今回は三井住友海上のインターンシップについて紹介します。
インターンシップ参加者のES内容やグループディスカッションの内容など、三井住友海上のインターンシップについて役立つ情報が満載です。
他にもインターンシップ選考の流れや実際のインターン参加者の口コミや企業情報もまとめていますので最後までチェックしてみてください。
三井住友海上は保険・金融サービス事業を行っている損害保険会社です。
MS &ADホールディングスの子会社で、世界42の国と地域に展開し高いレベルのプレゼンスを誇っています。
社会的な課題解決にも取り組んでおり、気候変動問題の解決を目指す「パリ協定」を支持する「パリ行動誓約」に署名しています。
他にも国際グローバルコンタクトに署名し、世界人権宣言を支持した人権を尊重する取り組みを進め、「自然資本宣言」にも署名を行うなど幅広く活動を行っています。
「個性」と「結束感」を併せ持つバランスを取れた社風が特徴です。
「三井」と「住友」の2財閥の系譜を持っている反面三井住友海上の一員として芯を持っている社員が多く、大企業の大型法人契約に強いと言われています。
人材を「人財」と表現しており、充実した人材育成の環境が整っているのも特徴です。
ブラザーシスター制度と言って新入社員の育成担当者(ブラザーシスター)が中心となり、早期に必要な能力を取得できるよう支援する制度が用意されています。
三井住友海上のホームページには目指す社員像として以下の点を挙げています。
先ほども述べましたが、三井住友海上は人材育成に非常に力を入れています。
そのため、学ぶ意欲があり成長し続けることを社員に求めていると言えます。
また保険会社ゆえに、若手の仕事は現場の営業や保険金の支払い対応など精神的なタフさを要求されるものが多いようです。
そのため困難を乗り越え、解決する力が求められます。
本選考の面接やESでも「現状をより良くするためのに行った経験」や「困難を乗り越えた経験」が多く問われます。
三井住友海上のインターンシップは最大15日間のインターンシップを実施しています。
最短1日から参加が可能です。
1日間のMSワークショップ(任意)があったのち、MSインターンシップとアクチュアリーインターンシップのどちらかに参加すると、3つの任意のインターンシップに参加できる仕組みです。
これとは別に部支店開催のインターンと、スカウト型インターンであるスペシャリストインターンが存在します。
今回はこれら全てについて紹介していきます。
MSワークショップは1日間のインターンです。
主に4日間のインターンシップに参加できない学生のためのコースであり、1日間でありながら三井住友海上の業務内容や社風について詳しく知ることができます。
対象:勉強や部活動で4日間の参加が難しい学生
東京 | |
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日程 | 10/14、15、16 |
ES締め切り | 9/4 |
名古屋 | |
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日程 | 10/21 |
ES締め切り | 9/28 |
札幌 | |
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日程 | 10/23 |
ES締め切り | 10/15 |
仙台 | |
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日程 | 10/12 |
ES締め切り | 9/4 |
広島 | |
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日程 | 10/15、16 |
ES締め切り | 10/8 |
福岡 | |
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日程 | 10/9 |
ES締め切り | 9/16 |
インターン参加者決定後、WEB適性検査を行いインターンシップへ参加となります。
4日間のインターンシップで、全学部の学生を対象にしています。
2020年はwebでの開催の予定です。
1日目は損害保険会社の業務やビジネスモデルについての講義と三井住友海上の説明、リスク洗いだしのワークなどが行われる。
2日目には損害サポートワーク、3日目に営業体験のロープレ、最終日にグループごとのプレゼンが行われます。
東京 | |
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日程 | 10/5~8 10/10~13 |
ES締め切り | 9/4 |
大阪 | |
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日程 | 10/12~15 |
ES締め切り | 10/19 |
大阪 | |
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日程 | 11/28~12/2 |
ES締め切り | 10/22 |
①ES提出
②一次選考(書類選考)
③2次選考(グループディスカッションもしくは面接)
アクチュアリーインターンシップは損保アクチュアリーの仕事を体感するインターンシップです。
1日目は損保保険ビジネスについての講義を行い、
2日目は商品開発、3日目は経理、財産、資産運用、リスク管理の各部署について紹介があります。
再保険部門、4、5日目は新しい保険商品を提案しプレゼンテーションを行います。
対象 | 大学生、大学院生 (確率統計、金融工学、数理科学、数値解析、その他理工学系分野) |
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日程 | 8/11~8/14 |
ES締め切り | 6/29 |
感動品質体験ワークと自己成長分析ワークコースがあります。
1日でより深く業務について掘り下げて理解できます。
総合コースとグローバルコースがあり、職場受入型のインターンシップです。
4日間で社員と一緒に仕事をすることができます。
システム部門、運用部門のそれぞれで働く社員との懇親会や職場体験を通して理解を深めることができるスカウト形式のインターンです。
日程 | 2/18、19 |
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ES締め切り | 1/30 |
全国の部支部各自のインターンシップです。
営業と損害サポート部門の2つの職場を経験することができます。
少人数で行のが特徴でより密着してインターンシップが行えます。
日程;11月上旬中旬、支部によって異なる
応募締め切り;10月下旬(ES、webテストあり締め切りは各部署異なる)
三井住友海上のインターンに受かるためにはESの提出とグループディスカッションを含んだ面接を突破する必要があります。
ESの過去の設問とともに傾向と対策をお伝えします。
過去にESでされた設問は
というものでした。
この設問で企業が見たいのは「目的意識を持ってインターンに望もうとしているか」「困難を乗り越えた経験とその力があるかどうか」です。
1つ目の設問に関しては目標と目的という2つの指定が入っていますので、そこを指定するところから始めましょう。
目的についてはインターンシップの魅力的だと思った箇所を述べましょう。
目標については志望理由とからめて、「このような目標があったのだが、三井住友海上インターンで達成できると考えたのでインターンに参加したい」といった形でまとめると読みやすい文章になると思います。
2つ目の設問では①誰が見ても大きな困難であることの説明②困難をどう乗り越えたか③結果と結果から得たもの、の3点について書くことが重要です。
特に最後の結果から何を得たかは企業が一番見たい部分なので、うまく着地できるよう話を膨らませましょう。
インターン選考ではグループディスカッションと面接あります。
グループディスカッションのお題は「都内で駅をつくるならどこが良いか」「学生に損害保険を浸透させるには」「一戸建てとマンションを買うにはどちらがいいか」など非常に多様です。
1グループの人数は7、8人とかなり多目なので自分の意見を発信することがポイントです。
とはいえ、グループディスカッションでは集団での立ち振る舞いや他人との関わり方について見られていますので、<em>自分の意見とグループのまとまりの両方を意識する必要があります。
集団面接では学生時代にがんばったことや、インターンシップでの志望理由が問われるようです。
定番の質問が多いようなので落ち着いてインターンシップへの目的意識をアピールできると良いでしょう。
実際の口コミとともに三井住友海上のインターンシップで得られる経験や内定への関連度を探っていきたいと思います。
グループワークの中での動き方がとても身についたと思った。
周りの人が発言しているときは相槌を打ち、疑問に思ったことは素直に聞くこと、そして自分が話すときはメモを見せながら、視覚的にも相手に伝わりやすいように説明することなど、今思えばどれも基本的なことだが、このインターンシップで内定者の方、そして社員の方からアドバイスをいただいてから身についたものだった。
インターンの参加が本選考に優位になると思うか
はい
インターンシップに参加すると、後のプログラムに応募する権利が手に入るため。
そのプログラムに参加するのにも選考が必要にはなるが、仮にそのプログラムに参加できた場合、本選考とは別の選考フローで選考が進むと聞いたため。
インターンシッププレミアムという、いわゆる職場体験への参加の誘いがあった。
このプログラムの参加にも、面接とWEBテストがあった。
このプログラムの選考には参加しなかった。
また、社員懇談会にも誘われた。
実際に現場で働く社員の方に就活の不安や疑問、三井住友海上での働き方など、質問できる会だった。
引用元:就活会議
三井住友海上のインターンでは多くのグループワークを行います。
実践を積む上で、自分の課題が分かりグループワークに慣れていけます。
グループワークは多くのインターンシップや面接で不可欠なものですので、経験が積めるのはその後の就職活動において非常にプラスになりそうです。
4dayのインターンを終えると、インターンシップPremiumに進むことができると同時に、懇親会にも誘われることがあるようです。
こちらと内定の関係性は不明ですが、より実践に近い形のインターンシップに参加したり社員とより深く交流をもつことができれば、企業や業界に対する知識が深まり内定に近づけるのではないでしょうか。
ロールプレイングが難しく、それも面白さではあったが、内定者や社員相手に毎回ドキドキしながら営業などををするのが少しだけしんどかった。
あとは最終日のプレゼンに向けての準備時間が全然足りず、グループで近くのファミレスに遅くまで残って作業したのも大変だったとは思う。
普段のアルバイトなどでは間接営業の感覚や、過失割合の出し方など知ることもないので、座学だけでなく、実際にロープレとしてやれたのが、しんどくもあったが楽しかった。
こういった仕事の雰囲気も知れたことで、自分が働いたときのイメージやしんどさを先に感じられて就活に生かせると思った。
参加前に準備しておくべきだったこと
学ぶ姿勢でいくことと、自分を発信する覚悟をもっていくこと。
自分を出せないとあっという間に終わってしまうと感じたので、後悔がないよう挑む方がいいと思った。
引用元:就活会議
三井住友海上のインターンでは内容が濃い分、スケジュールはタイトに設定されているようです。
ですが、学生には分かりにくい保険会社の業務内容が身を持って体験できると思います。
しんどさや課題も含めて、実際に働いた際のイメージがつかみやすく自分のキャリアプランを練る上で非常にプラスになるのではないでしょうか。
先ほども述べたようにタイトなスケジュールで多くの内容が行われるため、自分で学びとる気持ちが薄いとあっという間に終わってしまうようです。
積極的に自分を発信し、より多くの経験を掴む心構えが重要です。
1dayのインターンシップではありましたが、内容が非常に濃くとても考えさせられるような事例を扱いました。
しかし、グループのメンバーと上手くコミュニケーションを図り、役割分担をすることで、最後のプレゼンテーションはスムーズにできたと考えます。
インターンシップに参加したことによって、損害保険の仕組みや社会的意義を理解することができたため、損害保険業界に魅力を感じるきっかけになりました。
また、グループワークでリスクマネジメントについて考える時間が設けられていたのも良かったです。
そして何よりも、会社の雰囲気や社員の方の人柄を知ることができたのが最も参加して良かったと思う点です。
引用元:就活会議
1日のインターンシップですが、4日間のインターンと同じように濃い中身になっています。
グループワークの時間もあり損保保険の仕組みや社会的な意味を学びながら行うことができます。
社員との交流ができる機会もなかなかないのでこの機会を活用してみると良いでしょう。
1日なので参加もしやすく、応募要項に学年の指定もありませんでしたので少しでも保険会社や三井住友海上に興味があるという人は参加を検討してみてください。
三井住友海上のインターンは内定に直結するとは限りません。
しかし、損保の仕組みや社会的意味を理解できるグループワークや社員と直接交流する機会が持てるなど、内定につなげることのできる体験は大いにあります。
口コミでも多くの人が内定との関係性を実感しているようです。
1日のインターンでもかなり満足度が高いようなので参加するメリットは大いにあると言えるでしょう。
いかがだったでしょうか。
三井住友海上のインターンは社風や雰囲気を知るだけでなく、保険会社の業務や社会的価値についても理解を深めることができます。
1日からの参加もできるので、多くの人におすすめです。
この記事を参考に三井住友海上の選考を突破してください。
三井住友海上のインターンに参加してあなたの就職活動をぜひ成功させましょう。