エントリーシートでは、学生時代に頑張ったことというタイトルで記述式の課題があります。
この文字数は年によって異なりますが、最近は200文字程度で記述するように求められています。
200文字という少ない文字数の中で、どのような内容で頑張ったのか、そして頑張ったことによって得られたことは何かをしっかり記載することが大事となります。
WEBテストは、玉手箱と呼ばれるものと大体同じ方法が採用されています。
一般的な玉手箱用の対策テキストなどを利用して、大体の問題を理解しておくといいでしょう。
難易度自体は高くないため、普通の対策をしておけば特に問題はありません。
次に面接です。
WEBテストまでの結果を踏まえたうえで、実際に面接をする場合は面接会場などを事前に情報として伝えられます。
面接ですが、エントリーシートの内容を中心に聞かれます。
学生時代に頑張ったことで記載した内容を踏まえて、自分がどのように応えればいいかしっかり考えておきましょう。
また、三井住友銀行のインターンへ何故参加したいのかも聞かれます。
何となくという意見よりも、どのような目的で応募したのかも含めて、しっかり思いが伝わる回答が望ましいでしょう。
過去に出題されたグループディスカッションでは、6人ほどがグループになり、それぞれに役割が与えられます。
その役割ごとに設定されたノルマをクリアすると同時に、自分の利益を最大にするための方法を模索するように求められます。
グループディスカッションは、集団での活動となりますが、最終的には自分がノルマを達成できるかどうか、そして周囲よりも優れた結果を出せるかが重要です。
最大限の利益を確保するために、あらゆる行動を検討するといいでしょう。
三井住友銀行のインターンを体験している人は、どのような感想を持ったのでしょうか。
また、インターンの評判はどのようになっているのでしょうか。
ここからは、三井住友銀行のインターンの口コミや評判を見ていきましょう。
深く関わったのは2名の方だけでしたが、明るい方が多かったように感じる。
人事の方の説明は分かりやすく、はインターン後も学生の個人的な質疑応答に答えており、それぞれに丁寧な対応を行っていたのがとても好印象だった。
銀行業務とは、単なるお金のやり取りではなく、お客様との信頼関係を築くことで真のニーズを引き出し、お客様の夢をかなえたり、お客様の人生に影響を与えることのできる、やりがいと責任が非常に大きい仕事だと学んだ。
引用元:みん就
社員が明るく接してくれるという良さを実感しています。
また、インターン後の質疑応答での丁寧な対応も、社員への印象がとてもいいと判断される要因となっています。
銀行関連の業務についても、これまでの認識を改めることができるいいきっかけになります。
とてもクールなイメージを受けた。
そもそも、私服参加で、社員の方達も私服だったので会場の雰囲気は良かったが、やはり、私服を来ていても銀行員だということを感じ取ることができた。
ワーク中に何回か、進捗状況を報告しに行く時間があったが、そこでの社員の方のアドバイスはとても的確で賢いと思った。
全く新しいことを作り出すことの難しさ。
何もないところから何かを生み出すことはとても難しいと思った。
しかし、同時に、仲間がいればいろいろな意見を出し合い、スムーズとまではいかなくとも、上手くまとめることができたので、仲間との協働はとても大事だと実感した。
インターンは私服で参加できる場合もあります。
また、社員の方も私服で参加しているケースがあるため、どのような服で参加していいのか確認したほうがいいでしょう。
仲間との協調や協力はとても重要な要素で、インターンでも多く学べる要素となっています。
窓口で対応しているだけのイメージだったが、お客様窓口が閉鎖されたあともエゲツないほど業務をこなしていたので、びっくりした。
社員の対応は、右も左もわからない私に優しく丁寧に教えてくれた。
とても良い印象。
金融の業界はたった一つの業務では成り立たないということ。
ひとりひとり違った業務をこなしていたが、やりがいをそれぞれ感じていたようだった。
たてよこななめの関係性も良好そうにみえて、人間関係が良いと仕事も楽しそうだと思えた。
人間関係がとても重要な業種であるのは間違いないでしょう。
また、銀行の業務が予想以上に難しいことも確認できたと評価しています。
インターンではなかなか知ることのできない裏側も確認できるため、銀行の業務に興味があるなら見ておくといいでしょう。
三井住友銀行のインターンですが、内定に直結するかどうかは微妙なところです。
1日限定のインターンへ参加したとしても、最終的に採用に繋がらないケースも多々あります。
一方で、4日間で開催されているインターンへ参加すると、社員に顔を覚えてもらえるなどのメリットが得られるため、採用に近づける可能性もあります。
インターンが内定に直結するかどうかは、内容や結果も大きく影響してきます。
1日限定のインターンというのは、基本的に三井住友銀行を知ってもらうために開催しているだけで、三井住友銀行側が採用する社員を求めていくという形ではありません。
ただ、三井住友銀行のインターンへ参加するメリットは色々とあります。
このようなメリットがあるため、参加することでより三井住友銀行を知ることができるでしょう。
内定に繋がるのは結果を出している人であり、結果をあまり残せていない、参加している社員の評価があまり良くないと判断されれば、インターンによって内定を得られる可能性はあまり高くないと言えます。
内定を得るためにはインターンの内容を重視していきましょう。
ここまで三井住友銀行のインターンシップについて解説しました。
インターンシップの内容は三井住友銀行を知ってもらう、そして金融関連の業務を理解してもらうための活動が中心となります。
応募する人が多くなる企業でもありますので、実際に参加するまでの手順などは非常に難しい点に気を付けておきましょう。
実際に参加する際は、エントリーシートからグループディスカッションまで、幅広い対策を取って参加を勝ち取れるように努力しましょう。